マコンベ川

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水源 バナ山地
河口・合流先 ウーリ川
マコンベ川
Makombé River
水系 ウーリ川
水源 バナ山地
河口・合流先 ウーリ川
流域 カメルーンの旗 カメルーン リトラル州西部州

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マコンベ川[1](マコンベがわ、Makombé River)は、カメルーンの南西部を流れるで、ウーリ川支流の一つである[1][2]ヤバシ英語版の北東およそ32キロメートル付近でヌカム川英語版と合流して、ウーリ川となる[3][1]

マコンベ川流域の最高峰バチャ山フランス語版

マコンベ川の源流は、カメルーン西部州のバナ山地(Massif de Bana)にあり、バンガンテ英語版ンディキニメキ英語版ンガンベ英語版といった区域からの水を集めて流れ下る[4][5]。水源域は山地や、バミレケ高原といった標高の高い場所にあり、その標高は概ね800から2000メートルの範囲である[4][5]。ウーリ川へ合流する辺りでは、標高が200メートルを下回ってくるので、水源との高低差は大きく、特に源流域は急流である[6][5]

マコンベ川流域の起伏図。

マコンベ川流域の河川網は複雑で、流路も鋭く向きを変えて流れる[5]。流路の向きは概ね、カメルーン火山列ベヌエ溝英語版と呼ばれる裂線に対応する方向に揃う傾向がある[5]

自然

カメルーン西部州は、降水量の多い地域で、年降水量は概ね2000ミリメートル以上、3000ミリメートルを超えるところも珍しくない中で、マコンベ川上流域は、比較的降水量が少ない地域である[7]

東南北の三方をマコンベ川に囲まれ、ヌカム川、ヤバシとバファン英語版を結ぶ道路より東の、およそ600平方キロメートルの区域は、マコンベの森と呼ばれ、隣接する2箇所の森と共に、ヤバシの重要野鳥生息地に選定されている[8]。森は、急斜面で表土の浅い場所を除いて概ね樹高が高く、主な樹種は Antrocaryonセイバボンゴシダベマ英語版Pycnanthus、Scyphocephalium、ウアパカなどである[8]。生息する野鳥の中で特徴的なものは、ニシルリガシラタイヨウチョウ英語版キンコブサイチョウ英語版などが挙げられる[8]。マコンベの森の周囲にはいくつか狩猟を行う村があり、アフリカゾウチンパンジードリルなどの地上動物は数を減らしている[8]

社会

マコンベ川流域には、19世紀にバミレケ民族英語版が定住するようになった[9]。元々暮らしていたバミレケ高原から、低地の森へと下り、パーム油などを採集して交易品としていた[9]。バミレケの人々は、マコンベ川の東部から進出して、川の対岸にも村を築いた[9]

出典

参考文献

関連項目

外部リンク

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