ラグビーアイルランド代表

From Wikipedia, the free encyclopedia

ラグビーアイルランド代表
ユニオン アイルランドラグビー協会
エンブレム シャムロック
ヘッドコーチ イングランドの旗 アンディ・ファレル
主将 クレイグ・ケイシー
最多キャップ キアン・ヒーリー (134)
最多得点選手 ローナン・オガーラ (1,083)
最多トライ選手 ブライアン・オドリスコル (46)
ファースト
ジャージ
セカンド
ジャージ
初国際試合
 イングランド 7–0 アイルランド 
(1875年2月15日)
最大差勝利試合
 ポルトガル 7–106 アイルランド 
(2025年7月12日)
最大差敗戦試合
 ニュージーランド 60–0 アイルランド 
(2012年6月23日)
ラグビーワールドカップ
出場回数 10 (1987年初出場)
最高成績 ベスト8
テンプレートを表示
クローク・パークで行われたアイルランド対イングランド戦(2007年2月24日)

ラグビーアイルランド代表(ラグビーアイルランドだいひょう、英語: Ireland national rugby union team)は、アイルランドラグビー協会 (IRFU) によって組織されるラグビーユニオンナショナルチームである。なお、アイルランドが南北に分かれる以前からIRFUが存在していたため、アイルランド共和国および北アイルランドから選手が選出される。エンブレムはシャムロック

アイルランドラグビー協会の旗。中心に白のフィールドにシャムロックのエンブレム。その周りに左上から時計回りにアルスターレンスターコノートマンスターの4地域の紋章。
 
アイルランド共和国の国旗(上)と北アイルランドを含むアルスター地方の旗(アルスター・バナー、下)。ラグビーワールドカップにおいては場内掲示や入場時などで併用される。

初のテストマッチ1875年2月15日イングランド戦。

ホームスタジアムはアビバ・スタジアム。同スタジアムが改修中の時期は、ゲーリック体育協会 (GAA) が所有するクローク・パークを一時的に使用していた。練習場はダブリン郊外のナショナルスポーツキャンパス英語版である。

W杯の最高成績はベスト8。

シックス・ネイションズを構成しており、また、南半球強豪国への遠征用の、イングランドスコットランドウェールズとの合同チーム「ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ」も結成している。

試合開始前の国歌斉唱ではアイルランド共和国の国歌「兵士の歌アイルランド語: Amhrán na bhFiann)」を使用していたが、北アイルランド問題などを背景に士気に影響するため、1995年W杯を機に、ラグビーナショナルチーム用のチーム歌「アイルランズ・コール英語: Ireland's Call)」が作られた。共和国内で開催するホームゲームでは国歌「兵士の歌」と「アイルランズ・コール」の両方を、アウェイゲームでは「アイルランズ・コール」のみを使用している。

選手層が薄いためか、展開力が弱く、上位チームとの対戦では優れたプレースキッカーによる得点で対戦相手に肉薄する。ひたむきなタックルでトライを目指す姿は「魂のラグビー」と評される。2007年のシックス・ネイションズでは優勝候補に挙げられながらも、ホームのフランス戦で終了間際にヴァンサン・クレールに逆転トライを許し、2位に甘んじた。

2007年W杯ではブライアン・オドリスコルなどの選手を中心に上位進出が期待されたが、1次リーグでフランスとアルゼンチンに敗れ、ベスト8に進出することはできなかった。

2009年のシックス・ネイションズにおいて、1985年以来24年ぶりの優勝を果たし、1948年以来61年ぶりとなるグランドスラムを飾った。

2011年W杯はオーストラリアなどを破り、プール戦全勝で準々決勝に進出したが、ウェールズに敗れた。

2015年W杯はフランスなどを破り、プール戦全勝で準々決勝に進出したが、アルゼンチンに敗れた。

2016年11月6日、アメリカ・シカゴで行われたニュージーランドとのテストマッチを40-29で勝利した。1905年の初対戦から数えて29回目して初のニュージーランド戦勝利となった[1]

2018年のシックス・ネイションズで、2009年以来の優勝とグランドスラムを達成。11月18日にダブリンでニュージーランドをノートライに抑え、16-9で勝利した[2]

