三遊亭竜楽

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本名柳井やない 淳嘉あつよし
別名三遊亭竜楽
生年月日 (1958-09-12) 1958年9月12日(67歳)
三遊亭さんゆうてい 竜楽りゅうらく
San'yùtei Ryùraku
三遊亭(さんゆうてい) 竜楽(りゅうらく)San'yùtei Ryùraku
三ツ組橘は、圓楽一門の定紋である
本名 柳井やない 淳嘉あつよし
別名 三遊亭竜楽
生年月日 (1958-09-12) 1958年9月12日(67歳)
出身地 日本の旗 日本群馬県前橋市
師匠 五代目三遊亭圓楽
出囃子
活動期間 1986年 -
所属 落語円楽党
→落語ベアーズ
→円楽一門会
五代目円楽一門会
オフィスまめかな(マネジメント)
公式サイト 落語家 三遊亭竜楽公式サイト
受賞歴
1992年 にっかん飛切落語会 若手落語家奨励賞(努力賞)
1994年 国立演芸場 花形演芸会 銀賞
2002年 国立演芸場 花形演芸大賞 銀賞
2025年 文化庁長官表彰

三遊亭 竜楽(さんゆうてい りゅうらく、1958年9月12日 - )は、群馬県前橋市出身の落語家[1]。本名∶柳井 淳嘉五代目円楽一門会所属[2]出囃子は『佃』。

中央大学法学部卒業後、故五代目円楽一門会の門をたたく。落語三遊派の正統的話芸を学び全国各地で独演会を開く一方、大学や講演会講師、ラジオの台本作家、エッセイ・コラム執筆など様々な分野に取り組む。

1986年(昭和61年)1月、三遊亭圓楽 (5代目)に入門。1989年(平成元年)3月、二つ目に昇進。1992年(平成4年)10月、真打ちに昇進[1]

2008年フィレンツェフェスティバルジャポネーゼ(フィレンツェの日伊交流協会LILACが1999年より開催する日本祭り)に出演した際、字幕の予算が無かったためイタリア語を丸暗記して口演を行ったが、会場では好評を博した。これをきっかけに、海外での現地語口演を開始する。[3]現在までにヨーロッパ・アメリカ・中国などの約60都市を訪れ約200回の口演を行う。

日本語に加え、英語フランス語イタリア語ドイツ語スペイン語ポルトガル語中国語の8か国語で語る国際派落語家。

2014年、世界最大級の演劇祭であるアヴィニョン演劇祭に参加。初の多言語落語DVD「三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO」を発売。

グローバルな活動は、WOWOWの看板番組「ノンフィクションW」(2013年)や、NHK WORLDの「Direct Talk」(2014年)で特集された。

2016年には、パリ日本文化会館で落語と浮世絵のコラボレーション「RAKUGO/UKIYOE・伝統と現代の出会い」を開催。その後、フィレンツェ・ケルンでも同企画を開催。

2024年2月4日、前橋市でTOPPANのデジタル画像とコラボした浮世絵落語企画「北斎漫画で笑おう!」を行った。スウェーデン人三遊亭好青年と多文化理解推進のためのユニット“めにかる“を結成。イギリス・フランス・スウェーデンを巡る落語ツアーを行う。

野村万之介に狂言を師事。2012年より野村万作の指導を受ける。2024年4月29日「よこはま万作・萬斎の会」に出演して、狂言由来の落語「松山鏡」を口演した。

まえばし観光大使、中之条観光大使。

日本放送作家協会会員。日本脚本家連盟所属。

芸歴

受賞歴

  • 1992年 平成3年度にっかん飛切落語会 若手落語家奨励賞(努力賞)
  • 1994年 平成5年度国立演芸場 花形演芸会 銀賞
  • 2002年 平成13年度国立演芸場 花形演芸大賞 銀賞
  • 2025年 令和7年度文化庁長官表彰[4]

海外公演

2008年より字幕・通訳無しの現地語口演を始め、ヨーロッパ各地からアメリカに活躍の場を広げている[5]。※「公演」は催しそのものを指し、「口演」は広義の演目を指す。また「講演」は講話などがメインの催しを指す。

2008年11月14 - 15日に、イタリアフィレンツェ ストロッティー宮殿別館フェスティバルジャポネーゼにてイタリア語による初の外国語口演を行った。またミラノカルチャーラボにおけるローマ日本人女性会では日本語による独演会を開催。

