ラグビーワールドカップ2007
ラグビーユニオンの国際大会
From Wikipedia, the free encyclopedia
予選
開催国フランス及び前回ベスト8は予選免除。残り12チームのうち10チームを地区予選で、残り2チームを敗者復活プレーオフで決定した。
地区予選枠
ヨーロッパ地区
6ラウンドに分かれて行われた。第5ラウンドでは第4ラウンドを勝ち上がった2ヶ国に欧州ネイションズカップ1部2004-06上位3ヶ国、そしてイタリアが加わった6ヶ国が2プールに分かれ1回戦総当りにより各プール1位が本大会出場権を獲得。2位はホーム・アンド・アウェーの第6ラウンド(プレーオフ)を戦い勝者が本大会進出。敗者は敗者復活プレーオフに回る。[1]
アメリカ地区
4ラウンドに分かれて行われた。第3ラウンドまでは北中米カリブ海と南米でそれぞれ実施され、第3ラウンドの各地区1位、計2チームが本大会出場権を獲得。第4ラウンドは北中米カリブ2位と南米2位が対戦して勝者がアメリカ大陸第3代表として本大会出場権を獲得。敗者は敗者復活プレーオフに回る。[2]
オセアニア地区
4ラウンドに分かれて行われた。第3ラウンドは2005パシフィック・トライネイションズを兼ねて行われ、上位2チームが本大会に進出、最下位と第2ラウンド勝者がホーム・アンド・アウェーの第4ラウンドを戦い勝者が敗者復活プレーオフに回る。[3]
アジア地区
2006年のアジア対抗戦で、ディビジョン1の最下位以外とディビジョン2の1位が最終予選(2006-07年アジアラグビーフットボール大会)に進み、1位が本大会出場権を獲得。敗者は敗者復活プレーオフに回る。[4]
詳細は2007 ラグビーワールドカップアジア地区予選を参照。
アフリカ地区
3ラウンドに分かれて行われた。第3ラウンドは第2ラウンドを勝ち上がったナミビアとモロッコがホーム・アンド・アウェーで対戦し、勝者が本大会出場権を獲得。敗者は敗者復活プレーオフに回る。[5]
敗者復活プレーオフ
敗者復活1
ラウンド1
| 日付 | ホーム | 結果 | アウェー | 開催地 | |
| 2007年1月20日 | 5-10 | カサブランカ | |||
| 2007年1月27日 | 16-15 | リスボン |
2勝のポルトガルがラウンド2へ進出。
ラウンド2
| 日付 | ホーム | 結果 | アウェー | 開催地 | |
| 2007年3月10日 | 12-5 | リスボン | |||
| 2007年3月24日 | 18-12 | モンテビデオ |
総得点24-23でポルトガルが本大会進出。[6]
敗者復活2
| 日付 | ホーム | 結果 | アウェー | 開催地 |
| 2007年2月10日 | 85-3 | ニュージーランド・オークランド |
トンガが本大会進出。[7]
出場チーム一覧
| 予選名 | 前回大会順位 予選順位 |
出場国 | 出場回数 | 次点(敗者復活プレーオフ 参加チーム) |
|---|---|---|---|---|
| 開催国 | 4位 | 6大会連続6回目 | ||
| 前回大会 ベスト8 (予選免除) |
優勝 | 6大会連続6回目 | ||
| 2位 | 6大会連続6回目 | |||
| 3位 | 6大会連続6回目 | |||
| ベスト8 | 4大会連続4回目 | |||
| 6大会連続6回目 | ||||
| 6大会連続6回目 | ||||
| 6大会連続6回目 | ||||
| ヨーロッパ地区 | 1組1位 | 6大会連続6回目 | ||
| 2組1位 | 6大会連続6回目 | |||
| 3位決定戦勝者 | 2大会連続2回目 | |||
| オセアニア地区 | 1位 | 5大会連続5回目 | ||
| 2位 | 3大会連続5回目 | |||
| アメリカ地区 | 北米1位 | 6大会連続6回目 | ||
| 南米1位 | 6大会連続6回目 | |||
| 3位決定戦勝者 | 3大会連続5回目 | |||
| アジア地区 | 1位 | 6大会連続6回目 | ||
| アフリカ地区 | 1位 | 3大会連続3回目 | ||
| 敗者復活プレーオフ | 1組勝者 | 初出場 | ||
| 2組勝者 | 4大会連続5回目 |
プールステージ
試合会場
各会場におけるラウンドごとの開催試合数を表にまとめた。フランス国内の会場は全て1998年のサッカーワールドカップと同じ会場である。
| 都市 | スタジアム | 予選プール | 準々決勝 | 準決勝 | 3位決定戦 | 決勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フランス | ||||||
| ボルドー | スタッド・シャバン・デルマ | 4 | ||||
| ランス | スタッド・フェリックス・ボラール | 3 | ||||
| リヨン | スタッド・ジェルラン | 3 | ||||
| マルセイユ | スタッド・ヴェロドローム | 4 | 2 | |||
| モンペリエ | スタッド・ドゥ・ラ・モッソン | 4 | ||||
| ナント | スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール | 3 | ||||
| パリ | パルク・デ・プランス | 4 | 1 | |||
| サンドニ | スタッド・ドゥ・フランス | 3 | 1 | 2 | 1 | |
| サンテティエンヌ | スタッド・ジェフロワ=ギシャール | 3 | ||||
| トゥールーズ | スタディオム・ドゥ・トゥールーズ | 4 | ||||
| ウェールズ | ||||||
| カーディフ | ミレニアム・スタジアム | 3 | 1 | |||
| スコットランド | ||||||
| エディンバラ | マレーフィールド・スタジアム | 2 | ||||
試合形式
プールステージ
20ヶ国を5ヶ国ずつ4プールに分けて総当り戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントへ進む。
なお、上位3チームは次回大会のシード権(予選免除)を得られる。
順位はマッチポイント制で決定される。
- 勝利チームに4ポイント
- 引き分けは両チームに2ポイント
- 勝敗にかかわらず4トライ以上で1ボーナスポイント
- 負けても7点差以内なら1ボーナスポイント
順位は、総ポイント数の多さで決まる。総ポイント数が同じ場合は、得失点差、総得点、トライ数の順に考慮される。
これらの条件下で順位が付けられない場合は、2007年1月時点でのIRBランキングが上のチームが上位となる。
決勝トーナメント
ノックアウト方式で行われ、決勝戦で勝利した国が世界一となりエリスカップを獲得する。
- 前後半80分で決着がつかない場合は10分ハーフの延長戦(5分のインターバル)
- 延長戦でも決着がつかない場合は10分のサドンデス
- サドンデスでも決着がつかない場合はキッキング・コンペティションによって決定
日程および結果
| 決勝トーナメント進出 |
| 2011年大会予選免除 |
プールステージ
プールA
プールB
プールC
プールD

決勝トーナメント
| 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
| 10月6日 – マルセイユ | ||||||||||
| 10 | ||||||||||
| 10月13日 – サン=ドニ | ||||||||||
| 12 | ||||||||||
| 14 | ||||||||||
| 10月6日 – カーディフ | ||||||||||
| 9 | ||||||||||
| 18 | ||||||||||
| 10月20日 – サン=ドニ | ||||||||||
| 20 | ||||||||||
| 6 | ||||||||||
| 10月7日 – マルセイユ | ||||||||||
| 15 | ||||||||||
| 37 | ||||||||||
| 10月14日– サン=ドニ | ||||||||||
| 20 | ||||||||||
| 37 | ||||||||||
| 10月7日 – サン=ドニ | ||||||||||
| 13 | 3位決定戦 | |||||||||
| 19 | ||||||||||
| 10月19日 – パリ | ||||||||||
| 13 | ||||||||||
| 10 | ||||||||||
| 34 | ||||||||||
決勝
| 2007 ワールドカップ優勝国 |
|---|
南アフリカ共和国 3大会ぶり2度目 |
各賞
放送体制
フランス・イギリス
日本
地上波は日本テレビにて日本戦全試合と決勝戦を含む決勝トーナメント3試合を録画中継。
- 解説:清宮克幸(サントリーサンゴリアス監督)・薫田真広(U-23日本代表監督)
- 実況:鈴木健
- リポート:中野謙吾
- 番組では日本ラグビー応援ソングであるゆず「威風堂々」がイメージソングに使われた。
- 日本の初戦が行われる9月8日には事前番組「ラグビーワールドカップ開幕!日本代表の凄さ・強さすべて見せますSP」関東ローカルで放送した。出演者は大八木淳史と脊山麻理子(アナウンサー)。
- ワールドカップハイライトも土日に放送。
- 9月26日未明(日本時間)に放送された日本最終戦(カナダ戦)において試合終了直前日本の平浩二のトライを、日本テレビは編集でカットして放送した。放送では日本ハレ・マキリのインゴールへのキック直後の映像からいきなり大西将太郎のコンバージョンの場面に切り替えられた。放送終了直前に申し訳程度にトライシーンのみ約10秒間の映像を流したが日本テレビには約1,000件もの抗議が寄せられ、日本テレビは同日、謝罪文をホームページなどで発表した。
- 「9月25日深夜 ラグビーW杯 カナダ×日本戦での中継不体裁について」と題された謝罪文によれば、約10分遅れの録画(ニアライブ方式)で試合を中継したが、ロスタイムが長引いたため放送枠に収まり切らなかったという。しかし、今回の大会からビデオによる判定が導入されており、従来の試合よりロスタイムが増えることは容易に想定できたといえる。また、他のスポーツ中継に例えればメダル獲得の瞬間をカットするようなものであり、NHKやテレビ神奈川などこれまでラグビーを録画中継してきた他局でも、ラグビー中継に関するこうした事態は起きていない。
CSも前回に続きJ SPORTSが全試合生中継した。