ミドリコツバメ
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イングランド オックスフォードシャー州アストン・アップソープ付近
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Callophrys rubi (Linnaeus, 1758) |
ミドリコツバメ (学名 : Callophrys rubi)は、シジミチョウ科の小型の蝶である。イギリスから極東に至るユーラシアと北アフリカに分布域をもつが、日本には生息しない。

属名のCallophrysは、「美しい眉毛」を意味するギリシャ語である。一方、種を表すラテン語rubiは、Rubus(キイチゴ属)から派生している[1]。
亜種
解説
生活環と習性


ミドリコツバメは、3月の終わり頃から見ることができ、たいてい6月の終わり頃まで飛んでいる。しかし、時々7月と8月の初め頃にも見ることができる[3]。 ミドリコツバメは、緑色の保護色を維持するために翼を広げて休むことは絶対にない[1] [5]。 オスは縄張り行動を見せる[1]。
卵は単体で産み付けられる[1]。 ミドリコツバメの幼虫が蟻によって育てられることは知られていない。 しかし、地表に作られる蛹は、蟻を引きつける音を出す。このことは蟻が見つけたものを地面に埋めてくれるからであろうと考えられている。 ミドリコツバメは蛹として冬を越す。一化性であり、一年に一世代を過ごす。
幼虫はセイヨウスノキ、クロマメノキ、カバノキ属、ヨーロッパキイチゴ、クサフジ、オオバノアカツメクサ、ギョリュウモドキ属、セイヨウイソノキ、クロウメモドキ属、スグリ属、シモツケ属、ムレスズメ属、en:Chamaecytisus、イワオウギ属、ヒトツバエニシダ属、シャジクソウ属、そしてシーバックソーンに生息しているとして記録されている[2]。
この多食性種は、おそらく、あらゆるイギリスの蝶類の中で食べる植物の種類が最も多いものの一つであろう。 初期の蝶類収集家は、キイチゴ属(ブラックベリー Rubus fruticosus)だけがこの種が食べる植物であると考えていた。しかし、その生態がより理解されるにつれて、本種が食べるとされる植物の種類は増えた。そして、これからもその種類は増え続けるだろう。 その生息地に従うと、Helianthemum nummularium、セイヨウミヤコグサ(en:Lotus corniculatus)、ハリエニシダ(en:Ulex europaeus)、エニシダ(en:Cytisus scoparius)、ヒトツバエニシダ(en:Genista tinctoria)、ビルベリー(en:Vaccinium myrtillus)、ミズキ属(Cornus sanguinea)、セイヨウクロウメモドキ(Rhamnus cathartica)、Erica tetralix、そしてキイチゴ属を利用している[1]。