2019年W杯直前の9月7日に行われたウェールズとのテストマッチに19-10で勝利。この結果、9月9日付でアイルランド代表史上初めて世界ランキング1位の座に就いた[3]。2019年W杯では2戦目でホスト国の日本に敗れたが、プール戦3勝1敗の2位で準々決勝に進出。準々決勝ではニュージーランドに14-46で敗れ、今大会でもベスト8の壁を破ることはできなかった。

2021年オータムネーションズシリーズにおいて、11月6日に 9トライを重ね60-5で日本を倒し[4]、11月13日には29-20でニュージーランドを3年ぶりに破り[5]、ホームグラウンドで連勝した。

2023年3月18日、シックス・ネーションズ2023最終戦でイングランドを29-16で下し、5年ぶり4度目の全勝優勝「グランドスラム」となった[6]

成績

ラグビーワールドカップ

シックス・ネイションズ

2025年3月16日現在

 
イングランド

アイルランド

スコットランド

ウェールズ

フランス

イタリア
試合数13513713713710232
単独優勝(カッコ内は同時優勝)回数
  イングランドの旗 アイルランドの旗 スコットランドの旗 ウェールズの旗 フランスの旗 イタリアの旗
ホーム・ネイションズ時代5 (4)4 (4)10 (3)7 (4)該当せず該当せず
ファイブ・ネイションズ時代17 (6)6 (5)5 (6)15 (8)12 (8)該当せず
シックス・ネイションズ (現在)760670
合計29 (10)16 (9)15 (9)28 (12)19 (8)0 (0)
グランドスラム(全勝優勝)回数
  イングランドの旗 アイルランドの旗 スコットランドの旗 ウェールズの旗 フランスの旗 イタリアの旗
ホーム・ネイションズ時代0002該当せず該当せず
ファイブ・ネイションズ時代111366該当せず
シックス・ネイションズ (現在)230440
合計144312100
トリプルクラウン(ホーム・ネーションズ(英4か国)内での全勝)回数
  イングランドの旗 アイルランドの旗 スコットランドの旗 ウェールズの旗 フランスの旗 イタリアの旗
ホーム・ネイションズ時代5276該当せず該当せず
ファイブ・ネイションズ時代164311該当せず該当せず
シックス・ネイションズ (現在)5805該当せず該当せず
合計26141022該当せず該当せず
ウドゥン・スプーン(最下位チーム賞)回数
  イングランドの旗 アイルランドの旗 スコットランドの旗 ウェールズの旗 フランスの旗 イタリアの旗
ホーム・ネイションズ時代71056該当せず該当せず
ファイブ・ネイションズ時代1015151012該当せず
シックス・ネイションズ (現在)0043118
合計172524191318

選手

現在の代表

ラグビーアイルランド代表2026年シックス・ネイションズ・チャンピオンシップにおけるスコッドは、以下のとおり。所属チームは2026年1月21日発表時点[7]。年齢は、開幕日(2026年2月5日)時点で固定。

