ワーズ・オブ・ラヴ
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オリジナル・バージョン
バディ・ホリーは、1957年3月にクロービスのスタジオで「ワーズ・オブ・ラヴ」を録音[1]。ホリーには演奏したい2つのギターのパートがあったが、当時の技術では1つのテープ・レコーダーから別のテープ・レコーダーに1回の録音を行ない、その間に別のボーカルや楽器を2つ目のテープに同時録音するほかなかった[1]。これにより、本作はホリーの楽曲で初めてオーバー・ダビングが行なわれた楽曲となっている[1]。
アレンジが完成した後、1957年4月8日に本番となるレコーディングが行われた[1]。演奏はいずれもホリー自身によるもので、最初にドラム、ベース、リズムギター、ボーカルが録音され、その後にリードギターの追加のボーカルのパートが加えられた[2]。
1993年に同名のコンピレーション・アルバムが発売され、全英アルバムチャートで第1位を獲得した[3]。同作は英国レコード産業協会からゴールド認定を受けている[4]。
カバー・バージョン
ザ・ダイアモンズによるカバー
ザ・ダイアモンズによるカバー・バージョンは、1957年にマーキュリー・レコードよりシングル盤として発売された。このバージョンは、同年7月15日付のBillboard Top 40で最高位13位を記録した[5]。
その後、1996年に発売されたコンピレーション・アルバム『The Best of The Diamonds: The Mercury Years』にも収録された[6]。
ビートルズによるカバー
| 「ワーズ・オブ・ラブ」 | ||||||||||||||||
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| ビートルズの楽曲 | ||||||||||||||||
| 初出アルバム『ビートルズ・フォー・セール』 | ||||||||||||||||
| 英語名 | Words of Love | |||||||||||||||
| リリース | 1964年12月4日 | |||||||||||||||
| 録音 |
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| ジャンル | ロック | |||||||||||||||
| 時間 |
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| レーベル | パーロフォン | |||||||||||||||
| 作詞・作曲 | バディ・ホリー | |||||||||||||||
| 作曲 | バディ・ホリー | |||||||||||||||
| プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||||||||||
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ビートルズは、ホリーの楽曲を好んでおり、1961年から1962年にかけてキャヴァーン・クラブでのライブで「ワーズ・オブ・ラヴ」を演奏していた[7]。1964年10月18日にEMIレコーディング・スタジオのスタジオ2で「ワーズ・オブ・ラヴ」のカバー・バージョンのレコーディングが行なわれた[8]。なお、キャヴァーン・クラブでの演奏時は、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンがボーカルを務めていたが、1964年のレコーディング時はレノンとポール・マッカートニーがボーカルを務めた[7]。また、レコーディング時にリンゴ・スターは、曲に合わせて梱包用ケースの側面を叩いてリズムを取っている[9]。
ビートルズによるカバー・バージョンは、イギリスでは1964年12月4日にパーロフォンから発売された『ビートルズ・フォー・セール』[10]、アメリカでは1965年6月14日にキャピトル・レコードから発売された『ビートルズ VI』に収録された[11]。
1963年7月16日にBBCラジオの『Pop Go The Beatles』用に演奏が録音され、同年8月20日に放送された[12]。2013年に発売された『オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』に、当時の演奏が収録された[13]。同作のプロモーション用にミュージック・ビデオが制作されており[14]、2015年に発売された『ザ・ビートルズ 1+』に収録された。
クレジット
※出典[15]
- ジョン・レノン - ボーカル、リズムギター
- ポール・マッカートニー - ボーカル、ベース
- ジョージ・ハリスン - ハーモニー・ボーカル、リードギター
- リンゴ・スター - ドラム、梱包用ケース