ランドーアソシエイツ
From Wikipedia, the free encyclopedia
略歴


1941年にドイツ系移民のウォルター・ランドーとその妻ジョセフィーヌによって、「ウォルター・ランドー&アソシエイツ」として設立[1]。当初のオフィスはサンフランシスコのロシアン・ヒル地区にあるアパートを使用していた[1]。
1964年、同社は改装済みのフェリーボート「クラマス号」に本社およびスタジオを移転し、1987年までの20年間にわたりオフィスとして使用した[2]。このクラマス号は現在でも同社のシンボルマークとして用いられている。
1989年には広告代理店のヤング・アンド・ルビカムに買収され[3]、子会社化。その後2000年にヤング・アンド・ルビカムがWPPグループに買収された[4]ことで同グループの一員となった。
2021年には、デザインコンサルタント会社のフィッチと合併し、社名を「ランドー&フィッチ」(Landor & Fitch)に変更したが[5]、2023年に元の社名に戻している[6]。
グローバルオフィス
本拠地であるサンフランシスコ以外にも、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノ、メキシコシティ、ムンバイ、香港、シンシナティ、シアトル、ハンブルク、マドリード、シドニーなど、世界21都市にオフィスを展開し、多国籍な800名の専門スタッフを擁している。
ランドーによるクリエイティブデザインは、クオリティの確保とクライアントの知的財産権の保全のため、自社内デザイナーによる開発とデザイナーの個人名を公開しない匿名性を原則としていることでも知られている。
東京オフィスは1972年に開設され、日本にありながらグローバルなブランドコンサルティングサービスを受けられるという競合他社とは異なる戦略によって、200社を超える日本企業にコンサルティングサービスを提供している。
ウォルター・ランドー・コレクション
ウォルター・ランドーによるデザインと歴史的資料 (1930-1994) は、1994年にスミソニアン協会・米国歴史博物館 (National Museum of American History) にウォルター・ランドー・コレクションとして収蔵されている。
ランドーが手がけた主な企業・イベントなど
海外
金融
情報・インフラ
運輸・観光業


- アリタリア-イタリア航空 - 1969年、ランドー社が初めて航空業界を手がけた相手。
- アシアナ航空
- エティハド航空[7]
- オーストリア航空
- カナディアン航空
- ガルーダ・インドネシア航空
- ガルフ・エア
- ジェットエアウェイズ
- キャセイパシフィック航空
- シンガポール航空
- タイ国際航空
- デルタ航空(旧ノースウエスト航空)
- ハワイアン航空
- フェデックス
- ブリティッシュ・エアウェイズ(1984年から1998年の間使用されたランドー塗装)
- S7航空
- bmi(旧ブリティシュミッドランド航空)
- ハイアットホテルアンドリゾーツ
メーカー
- プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)
- Dole
- ペプシコーラ
- クアーズ
その他

イベント
日本
郵政
金融
- JCB(2008年からの新ブランドシンボルマーク)
- 旧UFJホールディングス各社(2001年)
- 日本興亜損保(2001年)
- 旧三和銀行(1983年)
- 旧富士銀行(1988年)
- 旧日本長期信用銀行(1982年)
- 大同生命
- オリックス(1989年)
- 三井住友トラストグループ
情報・インフラ
運輸・観光業

メーカー
小売業
イベント・商業施設
- 長野オリンピック(1995年策定)
- 東京ステーションシティ
- 三井不動産系(三井不動産商業マネジメント)
- ららぽーと、ララスクエア
- ラゾーナ川崎プラザ
- 三井アウトレットパーク
- 上海環球金融中心
- 横浜元町商店街
ランドーがブランディングを手がけた主な商品・サービス
ランドーが手がけた主な出版物
- 『Brand Digital』(Allen P. Adamson著、Palgrave Macmillan)
- 『Brand Simple』(Allen P. Adamson著、Palgrave Macmillan)
- 『ブランディングデザインの裏側』(2004年 ピエブックス)ISBN 978-4894443518
- 『事例で学ぶブランディング ランドーのデザイン戦略大公開』(2020年 ビー・エヌ・エヌ新社)ISBN 978-4802511445