ヴァンデ・バーラト (寝台鉄道車両)
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| ヴァンデ・バーラト(寝台鉄道車両) | |
|---|---|
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試作車(2024年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | インド鉄道 |
| 製造所 | インテグラル・コーチ・ファクトリー - BEML |
| 製造年 | 2024年 - |
| 運用開始 | 2026年 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 16両編成 |
| 軌間 | 1,676 mm |
| 電気方式 |
交流25,000 V 50 Hz (架空電車線方式) |
| 最高運転速度 | 160 km/h |
| 設計最高速度 | 180 km/h |
| 編成定員 | 823人(乗客) |
| 車両定員 |
1等冷房寝台車 24人 2等冷房寝台車:2段寝台 44人、48人 2等冷房寝台車:3段寝台 55人、67人、28人(制御車) |
| 編成重量 | 392 t |
| 車体 | オーステナイト系ステンレス鋼 |
| 編成出力 | 6,720 kW |
| 制動装置 | 回生ブレーキ、空気ブレーキ |
| 備考 | 主要数値は[1][2][3][4][5][6][7][8][9]に基づく。 |
この項目では、インドの国有鉄道であるインド鉄道が運行する急行列車であるヴァンデ・バーラト急行(Vande Bharat Express)で使用されている車両のうち、寝台設備を備えた寝台電車について解説する。走行距離900 km - 1500 km級の長距離列車(ヴァンデ・バーラト・スリーパー急行)向けに開発された経緯を持ち、2026年1月から営業運転を開始した。開発当初は「トレイン20(Train 20)」と呼ばれていた[1][2][6][7]。
2017年12月、インド鉄道は客車を使用する長距離急行列車であるラージダーニー急行の代替として、機関車を必要としない動力分散方式を用いた寝台電車を用いる列車の導入計画を発表した。当初は昼行列車向け車両も手掛けたインテグラル・コーチ・ファクトリー(ICF)が寝台電車の試作車を製造し、海外企業とインド国内企業のコンソーシアムが量産車を製造する計画が進められ、これに合わせた入札も実施されていたが、インド政府が推進する「メイク・イン・インディア」にそぐわない事がインド産業貿易振興局から批判された事を受けて2018年に入札は却下され、計画自体も見直しが行われる事となった[3][10][11]。
その後、2022年4月に再度入札が実施された結果、翌2023年3月にインドのRVNLとロシアのトランスマッシュホールディングとの間に最大120編成の導入契約が結ばれ、続けて同年4月にもバーラト重電機とティタガル・レール・システムズのコンソーシアムとの間に最大80編成の製造契約が締結された。また、これに合わせて車体設計も変更が実施され、重量の最適化や耐衝撃性、国内企業の製造能力との兼ね合いから構体を軽量アルミニウム合金から高強度のステンレス鋼を使用する形になった[2][6][7][12]。
そして、2023年にこれらの契約とは別個にインテグラル・コーチ・ファクトリー(ICF)とインドの国有企業であるBEMLが共同で10編成を製造する事が決定し[注釈 1]、2024年に最初の編成が公開された。その後試運転を経て、2026年1月17日に設定されたハウラーとグワーハーティーを結ぶ列車を皮切りに、インド各地の長距離列車に導入される事になっている[1][3][4][5][13]。
- 最初の列車となったハウラー - グワーハーティー間の列車(2026年撮影)