ヴァルドロルヌ

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Val de l'Orne
性別
毛色 Dark Bay or Brown[注 1]
ヴァルドロルヌ
欧字表記 Val de l'Orne
品種 サラブレッド
性別
毛色 Dark Bay or Brown[注 1]
生誕 1972年
死没 1993年
Val de Loir
Aglae
母の父 Armistice
生国 フランスの旗 フランス
生産者 W. Stora
馬主 Jacques Wertheimer
調教師 アレック・ヘッド
競走成績
生涯成績 5戦4勝
テンプレートを表示

ヴァルドロルヌ(欧字名:Val de l'Orne1972年 - 1993年)は、フランス競走馬及び種牡馬。 戦績は5戦4勝、唯一負けたグランクリテリウムでも2着。怪我により3歳で引退、種牡馬となってペイザバトラーをなどを出した。

ヴァルドロルヌはフランスでW. Storaにより生産された流星の無い鹿毛であった。父ヴァルドロワール1962年ジョッケクルブ賞(フランスダービー)優勝馬、母Aglaeはディアヌ賞(フランスオークス)4着馬で、その初年度産駒だった。母の母はディアヌ賞優勝馬Aglae Graceであり、Aglaeの半兄には凱旋門賞優勝馬のSoltikoffがいる[3]

1974年、ヴァルドロルヌはセリに出され、実業家のジャック・ヴェルテメール英語版の代理人により、この年のフランスでのセリ取引価格としては最高額となる 360,000で買い付けられた。その後ヴァルドロルヌは調教師のアレック・ヘッド(以降アレック)の下へ送られ、彼の息子のフレディが主戦騎手を務める事となった[4]

競走成績

2歳 (1974年)

ヴァルドロルヌのデビューは肺への感染症など、様々な問題により遅れ、最終的に9月のロンシャンの1600メートル戦でのデビューとなった。デビュー戦で先行した本馬は後にクリテリウムドサンクルーを勝つEasy Regentを含む他の馬に3馬身差を付けてデビュー勝ちを飾る。その後ヴァルドロルヌは10月13日に同じロンシャンで開催されたG1グランクリテリウムへと4番人気で出走。最初は5番手につけた後リードを取ろうとするも、最後はMariacci英語版に捕らえられ、2着になる。レース後のコメントでアレックは8月の時点でもしヴァルドロルヌがグラン・クリテリウムで2着になると言われても信じなかっただろうとコメントしている[4]

3歳 (1975年)

ヴァルドロルヌは3歳の初戦として4月27日開催のノアイユ賞に出走。フレディはムチを入れる事なく快走し、1番人気のTop Gearに3/4馬身差をつけ優勝。2週間後、Top GearとEasy Regentとの再戦となったオカール賞にてヴァルドロルヌはTop Gearに2馬身差をつけ圧勝。この時Top Gearは3着の馬に2馬身半の差をつけていた[5]

6月8日、ジョッケクルブ賞シャンティイ競馬場で開催された。11頭立て[6]だったこのレースには対戦経験のあるMariacci、 Top Gear、 Easy Regentのほか、イギリスのダービートライアルステークスを10馬身差で勝ったPatchもいた。フレディは後方からの競馬をし、最終コーナーを通過しつつあったタイミングで3番手に上げてきた。この時点でPatchが先頭を走っていたがヴァルドロルヌが強烈な末脚を発揮し、残り200メートルの地点でPatchとの差はわずか1馬身差となった。そこから更に追い抜き、クビ差でヴァルドロルヌが優勝した。しかしその後肩に大ダメージを負った事が判明し、二度とレースに復帰する事なくそのまま引退した。フレディは最終コーナーの手前辺りで負傷したのではないかと推測している[5]

評価

1974年当時は国際的な2歳馬の評価レーティングは存在せず、英愛仏それぞれで評価されていた。French Free Handicapでは Mariacciとグリーンダンサー、そして牝馬のブロードウェイダンサー英語版に次ぐ4位に順位付けした。タイムフォームグランディに次ぐ129のレーティングを与えた[4]。翌年タイムフォームは130のレーティングを与えたがグランディが引き続きトップだった。理由としてはヴァルドロルヌが古馬と対戦する事なく早期引退してしまったとRacehorses of 1975にて記されている。フランスのレーティングではPatchやIvanjicaよりも高いレーティングを付けた[5]

種牡馬成績

ヴァルドロルヌはヘッド家がバイユー近くに所有していた牧場で種牡馬生活を始めた[5]。その後カナダのウインドフィールズファームに移動した。

主な産駒

血統表

注釈

出典

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI