スタッド・ド・フランス
フランスの国立競技場
From Wikipedia, the free encyclopedia
スタッド・ド・フランス(フランス語: Stade de France、フランス語発音: [stad də frɑ̃ːs])は、フランスのパリ北郊、イル=ド=フランス地域圏セーヌ=サン=ドニ県のサン=ドニにある国立スタジアム。
| スタッド・ド・フランス Stade de France | |
|---|---|
| 施設情報 | |
| 所在地 | Zac du Cornillon Nord 93200 Saint-Denis, France |
| 位置 | 北緯48度55分28.1秒 東経2度21分36.3秒 |
| 起工 | 1995年5月2日 |
| 開場 | 1998年1月28日 |
| 所有者 | Consortium Stade de France |
| 運用者 | Consortium Stade de France |
| グラウンド | SISGrass |
| ピッチサイズ | 119m × 75m |
| 建設費 | 2.85億ユーロ |
| 設計者 |
Michel Macary Aymeric Zubléna Michel Regembal Claude Constantini |
| 使用チーム、大会 | |
|
サッカーフランス代表 ラグビーフランス代表 スタッド・フランセ・パリ 1998 FIFAワールドカップ ラグビーワールドカップ1999 UEFAチャンピオンズリーグ 1999-2000 決勝 2003年世界陸上競技選手権大会 UEFAチャンピオンズリーグ 2005-06 決勝 ラグビーワールドカップ2007 ラグビーワールドカップ2023 UEFA EURO 2016 UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22 決勝 2024年パリオリンピック 2024年パリパラリンピック | |
| 収容人員 | |
|
81,338人(可動席込み) 75,000人(可動席無し) | |
概要
収容人員は可動座席込みで8万人で、その名が示す通りサッカーフランス代表およびラグビーフランス代表のホームスタジアムであり、現在は代表戦の大半を当スタジアムで開催している。
国が所有権を持つ。運営は、コンソーシアム企業体Consortium Stade de Franceが行う。
2024年時点でのスタジアムの利用料は、ラグビーユニオン1試合につき120万ユーロ(約1億9750万円)とされ、7万人集客しなければペイしない。2024年11月にラグビーフランス代表と日本代表の対戦が行われたが、5万人しか集客できなかったために、フランスラグビー連盟は数十万ユーロの赤字となった[1]。
歴史
1998年FIFAワールドカップ・フランス大会の主会場として建設され、ワールドカップ本大会では決勝を含む9試合が開催された。決勝ではフランスがブラジルを3-0で下し、開催国として初優勝を果たした[2][3]。
欧州サッカー連盟(UEFA)の定めるUEFAスタジアムカテゴリーで最高の「カテゴリー4」にランクされており、2000年と2006年にはUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦を開催した。
フランス国内サッカーでは、クープ・ドゥ・フランスの決勝を毎年開催している。
2007年には、ラグビーワールドカップ決勝戦の会場となった。現在のところ、サッカーとラグビー双方のワールドカップの決勝戦の会場となったのは当スタジアムと横浜国際総合競技場のみである。2023年のRWCでは準決勝・3位決定戦・決勝戦などが行われ、スプリングボクスが4度目の優勝を決めた決勝戦 (ニュージーランドvs南アフリカ共和国、NZL11-12RSA)は80,065名の観客を集めた[4]。
球技のみならず陸上競技も開催可能であり、2003年世界陸上競技選手権大会の主会場、IAAFダイヤモンドリーグの1戦ミーティングアレヴァの会場となっている。
2015年11月13日、パリ同時多発テロ事件が発生。スタジアムでは男子サッカーの国際親善試合・フランス対ドイツの試合が行われており、フランスのフランソワ・オランド大統領も観戦していた。スタジアムの入り口付近や近隣のファストフード店で、爆発音が3回響き、容疑者とみられる人物が自爆テロにより4人が死亡し、1人が巻き込まれて死亡した。容疑者とみられる人物はチケットを持っていたが入場を断られ、スタジアム内での直接被害は免れたが、パリ市内各地では爆発や銃乱射事件が起きた[5][6]。試合は最後まで続けられ、2-0でフランスが勝利。試合後は安全が確認されるまで30分以上サポーターをフィールドに入れるなどして、スタジアム内に留まり続けた[7]。ドイツチームは安全面を考慮して宿舎へ戻ることを取り止め、試合会場のスタッド・ド・フランスに宿泊することを余儀なくされた[8]。「パリ同時多発テロ事件」も参照。
2022年に、UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22の決勝戦開催地が当初のサンクトペテルブルクのサンクトペテルブルク・スタジアムから当地に変更となった[9]。
2024年パリオリンピックにてオリンピック・スタジアム(メインスタジアム)として陸上や7人制ラグビー、閉会式の会場として使用された[10]。夏季五輪のメイン会場、FIFAワールドカップ決勝戦地、ラグビーワールドカップ決勝戦地の3つすべてとなるのは世界初。なお夏季五輪のメイン会場とFIFAワールドカップ決勝戦地の両方となったのは他にも旧ウェンブリー・スタジアム、スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ、ミュンヘン・オリンピアシュタディオン、エスタジオ・ド・マラカナンがある。
コンサートを行ったアーティスト
開催された主な大会
| 日付 | ホームチーム | 結果 | アウェーチーム | ラウンド |
|---|---|---|---|---|
| 1998年6月10日 | 2-1 | グループA | ||
| 1998年6月13日 | 0-0 | グループE | ||
| 1998年6月18日 | 4-0 | グループC | ||
| 1998年6月23日 | 2-1 | グループB | ||
| 1998年6月26日 | 1-1 | グループG | ||
| 1998年6月28日 | 1-4 | ベスト16 | ||
| 1998年7月3日 | 0-0 (3-4 p.) | 準々決勝 | ||
| 1998年7月8日 | 2-1 | 準決勝 | ||
| 1998年7月12日 | 0-3 | 決勝 |
| 日付 | ホームチーム | 結果 | アウェーチーム | ラウンド |
|---|---|---|---|---|
| 2023年9月8日 | 27-13 | Pool A | ||
| 2023年9月9日 | 35-15 | Pool C | ||
| 2023年9月23日 | 8-13 | アイルランド | Pool B | |
| 2023年10月7日 | アイルランド | 36-14 | Pool B | |
| 2023年10月14日 | アイルランド | 24-28 | 準々決勝 (Match 42) | |
| 2023年10月15日 | 28-29 | 準々決勝 (Match 44) | ||
| 2023年10月20日 | 6-44 | 準決勝 (Match 45) | ||
| 2023年10月21日 | 15-16 | 準決勝 (Match 46) | ||
| 2023年10月27日 | 23-26 | 3位決定戦 | ||
| 2023年10月28日 | 11-12 | 決勝 |