ホモソーシャル
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概要
ホモソーシャルは体育会系などで顕著に見られる緊密な絆で、しばしばミソジニーあるいはホモフォビアが伴う。ホモソーシャルな関係によって、強制的に異性を愛すること、そして女性の家事労働に頼ることが前提として成り立っている家父長制が構成される。ホモソーシャルの概念を提唱した、アメリカのジェンダー研究者のイヴ・セジウィックは、「二人の男が同じ一人の女を愛している時、いつもその二人の男は、自分たちの欲望の対象だと思っている当の女のことを気にかける以上に、はるかに互いが互いを気にかけている」ことを指摘した。
宗教社会学者の金子珠理は、ホモソーシャルは、アメリカの名門私立大学のアイビーリーグや、日本の政界や経済界、労働組合、哲学・思想系の学界など、表向き男女平等を掲げているところにも見られると指摘している[3]。仏教研究者の源淳子は、霊峰など特定の場所への女性の立ち入りや祭りなどへの参加を禁じる日本の「女人禁制」に、ホモソーシャル・ホモフォビア(同性愛嫌悪)・ミソジニー(女性嫌悪)の三点があてはまると述べており、女人禁制には現在も大峰山における女人禁制等の例がある[3]。ホモソーシャルな絆で結ばれた男性集団の同質性を保つために、ミソジニー、ホモフォビアが欠かせないのだという[3]。