ポールスター・4
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発表から量産まで
2023年11月に吉利汽車の杭州湾工場で量産を開始した。この工場はI-REC認証された水力発電と太陽光発電で電力供給される。これにより車両完成までのCO2排出量は19.4 - 21.4トン (t) と、ポールスター全ラインナップ中最小となる[2]。
中国向けに2023年第4四半期から納車を開始し、ヨーロッパとオーストラリアで2024年1月に受注を開始した[3][4]。
2025年後半から、ルノーコリアの釜山工場で受託生産を開始する予定である[5]。
設計
Dセグメント相当のCUVクーペで、吉利汽車が開発したSEAプラットフォームを採用する[1]。
最大の特徴はリアウインドウを廃したデザインで、2020年にポールスターが発表したコンセプトカー「プリセプト」のデザインを取り入れた。リアウインドウを廃止した全体的に後部寄りのデザインで、乗員を包み込む後部空間を生み出して新しい乗車体験をもたらす。エクステリアは空力的に最適化してCd値を0.26に低減した[6][7]。
リアウインドウの代替として屋根にバックカメラを設置し、バックミラーを置換した高解像度スクリーンにカメラの映像を表示する[7]。
ヘッドライトのデザインは、ポールスター・2までのトールハンマータイプから、プリセプトのデザインを取り入れた上下2分割の新デザイン「デュアルブレードヘッドライト」へ変更した[6]。
上級グレードは、ZF製のセミアクティブダンパーを備えたサスペンションと、ブレンボ製4ピストンキャリパーディスクブレーキを装備する。タイヤは標準仕様でピレリP Zero、オプションでミシュランパイロットスポーツ、それぞれを装着する[8][9]。
インテリアデザインはスポーツウェアからインスピレーションを受けた。内装材はスウェーデン繊維学校と共同開発した再生PET製のテキスタイルや、松根油から製造したバイオプラスチックなどを用いる。車内システムは15.4インチのセンターディスプレイから操作する。インフォテイメントシステムはクアルコムのSnapdragon Cockpit Platformで制御する。OSはGoogleのAndroid Automotive OSで、走行中にGoogle マップやGoogle アシスタントなどが利用可能である。車載5G通信機器を搭載してOTAアップデートに対応する[6][10]。
ADAS用センサーを12基搭載する。ADAS機能として、ACCと連携して車両を走行車線中央に自動で維持する「パイロットアシスト」や、速度標識認識システム、アダプティブハイビームなどを備える[11]。