ロケット・トゥ・ロシア

ラモーンズのアルバム From Wikipedia, the free encyclopedia

ロケット・トゥ・ロシア』(Rocket to Russia)は、アメリカ合衆国パンク・ロックバンドラモーンズ1977年に発表した3作目のスタジオ・アルバム

リリース
録音 ニューヨーク メディア・サウンド[2]
時間
概要 『ロケット・トゥ・ロシア』, ラモーンズ の スタジオ・アルバム ...
『ロケット・トゥ・ロシア』
ラモーンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク メディア・サウンド[2]
ジャンル パンク・ロック
時間
レーベル サイアー・レコード
プロデュース トニー・ボンジョヴィ、トミー・ラモーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 31位(スウェーデン[3]
  • 49位(アメリカ[4]
  • 60位(イギリス[5]
ラモーンズ アルバム 年表
リーヴ・ホーム
(1977年)
ロケット・トゥ・ロシア
(1977年)
ロード・トゥ・ルーイン
(1978年)
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背景

シーナはパンク・ロッカー」は、本作に先がけてリリースされたシングル曲で、1977年5月にイギリス盤シングルが発売され、2か月後には母国アメリカでも発売された[6]。この曲は、前作『リーヴ・ホーム』(1977年)のアメリカ盤再発LP (SR 6031)にも収録されており[7]、本作にはアルバム・ヴァージョンが収録されたが、2001年に発売された本作のリマスターCDにはシングル・ヴァージョンもボーナス・トラックとして追加された[8]

ドゥ・ユー・ウォナ・ダンス」は、ボビー・フリーマン英語版が1958年にシングル・ヒットさせた曲で、本作以前にも多数のアーティストによるカヴァーが存在するが、William Ruhlmannはオールミュージックにおいて「ザ・ビーチ・ボーイズのヴァージョンに最も近い」「爽快だが、ボビー・フリーマンとは似ても似つかない」と評している[9]。また、「サーフィン・バード」はザ・トラッシュメンが1963年に発表した曲(ただし、実際にはThe Rivingtonsの曲"The Bird Is the Word"と"Papa-Oom-Mow-Mow"の改作)のカヴァーである[10]

本作リリース後、トミー・ラモーンはプロデューサーとしての仕事に集中するためバンドを脱退した[11]。なお、トミーはラモーンズの1984年作品『トゥー・タフ・トゥ・ダイ』にも共同プロデューサーとして参加している[11]

反響・評価

アメリカのBillboard 200では49位に達し、バンド初の全米トップ100アルバムとなった[4]。また、本作からシングル・カットされた「ロッカウェイ・ビーチ」はBillboard Hot 100で自身最高の66位を記録し、続く「ドゥ・ユー・ウォナ・ダンス」は同86位に達した[4]

スウェーデンでは『ラモーンズの激情』(1976年)以来となるアルバム・チャート入りを果たし、4回(8週)トップ40入りして最高31位を記録した[3]。イギリスでは2週全英アルバムチャート入りし、最高60位となった[5]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて満点の5点を付け「『ロケット・トゥ・ロシア』は、以前の作品よりもクリーンな音作りを誇示し、ラモーンズの音楽に更なる力強さをもたらした」「『ラモーンズの激情』ほどの革命的インパクトはないにせよ良いアルバムで、1970年代後半における最上のレコードの一つ」と評している[12]。『ローリング・ストーン』誌が選出した「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」では106位にランク・インした[13]

収録曲

特記なき楽曲はラモーンズ作。

  1. クレティン・ホップ - "Cretin Hop" - 1:56
  2. ロッカウェイ・ビーチ - "Rockaway Beach" - 2:06
  3. ゴーン・トゥモロウ - "Here Today, Gone Tomorrow" - 2:49
  4. ロケット・ラヴ - "Locket Love" - 2:11
  5. アイ・ドント・ケアー - "I Don't Care" - 1:39
  6. シーナはパンク・ロッカー - "Sheena Is a Punk Rocker" - 2:49
  7. ハッピー・ファミリー - "We're a Happy Family" - 2:40
  8. ティーンエイジ・ロボトミー - "Teenage Lobotomy" - 2:01
  9. ドゥ・ユー・ウォナ・ダンス - "Do You Wanna Dance?" (Bobby Freeman) - 1:55[14]
  10. アイ・ウォナ・ビー・ウェル - "I Wanna Be Well" - 2:28
  11. アイ・キャント・ギヴ・ユー・エニシング - "I Can't Give You Anything" - 2:01
  12. ラモーナ - "Ramona" - 2:38
  13. サーフィン・バード - "Surfin' Bird" (Carl White, Alfred Frazier, John Harris, Turner Wilson) - 2:37[15]
  14. ホワイ・イズ・イット・オールウェイズ・ディス・ウェイ - "Why Is It Always This Way?" - 2:22

2001年リマスターCDボーナス・トラック

  1. ニードルズ&ピンズ(アーリー・ヴァージョン) - "Needles & Pins (Early Version)" (Sonny Bono, Jack Nitzsche) - 2:24
  2. スラッグ(デモ) - "Slug (Demo)" (Joey Ramone) - 2:23
  3. イッツ・ア・ロング・ウェイ・バック - "It's a Long Way Back to Germany" - 2:22
  4. アイ・ドント・ケアー(シングル・ヴァージョン) - "I Don't Care (Single Version)" - 1:40
  5. シーナはパンク・ロッカー(シングル・ヴァージョン) - "Sheena Is a Punk Rocker (Single Version)" - 2:48

参加ミュージシャン

脚注・出典

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