三宅香帆
日本の女性文芸評論家 (1994-)
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三宅 香帆(みやけ かほ、1994年〈平成6年〉[5]1月12日[6] - )は、日本の文芸評論家。著書に『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』[7][8][9]や『「好き」を言語化する技術』[10]がある。2025年時点で「新書大賞」の最年少受賞者[11]。京都市立芸術大学で非常勤講師も務める[12][13]。
来歴・人物
徳島県美馬市に生まれ、3歳頃から高知県高知市で育つ[14]。幼いころにはピアノを習っており[2]、本と漫画が好きだったという[15]。高知市立朝倉第二小学校、高知学芸中学校・高等学校出身[14][11]。家に本が数多くはなかったため、頻繁に図書館で本を借りたり、友だちと漫画の貸し借りをしていたと述懐している[15]。また、高校ではコーラス部に入っていた[2]。一方で中学生の頃から読書をテーマにブログを書いており[2]、高校時代に古典文学や国文学に興味を持ったという[16]。
『燃えよ剣』や大河ドラマの『新選組』に魅了されて京都の大学を志したという[16]。京都大学文学部に進学し[11]、ゼミでは万葉集の和歌について研究する[15]。「もっと研究を深めたい」という理由で大学院に進学[15]。万葉集を専門とし、京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程を修了[12][17][5][15]。この間、学部在学中に京都天狼院書店の店長に就任し[18]、同書店のブログがきっかけで大学院在学中の2017年に著作家としてデビューした[19][20]。
2019年に京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程を中退[21][22]。東京都へ移り、リクルート社に就職してWebマーケティングの業務に従事する[21][22][11]。
2024年には著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で「第2回書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」や「第10回ミヤボン2024 大賞」を受賞し[7][8]、「第17回オリコン年間本ランキング2024」新書部門でも年間1位を記録した[23][24]。翌2025年には同書で「新書大賞2025」を史上最年少で受賞している[25][11]。
なお、2025年8月より飯塚事務所と業務提携[3]。同年12月、第76回NHK紅白歌合戦の審査員を務めた[26]。2026年現在、京都市立芸術大学美術学部デザインB専攻で非常勤講師(実技)も務める[13]。同年6月には京都大学と講談社ブルーバックスの連携した「京大×ブルーバックス」シリーズの発売にあたって実施された橋本幸士とのトークショーに登壇した[16]。
著書
単著
- 『人生を狂わす名著50』ライツ社、2017年、ISBN 978-4-90-904406-8。
- 『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』サンクチュアリ出版、2019年、ISBN 978-4-80-140067-2。
- 『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』幻冬舎、2019年、ISBN 978-4-34-403511-9。
- (加筆・改題)『ずっと幸せなら本なんて読まなかった ― 人生の悩み・苦しみに効く名作33』〈幻冬舎新書〉、2024年、ISBN 978-4-344-98746-3[27]。
- 『妄想とツッコミでよむ万葉集』相澤いくえ・絵、大和書房〈だいわ文庫〉、2019年、ISBN 978-4-47-930793-8。
- 『〈読んだふりしたけど〉ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』笠間書院、2020年、ISBN 978-4-30-570928-8。
- 『〈読んだふりしたけど〉ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』〈角川文庫〉、2023年、ISBN 978-4-04-112808-4。
- 『女の子の謎を解く』笠間書院、2021年、ISBN 978-4-30-570950-9。
- 『それを読むたび思い出す』青土社、2022年、ISBN 978-4-79-177442-5。
- 『〈萌えすぎて〉絶対忘れない! 妄想古文』河出書房新社〈14歳の世渡り術〉、2022年、ISBN 978-4-3096-1746-6。
- 『名場面でわかる 刺さる小説の技術』中央公論新社、2023年、ISBN 978-4-12-005657-4。
- 『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023年、ISBN 978-4-7993-2950-4。
- (改題)『「好き」を言語化する技術 ― 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない ―』〈ディスカヴァー携書〉、2024年、ISBN 978-4-7993-3083-8[28]。
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』集英社〈集英社新書〉、2024年、ISBN 978-4-0872-1312-6
- 『娘が母を殺すには?』(PLANETS / 第二次惑星開発委員会、2024年、ISBN 978-4-9111-4901-0
- 『30日 de 源氏物語』亜紀書房、2024年、ISBN 978-4-7505-1843-5。
- 『言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。——悩める大人に贈る万葉集』亜紀書房、2025年、ISBN 978-4-7505-1872-5。
- 『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』新潮社〈新潮新書〉、2025年、ISBN 978-4-1061-1101-3。
- 『伝わる言語化 自分だけの言葉で人の心を動かすトレーニング』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2025年、ISBN 978-4-7993-3213-9。
- 『考察する若者たち』PHP新書、2025年、ISBN 978-4-5698-6017-6。
- 『文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?』サンクチュアリ・パブリッシング、2025年、ISBN 978-4-8014-0162-4。
- 『ニュー日本文学史』淡交社、2026年3月、ISBN 978-4-4730-4706-9。
- 『「夫婦」不在社会』講談社、2026年7月、ISBN 978-4-0654-3174-0。
- 『推したちとどう生きるか』新潮社〈新潮新書〉、2026年7月、ISBN 978-4-10-611129-7。
共著
- 『ミステリーアイランド』講談社、2024年、ISBN 978-4-06-537308-8。- ブックガイド、大矢博子・千街晶之ほかとの共著[29]
- 『実はおもしろい古典のはなし ―「古典の授業?寝てたよ!」というあなたに読んでほしい ―』笠間書院、2025年、ISBN 978-4-30-571036-9。- 谷頭和希との共著
編集
- 『私たちの金曜日』〈角川文庫〉、2023年、ISBN 978-4-04-113220-3 。- 解説も収録[30]
主な出演
テレビ
- プレバト!!(毎日放送) - 俳句[31](特待生4級)[32][注 1]
- 令和ロマンの娯楽がたり(2025年1月4日・2026年1月4日、テレビ朝日)[33][34]
- THE TIME,(TBSテレビ、2025年1月23日・2026年4月14日)[35][36]
- 池上彰がいま話を聞きたい30人「文芸評論家の三宅香帆と本を語りつくす」(2025年3月28日、テレビ東京)[37]
- オードリー若林 経済のことは3人に聞けばだいたいわかる!!!(2025年8月31日、テレビ東京)[38]
- あちこちオードリー(2025年12月3日、テレビ東京)[39]
- 第76回NHK紅白歌合戦(2025年12月31日、NHK) - ゲスト審査員[40]
ラジオ
ポッドキャスト
配信
- 「エアレボリューション」(ニコニコ生放送、2025年1月9日)[52]
- 「Page Turners」(TBS CROSS DIG with Bloomberg、2025年2月11日[53] - )[54]