ラウジャア
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ラウジャア | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||
| 後期白亜紀セノマニアン期 - サントニアン期 | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Ravjaa Okoshi et al., 2025 | |||||||||||||||||||||
| タイプ種 | |||||||||||||||||||||
| Ravjaa ishiii Okoshi et al., 2025 |
ラウジャア(学名:Ravjaa)[1]は、モンゴル国南東部に分布するバインシレ層から化石が産出した、後期白亜紀に生息したゼレステス科の哺乳類の属[2]。2025年に新属新種として記載・命名されたタイプ種であるラウジャア・イシイイ(Ravjaa ishiii)が知られる[1]。歯の形状に基づき、当時の被子植物を摂食していたと見られる[2]。
ラウジャア・イシイイのタイプ標本MPC-M 100s/001は岡山理科大学とモンゴル科学アカデミー古生物学研究所との共同化石発掘調査中に発見された[3]。当時調査チームはモンゴル国ドルノゴビ県に所在するバインシレ産地の露頭で発掘を行っており、漣痕やカリーチのノジュールまたは砕屑物を伴う淘汰の良い砂岩層から本標本を発見した[3]。当該の層準はバインシレ層に属し、Okoshi et al. (2025)はその地質年代を上部白亜系のセノマニアン階からサントニアン階としている[3]。
Okoshi et al. (2025)により新属新種として命名された[3]。属名Ravjaaはドルノゴビ地域における19世紀の高僧Dulduityn Danzanravjaa (en) に由来し[2]、男性の氏名であることから男性形と見なされる[3]。タイプ種ラウジャア・イシイイの種小名ishiiiは林原自然科学博物館の元館長であった石井健一への献名である[2][3]。