2009年10月から11月にかけての 23日間でヨーロッパ6都市を廻りイタリア語、フランス語、英語による落語口演を15ヶ所で行なった。イタリア語口演として、ミラノ大学フィレンツェ大学、ローマ大学、ナポリ東洋大学、ローマ文化会館。フランス語口演として、フランスリヨン大学、パリ区民ホール、パリ大学英語口演として、パリにあるレストラン「花輪」。他5公演を含め全15公演を行う。

2010年、初のポルトガル語口演として、リスボン市内カステラ・ド・パウロ(日本ではサガテレビ「南蛮渡来のあま〜いお噺」で放映された)。10月 - 11月  パリリヨンシャンベリミラノベネチアボローニャソラローロフィレンツェマドリードを廻り18日間で20口演を行う。その間、フランス語口演として、セルジーポントワース大学、パリ国際学園、シャンベリー日本人会、リヨン国際学園。イタリア語口演として、ミラノ大学、ベネチア大学、ボローニャ大学、フィレンツェIROHA、ソラローロ市民劇場など。スペイン語口演として マドリード国際交流基金、アウトノマ大学、教皇立コミーリャス大学での公演を行った。

2011年 6月、ドイツに渡り、ベルリン大学ライプチヒ大学ハンブルク大学フランクフルト総領事公邸などで合計15公演を行ない、6ヶ国語落語を達成。同年11月、イタリア(ミラノ・フィレンツェ)、フランスパリニース)で合計9公演を行う。

2012年7月、ドイツ5都市ベルリンライプチヒハイデルベルクトリアーケルン)で公演を行う。11月、イタリア語口演として、(フィレンツェ・マッサ・ボローニャ・ラヴェンナなど)。フランス語口演として、ニース、パリなど。またスイスローザンヌで14公演と4回のワークショップを行なう。初のスイス公演は読売新聞ヨーロッパ版で紹介された。

2013年、 6月 - 7月、ドイツ5都市(ベルリン・ライプツィヒ・ハイデルベルク・ケルン・ブランシュバイク)で公演。ライプツィヒ大学は3年連続である。9月 - 10月、フランスエクサンプロヴァンス・パリ)、スイスジュネーブ)、ベルギーブリュッセル)、イタリア(フィレンツェ・シエナ)の4カ国で10公演を行う。ベルギー初公演で訪れた国は七か国になった。また、フランスで最も権威ある日仏交流施設であるパリの日本文化会館で独演会を開けたのは大きな成果であった。さらに、WOWOWの番組ノンフィクションWが秋の欧州公演ツアーに密着。「世界よ、これが日本の落語だ!三遊亭竜楽ヨーロッパ落語道中」のタイトルで放送された。

2014年、6月にドイツ5都市(ベルリン・ライプチヒ・ブランシュバイク・デュッセルドルフボン)で公演。ベルリンでは、日本大使館で公演した。 7月にフランスアヴィニヨンで開かれた世界最大級の演劇祭である「アヴィニヨンフェスティバル」に全日程の25日間参加。公演の模様は、8月1日の日本経済新聞夕刊で紹介された。  9月 -10月、初のアメリカでの英語口演のために渡米し、ニューヨークシカゴを廻り4公演を行った。11月、関西大学の依頼でベルギールーヴェン大学の国際シンポジウムで英語口演を行った。また、「日・スイス国交150年記念ツアー」で会津若松市末廣酒造株式会社の協賛を得てスイスのジュネーブでフランス語口演を、チューリッヒドイツ語口演を行った。12月、海外公演の成果として、オール日本語字幕付きDVD「三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO」が発売された。

2015年、6月 - 7月、ドイツ4都市(フランクフルト・デュッセルドルフ・レーゲンスブルクハイデルブルク)で7公演を行う。9月には、アメリカ2都市(ニューヨーク・ヒューストン)で7公演を行う。10月 - 11月には、イタリアフランスの3都市(フィレンツェ・ラヴェンナ・パリ)で3公演を行う。

2016年、5月、中国2都市杭州市臨安市(臨案区))で初の中国語口演を行う。6月 - 7月、ドイツ4都市(フランクフルト・デュッセルドルフ・エアランゲンなど)で5公演を行う〈エアランゲンは初公演〉。9月 - 10月、アメリカ3都市(ニューヨーク・ヒューストン・テキサスシティ)で7公演を行う〈テキサスシティは初公演〉。12月8日 - 9日、パリ日本文化会館大ホールで落語とデジタル浮世絵のコラボレーション「RAKUGO/UKIYOE ~La rencontre de la tradition et de la modernité (伝統と現代の出会い)」を開催し、2公演を行う。

