ロバート・ルーカス (経済学者)

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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1995年
受賞部門:ノーベル経済学賞
受賞理由:合理的期待仮説の理論を発展、応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた事を称えて

ロバート・ルーカス(Robert Emerson "Bob" Lucas, Jr.、1937年9月15日 - 2023年5月15日[1][2])は、アメリカ合衆国経済学者シカゴ大学教授。1995年にノーベル経済学賞を受賞した。2002年アメリカ経済学会会長。妻のナンシー・ストーキーも経済学者である。

研究・主張

批判

古典派は合理的な「経済人」を仮定するという理由で批判されるが、合理的期待学派のモデルとする経済人は、全知全能に近い。その経済人は将来に対して不偏な予測ができる。また、すべての経済理論を利用できる。このような予測をするためには、膨大なコストと時間をかける必要があるが、コストも時間もゼロであると仮定されている[5]。ルーカス派にとって転機となったのは、数学が得意なことで有名なルーカスの論文に数学的誤りが発見されたことだった。これがきっかけとなり理論的批判も行われるようになった[6]

人物

  • ルーカスは、自身の理論が経済思想に大きく貢献し、ノーベル賞に値するという強い自信を持っていたが、自身の離婚の条件の中に、ノーベル賞受賞から期待される賞金を、元妻となる配偶者と分け合う約束を含めていた[7]。1980年代末に離婚した前妻のリタ・ルーカスは、離婚の際に「ロバートがノーベル賞を受賞した場合は賞金の50%を渡す」という条件をつけ(条件の有効期限は1995年10月31日)、ちょうど7年後(離婚条件失効するわずか3週間前)の1995年にロバートはノーベル経済学賞を受賞し、リタは賞金額の半分を手にした[8]。ルーカスは「約束は約束だ。こんなすごい賞を貰ったんだ。これくらいで嫌な気分にならない」と述べている[8]
  • 彼は、歴史学から経済学に転じたのは、自分が、「擬似マルクス主義」者だったからだと述べている[9]。ルーカスは、経済は歴史の真の原動力になると信じていて、経済学を極めた後で歴史学に戻ろうと計画している。

主要論文・文献

脚注

外部リンク

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