ヘッドコーチイングランドの旗 アンディ・ファレル

選手 Pos. 生年月日(年齢) 大会前
Cap
出場した対戦での 背番号 大会後
Cap
所属チーム
フランスの旗イタリアの旗イングランドの旗ウェールズの旗スコットランドの旗
ジェレミー・ラフマンPR (1995-07-22)1995年7月22日(30歳)5マンスター
マイケル・ミルン英語版PR (1999-02-05)1999年2月5日(27歳)2マンスター
タイグ・ファーロングPR (1992-11-14)1992年11月14日(33歳)82レンスター
フィンレイ・ビーラムPR (1991-10-09)1991年10月9日(34歳)54コナート
トム・オトゥールPR (1998-09-23)1998年9月23日(27歳)17アルスター
トーマス・クラークソン (ラグビー)英語版PR (2000-02-22)2000年2月22日(25歳)10レンスター
ローナン・ケラハーHO (1998-01-24)1998年1月24日(28歳)43レンスター
ダン・シーハンHO (1998-09-17)1998年9月17日(27歳)35レンスター
ジャック・ボイル英語版HO (2002-03-10)2002年3月10日(23歳)4レンスター
トム・スチュワート (ラグビー)英語版HO (2002-03-10)2002年3月10日(23歳)4アルスター
ジェームズ・ライアンLO (1996-07-24)1996年7月24日(29歳)76レンスター
タイグ・バーンLO (1992-01-08)1992年1月8日(34歳)65マンスター
ジョー・マッカーシーLO (2001-03-26)2001年3月26日(24歳)19レンスター
トーマス・アハーン英語版LO (2000-02-22)2000年2月22日(25歳)2マンスター
エドウィン・エドグボ英語版LO (2002-12-21)2002年12月21日(23歳)0マンスター
ジョシュ・バンダーフリアーFL (1993-04-25)1993年4月25日(32歳)75レンスター
ニック・ティモニーFL (1995-08-01)1995年8月1日(30歳)6アルスター
ジャック・コナンFL/NO8 (1992-07-29)1992年7月29日(33歳)55レンスター
キアン・プレンダーガスト英語版FL/NO8 (2000-02-23)2000年2月23日(25歳)8コナート
ケーラン・ドリス キャプテンNO8 (1998-04-02)1998年4月2日(27歳)55レンスター
ジャミソン・ギブソン=パークSH (1992-02-23)1992年2月23日(33歳)46レンスター
クレイグ・ケイシーSH (1999-04-19)1999年4月19日(26歳)24マンスター
ネイサン・ドーク英語版SH (2001-12-17)2001年12月17日(24歳)0アルスター
ジャック・クロウリーSO (2000-01-13)2000年1月13日(26歳)30マンスター
サム・プレンダーガストSO (2003-02-12)2003年2月12日(22歳)13レンスター
キアラン・フロウリー英語版SO (1997-12-04)1997年12月4日(28歳)9レンスター
ハリー・バーン英語版SO (1999-04-22)1999年4月22日(26歳)4レンスター
ギャリー・リングローズCTB (1995-01-26)1995年1月26日(31歳)69レンスター
バンディー・アキCTB (1990-04-07)1990年4月7日(35歳)68コナート
スチュアート・マクロスキーCTB (1992-08-06)1992年8月6日(33歳)23アルスター
トミー・オブライエン (ラグビー)英語版CTB (1998-05-28)1998年5月28日(27歳)6レンスター
トム・ファレル (ラグビー)英語版CTB (1993-10-01)1993年10月1日(32歳)2マンスター
ジェームズ・ロウWTB (1992-07-08)1992年7月8日(33歳)43レンスター
ロバート・バルクーンWTB (1996-04-03)1996年4月3日(29歳)4アルスター
ジェイコブ・ストックデイルWTB/FB (1996-04-03)1996年4月3日(29歳)40アルスター
ヒューゴ・キーナンFB (1996-06-18)1996年6月18日(29歳)46レンスター
ジェイミー・オズボーンFB/CTB (2001-11-16)2001年11月16日(24歳)10レンスター
選手 Pos. 生年月日(年齢) 大会前
Cap
フランスの旗イタリアの旗イングランドの旗ウェールズの旗スコットランドの旗 大会後
Cap
所属チーム

かつての主な選手

ワールドラグビー男子ランキング

ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。

上位30チーム(2026年1月12日時点)[9]
順位変動*チームポイント
1 増減なし 南アフリカ共和国093.94
2 増減なし ニュージーランド090.33
3 増減なし イングランド089.41
4 増減なし アイルランド087.97
5 増減なし フランス087.24
6 増減なし アルゼンチン084.97
7 増減なし オーストラリア081.53
8 増減なし フィジー081.14
9 増減なし スコットランド080.22
10 増減なし イタリア078.98
11 増減なし ウェールズ074.23
12 増減なし 日本074.09
13 増減なし ジョージア073.18
14 増減なし ウルグアイ069.19
15 増減なし スペイン069.01
16 増減なし アメリカ合衆国068.26
17 増減なし チリ066.72
18 増減なし トンガ066.66
19 増減なし サモア066.43
20 増減なし ポルトガル064.98
21 増減なし ベルギー062.32
22 増減なし ルーマニア061.50
23 増減なし 香港059.61
24 増減なし ジンバブエ058.80
25 増減なし カナダ058.75
26 増減なし オランダ057.01
27 増減なし ナミビア056.96
28 増減なし スイス055.26
29 増減なし チェコ054.78
30 増減なし ポーランド052.96
*前週からの変動
アイルランドのランキングの推移

生のグラフデータを参照/編集してください.

出典: ワールドラグビー[9]
推移グラフの最終更新: 2026年1月12日

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI