ロー・ライダー (曲)

From Wikipedia, the free encyclopedia

ロー・ライダー」(Low Rider) は、アメリカ合衆国ファンク・バンド、ウォーが、音楽プロデューサージェリー・ゴールドスタイン英語版と一緒に書いた曲で、1975年6月にリリースされたバンドの7枚目のアルバム『ホワイ・キャント・ウィ・ビー・フレンズ? (Why Can't We Be Friends?)』に収録された。この曲は、『ビルボード』誌のBillboard R&B singles chart で首位に立ち、一般シングル・チャートである Billboard Hot 100 でも、1975年11月29日付で最高7位まで上昇し、さらにカナダでは最高6位、年間チャートでも69位まで上昇した[6]。この曲は、チーチ&チョン1978年の映画チーチ&チョン スモーキング作戦 (Up in Smoke)』で使用され、関連して発表されたオリジナル・サウンドトラック・アルバム(『チーチ&チョン スモーキング作戦』)の3曲目に収められた。その後、この曲は、リチャード・リンクレイターが監督した1993年の映画バッド・チューニング (Dazed and Confused)』にも使用されrた。

オールミュージック (AllMusic) は、この曲について、「歌詞はクールで、レイドバックしたイメージのローライダー、つまり、油圧で車体を上下させるようなホットロッディングするクラシックカーという、チカーノ文化の実践を取り入れ、ほのめかし英語版を使ってそのイメージをライフスタイルにまで拡張している」と述べている。B・B・ディッカーソン (B. B. Dickerson) が弾く主導的なベースライン英語版は、ほぼ曲全体を通して貫かれており、アルト・サクソフォーンハーモニカで奏でるリフがあり、サクソフォーンのチャールズ・ミラー英語版は、リードボーカルもとり、さらにサクソフォーン・ソロが曲の最後の方にあって、そこではサイレンのようなサウンドも聴かれる。リー・オスカー英語版はサクソフォーンの旋律に重ねてハーモニカを吹いている[7]

ヒップホップ・グループのビースティ・ボーイズは、「ロー・ライダー」をサンプリングして、1986年のデビュー作となったスタジオ・アルバムライセンスト・トゥ・イル (Licensed to Ill)』に収録した「スロウ・ライド (Slow Ride)」を作った[8]。3年後、スラッシュメタル・バンドのエクソダスが、3枚目のスタジオ・アルバム『ファビュラス・ディザスター (Fabulous Disaster)』でこの曲をカバー[9]、さらに十年ほど後には、ニュー・メタル・バンドのコーン1996年に発表した2枚目のスタジオ・アルバム『ライフ・イズ・ピーチィ (Life Is Peachy)』でこの曲を取り上げt[10]。この曲はまた、1996年からイギリスのテレビで流れ始めたマーマイトの「Love it or hate it」キャンペーンのCMで、数年間にわたって大きく取り上げられた[11][12]1999年には、バリー・ホワイトが、通算20枚目にして最後のスタジオ・アルバムとなった『Staying Power』でこの曲をカバーした。その後、2002年から2007年にかけて放送された、ジョージ・ロペスABCで手がけたシットコムジョージ・ロペス (George Lopez)』で、この曲は主題歌として用いられた[13]。この曲は、2014年グラミーの殿堂入りを果たした[14]2018年には、トルコ系オランダ人EDMプロデューサーウメット・オズカン英語版が、リミックス版を制作した。2025年には、カナダラッパーであるbbno$がこの曲をサンプリングして、ヒット・シングルとなった「Check」を制作した。

週間チャート
チャート(1975年 – 1976年) 最高位
カナダ トップシングルス (RPM)[15]6
UK シングルス (OCC)[16]12
US Billboard Hot 100[17]7
US Hot Soul Singles (Billboard)[18] 1

認定と売上

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI