三銃士 ダルタニアン物語
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| 三銃士 ダルタニアン物語 | |
|---|---|
| Les Trois Mousquetaires : D'Artagnan | |
| 監督 | マルタン・ブルブーロン |
| 脚本 |
マチュー・デラポルト アレクサンドル・ド・ラ・パテリエール |
| 原作 | アレクサンドル・デュマ『三銃士』 |
| 製作 |
ディミトリ・ラッサム マリー=アンジュ・ルシアニ 他 |
| 製作総指揮 | パテフィルムズ |
| 出演者 |
フランソワ・シヴィル エヴァ・グリーン ヴァンサン・カッセル ピオ・マルマイ ロマン・デュリス ルイ・ガレル ヴィッキー・クリープス ジェイコブ・フォーチュン=ロイド エリック・ルフ ジュリアン・フリソン マルク・バルべ |
| 音楽 | ギヨーム・ルッセル |
| 撮影 | ニコラス・ボルドック |
| 編集 | セリア・ラフィットデュポン |
| 制作会社 | Chapter 2、パテフィルムズ |
| 配給 | パテフィルムズ |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 121分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | フランス語 |
| 製作費 | 約3,608万ユーロ |
| 興行収入 | 32,407,471ドル[1] |
| 次作 | 『三銃士 ミレディの陰謀』 |
『三銃士 ダルタニアン物語』(さんじゅうし ダルタニアンものがたり、原題: Les Trois Mousquetaires : D'Artagnan)は、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説『三銃士』を原作とし、2023年5月4日にフランスで公開された映画である。フランス・ベルギー・ドイツ・スペインの合作でマルタン・ブルブーロン 監督により製作され、順次イタリア (4/6)、スペイン (4/14)、イギリス (4/21) など欧州、メキシコ (4/21)、ニュージーランド (2024/8/8) など世界各国で広く公開された。 続編は『三銃士 ミレディの陰謀』。
1627年。フランスに再び宗教戦争の影が忍び寄っていた。ラ・ロシェルのユグノー(新教徒)は武装を開始し、イギリス宰相バッキンガム公爵の支援を求めていた。宰相リシュリュー枢機卿と王弟オルレアン公ガストンは、ラ・ロシェルへの開戦を望んだ。しかしルイ13世は、「サン・バルテルミの虐殺の悲劇はふたたび起こさない」と、ラ・ロシェルへの攻撃を拒否する。
その頃、若きダルタニアンは、銃士になるためガスコーニュからパリを目指していた。深夜、宿屋へ到着すると、中庭で貴婦人の馬車を数人の怪しい男たちが襲撃していた。ダルタニアンは貴婦人を助けるため男たちと戦うが、銃で撃たれて昏倒する。撃ったのはリシュリュー枢機卿の女スパイ、ミレディだった。襲われていた貴婦人はヴァルクール伯爵夫人で、イギリス宰相バッキンガム公爵とアンヌ王妃の手紙の橋渡しをしていた。ミレディは、ヴァルクール伯爵夫人から手紙を奪い取る。昏倒したダルタニアンは埋葬されるが、息を吹きかえした。
ダルタニアンはパリに到着すると、父の友人トレヴィル銃士隊長の屋敷へ行き、銃士隊への入隊を頼む。トレヴィル隊長は、まずは候補生からだと励ます。ふと、窓の下を見たダルタニアンは、宿屋で馬車を襲撃していた男を発見し、追いかける。途中で三銃士のアトス、ポルトスとぶつかり、アラミスを行きがかりで怒らせ、決闘の約束をするハメになる。
サン・シュピルスの丘でダルタニアンがアトスと決闘を始めたとたん、決闘禁止令違反でリシュリュー護衛隊に包囲される。しかし圧倒的な人数差のなかで、ダルタニアンと三銃士は、護衛隊と戦って勝利する。この事件で、ダルタニアンは国王に拝謁し、三銃士と友情を結んだ。アラミスは伊達男で女性に人気があり、ポルトスは豪放磊落で寛大。アトスには影があった。
ダルタニアンはフランス王妃アンヌ・ドートリッシュの侍女コンスタンス・ボナシューに一目惚れし、コンスタンスの家で下宿を始める。アンヌ王妃はイギリスのバッキンガム公爵と密かに恋愛関係にあるが、夫ルイ13世を敬愛し支えていた。
ある朝、アトスがベッドで目覚めると、隣に全裸女性の刺殺死体があった。アトスは逮捕され、裁判にかけられる。トレヴィル隊長は、アトスの過去の華々しい戦歴や気高い貴族であることを主張し弁護する。しかし裁判官は 、アトスの実弟ベンジャミンがユグノー(新教徒)で、ラ・ロシェルの指導者オラト・サン・ブランカールの右腕であることを指摘する。アトスに斬首の死刑判決がくだった。それを傍聴席からミレディが見ていた。
ダルタニアン、アラミス、ポルトスはアトスを救うため、刺殺女性の遺体を調べる。ダルタニアンは、その遺体が宿屋で襲われていた馬車の貴婦人だと気づく。三人は調査の結果、ヴァルクール伯爵家にたどり着く。ヴァルクール伯爵の屋敷を訪れたダルタニアンを迎えたのは、伯爵夫人になりすました美しいミレディだった。ダルタニアンは伯爵夫人が偽物だと気づくが、ミレディに銃撃されて逃げる。
秘密裏にノルマンディ海岸に到着したバッキンガム公は、アトスの弟ベンジャミンらラ・ロシェルの新教徒に迎えられる。
ミレディが書いた偽の恋文で修道院へおびき出されたバッキンガム公とアンヌ王妃を、武装集団が襲撃するが、ダルタニアン、アラミス、ポルトスが武装集団と戦い、事なきを得た。アンヌ王妃は別れの形見にダイヤの首飾りをバッキンガム公爵に渡す。しかしパリの街に王妃とバッキンガム公の不貞疑惑の中傷ビラが撒かれ、王妃がバッキンガム公にダイヤの首飾りを渡したと噂になる。ルイ13世はアンヌ王妃に、疑惑を晴らすため、王弟オルレアン公ガストンの結婚式でダイヤの首飾りを身に着けるよう命じる。
コンスタンスはダルタニアンに、イギリスのバッキンガム公からダイヤの首飾りを持ち帰るよう頼み、リシュリューは首飾りをバッキンガム公から奪うため女スパイのミレディをイギリスへ派遣する。グレーブ広場の処刑台を見下ろしたミレディは「処刑に立ち会えないのは残念ね」とつぶやき、リシュリューは「アンヌ王妃の処刑には立ち会える」と言う。
一方で、グレーヴ処刑場に向かうアトスの護送馬車を、弟ベンジャミンとラ・ロシェル指導者サン・ブランカールの一軍が襲撃し、アトスは救出される。
カレーの港へ向かうダルタニアンは、途中でアトスに出会い、イギリスへ同行することになる。その夜、アトスはダルタニアンに「友人の話」として過去の破綻した恋を語る。アトスは若い頃、領地の村に住む身元不明の純粋で美しい娘と恋に落ち、結婚した。妻は人前に出る事を嫌がった。しかしアトスの弟の結婚式に参列したことから妻の過去が明らかになる。妻は15才で残虐な侯爵と結婚して暴力と虐待を受け、抵抗しているうちに夫の侯爵を殺した。逃げた妻は村に隠れ住んで、アトスと結婚したのだ。正義の貴族と言われていたアトスは、妻を司直の手に引き渡した。妻は投獄され百合の焼き印を押されて絞首刑になった、とアトスは語った。
イギリスに渡ったミレディは、園遊会でバッキンガム公に近づきダイヤの首飾りを盗むが、飛び込んできたダルタニアンがミレディを追いかける。逃走するミレディとアトスが出くわす。馬で逃げたミレディをダルタニアンは追い詰め、ダイヤの首飾りを取り戻し、ミレディは崖から海へ飛びこむ。