2017年、3月にイタリア(ローマ文化会館・ローマ大学・フィレンツェ日本文化協会いろは)で3公演を行う。  5月にアメリカ(ヒューストン総領事公邸・サンアントニオ日米協会など)で5公演を行う〈サンアントニオは初公演〉。9月にドイツ(ケルン・フランクフルト・デュッセルドルフ)で3公演を行う。

2018年、6月に初の台湾での口演〈中国語口演〉として日本台湾交流協会の後援にて(台北市日本台湾交流協会ホール・台北市の輔仁大学・高雄市の高雄科技大学)3公演を行った。  9月、ドイツ(ケルン・フランクフルト)で2公演、イタリア(フィレンツェ)で1公演を行う。10月、アメリカ(ニューヨーク・ロングアイランドトーランスコスタメサ・ヒューストン・ダラス)で8公演を行う〈トーランス・コスタメサ・ダラスは初公演〉。

2019年、5月、台湾(台北市輔仁大学・高雄市高雄科技大学)などで3公演を行う。6月、ドイツ(フランクフルト・デュッセルドルフ・ケルン)で4公演を行う。10月、イタリア(フィレンツェ・ファエンツァ)で2公演を行う〈ファエンツァは初公演〉。11月、アメリカ(ヒューストン)で4公演行う。

2020年、3月、アメリカコスタメサ市ガーデナー市)で2公演を行う。

2021年コロナ禍の影響により、オンラインでの公演実施となった。7月、東京からドイツ(フランクフルト市)に向けて子ども向けのオンライン公演を行う〈東京発〉。11月、東京からアメリカのニューヨークに向けてオンライン落語会に出演。同11月、東京からフランス(二オール市・ニース市など)に向けてオンライン講演「落語とは何か」を行う。

2022年、コロナ禍の影響により、 前年同様にオンラインでの公演実施となった。7月、東京からドイツ(フランクフルト市)に向けて親子ども向けのオンライン公演を行う。11月、東京からイタリアの2都市(フィレンツェ・ラベンナ)に向けて落語公演を行う。

2023年、11月にドイツのフランクフルトで「フランクフルト日本法人会口演」と「フランクフルト日本人学校口演」を行う。3年ぶりの海外公演の復活。

2024年、6月18日 - 7月6日にかけて「イギリス・フランス・スウェーデンを廻るめにかる落語ツアー[6](竜楽とスウェーデン人落語家三遊亭好青年が組んだ多文化理解促進のためのユニット「めにかる」が日本の多文化共生を発信し、ヨーロッパに落語を広めるべく3カ国を訪れるツアー)を行った。このツアーではオープニングで柳井厚子が会のテーマや雰囲気を一文字で表現する書道パフォーマンスを行い、本編では漫画家ゴロ画伯がヨーロッパに馴染みのあるマンガを投影して行う画期的な落語解説“マンラク“を実施、いずれも好評価を得た。

イギリス会場(マンチェスター地区サルフォード大学、ロンドン日本人学校、ロンドン日本クラブ)。フランス会場(パリ日本文化会館・ジャパン トゥール フェスティバル)。スウェーデン会場(ストックホルム大学ウプサラ市 Medborgarskolan Region Mitt・ウプサラ市 好青年の地元コミュニティ施設)での公演をこなした。

年別公演開催国(地域)一覧
公演開催国(地域) 備考
2008年 イタリア 初のイタリア語口演
2009年 イタリア、フランス 初の英語、フランス語口演
2010年 ポルトガル、フランス、イタリア、スペイン 初のポルトガル語、スペイン語口演
2011年 ドイツ、イタリア、フランス 初のドイツ語口演(6各国語落語を達成)
2012年 ドイツ、イタリア、フランス、スイス
2013年 ドイツ、フランス、スイス、ベルギー、イタリア
2014年 ドイツ、フランス、アメリカ、ベルギー、スイス
2015年 ドイツ、アメリカ、イタリア、スイス
2016年 中国、ドイツ、アメリカ 初の中国語口演
2017年 イタリア、アメリカ、ドイツ
2018年 台湾、ドイツ、アメリカ
2019年 台湾、ドイツ、イタリア、アメリカ
2020年 アメリカ
2021年 ドイツ、アメリカ、フランス ※コロナ禍の影響によるオンライン公演
2022年 ドイツ、イタリア ※コロナ禍の影響によるオンライン公演
2023年 ドイツ
2024年 イギリス、フランス、スウェーデン

弟子

  • 三遊亭 たつみ - 2022年に入門。五代目圓楽一門会初の女性の落語家だったが、間もなく廃業したとみられる。

メディア

脚注

外部リンク

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