ホタルブクロ
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名称
特徴
北海道から九州までの日本各地に分布する[2][7]。開けたやや乾燥した草原や道ばた、山野の林縁などによく見られる[2]。山間部では人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として栽培されることも多い。
多年生の草本で、茎は直立して高さは50 - 70センチメートル (cm) になり、全体に密に毛が生えている[4]。匍匐枝を横に出して増殖する。暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。
春の出る根出葉と、生育してから茎につく葉では形が異なる[2]。越年する根生葉は長い柄があり[4]、葉身は披針形から卵形で、根元から群がって出るが花期には枯れる[8]。茎につく葉は互生し、葉身は長卵形から広披針形をしている[4][2]。葉身は葉柄に沿って翼状になり、基部はしばしば茎を抱く[4]。どちらの葉も葉縁に鋸歯があり、全体に粗い毛が生えている[2]。
花期は初夏から夏[4][2]。花茎を延ばして、上部に数個の釣り鐘型の花を下向きにつける[2]。釣鐘形の花は、直径2 - 2.5 cm、長さは5 cmほどあり、淡紫色から濃赤紫色、花冠に粗い長毛がある[4]。花には柄があって、花冠が浅く5裂し、内側に濃紫色の斑点がある[2]。花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い。
- 赤紫色の花
- 白色の花
利用
分類
変種
ヤマホタルブクロ 学名、Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi
- ホタルブクロの変種で、山地に多く生育する。ほとんど外見は変わらないが、萼片の間が盛り上がっている。一方、ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある。
イシダテホタルブクロ 学名、Campanula punctata var. kurokawae
- 四国石立山原産の矮性種
- ヤマホタルブクロ
- 紫色の花は園芸品種、ムラサキホタルブクロ。
近縁種
園芸植物として親しまれているカンパニュラ(つりがねそう)は、同属植物で、主に地中海沿岸地方原産の植物を改良したものである。