一方で、ラ・ロシェル制圧を狙うシャレー伯爵が、王弟オルレアン公ガストンの結婚式が行われる聖堂を秘密裏に訪れ、ある指令書を渡す。
ダルタニアンは無事に首飾りをアンヌ王妃に届け、王妃の名誉を守った。 王弟オルレアン公ガストンの結婚式で、聖職者に扮して聖堂に潜入していた武装集団が国王暗殺を企て、参列席に銃撃を浴びせる。しかし察知したアトスと銃士たちが国王を救う。この功績により国王はアトスに赦免を与え銃士隊に戻し、ダルタニアンを銃士に任命する。しかし銃撃によって忠臣を殺されたルイ13世は、銃撃事件の首謀者が新教徒だと聞かされ、ラ・ロシェルへの攻撃を決意する。
コンスタンスが宮殿の廊下を歩いていると、ある部屋から密談の声がした。「今回の暗殺計画は失敗したが、国王は不死身ではない。すべてを新教徒のせいにして、フランスをあなたのものに」と。コンスタンスは慌てて逃げ出す。しかし正体不明の男に跡をつけられ、ダルタニアンと待ち合わせた宿屋の近くで、謎の男たちに誘拐される。コンスタンスの悲鳴を聞いたダルタニアンは誘拐犯たちを追いかけるが、路上で背後から殴られ昏倒する。
第一部「三銃士 ダルタニアン物語」では、事件の全容が示されない。事件の背後関係は不明なままラストを迎える。エンドクレジットのあと、第二部「三銃士 ミレディの陰謀」の予告が流れ、リシュリューとミレディの会話で「猊下、私の敵は銃士隊」だとミレディが告げる。
キャスト
- ダルタニアン: フランソワ・シヴィル/大塚智則(吹替)
- ミレディ: エヴァ・グリーン /大谷理恵(吹替)
- アトス: ヴァンサン・カッセル /鷹野玄武(吹替)
- ポルトス: ピオ・マルマイ /宮内隆臣(吹替)
- アラミス: ロマン・デュリス /湧津ユウミ(吹替)
- ルイ13世: ルイ・ガレル /淀川 清(吹替)
- アンヌ王妃: ヴィッキー・クリープス /百月麗美華(吹替)
- バッキンガム公爵: ジェイコブ・フォーチュン=ロイド /柳よしひこ(吹替)
- リシュリュー枢機卿: エリック・ルフ /小浅和(吹替)
- オルレアン公ガストン: ジュリアン・フリソン
- トレヴィル隊長: マルク・バルべ/山田豊(吹替)
企画
- フランス・ベルギー・ドイツ・スペイン合作映画として企画
製作
- 製作: ディミトリ・ラッサム、マリー=アンジュ・ルシアニ 他
- 監督: マルタン・ブルブーロン
- 脚本: マチュー・デラポルト、アレクサンドル・ド・ラ・パテリエール
- 原作: アレクサンドル・デュマ『三銃士』
- 製作総指揮: パテフィルムズ
- 音楽: ギヨーム・ルッセル
- 撮影: ニコラス・ボルドック
- 編集: セリア・ラフィットデュポン
- 制作会社: Chapter 2 パテフィルムズ
- 配給: パテフィルムズ
封切り
- 公開日: 2023年5月4日(フランス)
- 上映時間: 121分
DVDリリース・オンデマンド
- 日本でのDVDレンタル開始日:2025年11月12日
- 日本でのDVD販売開始日:2025年12月26日
- U-NEXT、Amazon Prime Video、DMMで配信中(2025年12月1日時点)
日本語字幕翻訳:関なつき 日本語吹替翻訳:関なつき
映画評論家によるレビュー
- 現時点で情報なし
興行収入
- Box Office MojoによるとDOMESTIC が空欄のため、INTERNATIONAL の 32,407,471ドルがそのまま WORLDWIDE の総額となっている。
受賞歴
- 現時点で情報なし
次作
- 三銃士 ミレディの陰謀(Les Trois Mousquetaires: Milady、公開日: 2023年12月13日)