中井貴惠

日本の女優・エッセイスト From Wikipedia, the free encyclopedia

中井 貴惠(なかい きえ、1957年昭和32年〉11月27日 - )は、日本の女優エッセイスト東京都出身[1]田園調布雙葉中学校・高等学校早稲田大学第一文学部日本文学科卒業[要出典]。本名は、中澤貴恵子。芸名「貴恵」の名付け親は木下惠介

生年月日 (1957-11-27) 1957年11月27日(68歳)
身長 167 cm
血液型 O型
概要 なかい きえ 中井 貴惠, 生年月日 ...
なかい きえ
中井 貴惠
生年月日 (1957-11-27) 1957年11月27日(68歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都世田谷区玉川田園調布
身長 167 cm
血液型 O型
職業 俳優語り手
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1977年 -
配偶者 既婚
著名な家族 佐田啓二(父)
中井貴一(弟)
公式サイト http://nakaikie.com/
主な作品
映画
女王蜂』/『制覇
あゝ野麦峠 新緑篇
人生劇場』/『哀しい気分でジョーク
受賞
日本アカデミー賞
優秀助演女優賞
1983年あゝ野麦峠 新緑篇』『制覇
その他の賞
ヨコハマ映画祭
助演女優賞
1986年哀しい気分でジョーク
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来歴・人物

父親の佐田啓二、母親の益子とともに(1960年)

戦後スターで、松竹三羽烏と言われた俳優・佐田啓二の長女として生まれた[2]1964年、小学生になって初めての夏休みに佐田が交通事故で他界し、その事故直前に蓼科高原の別荘に家族で過ごしたのが父との最後の思い出となった[3]。当時まだ6歳だったこともあり、生前の父の仕事についてあまり良く知らなかったが、父の死後、生前出演した映画を何本も見ることで俳優としての父を知ったという[3]

弟は俳優の中井貴一である[2]。貴一は、仕事では姉の貴恵と共演したくないという姿勢であり、同じドラマに出演した際には一度も共演するシーンがなかった。

早稲田大学第一文学部在学中に女優デビューすることになり[2]、1978年、市川崑監督の映画『女王蜂』(東宝)で女優デビューする[1][2]。トップクレジットではないものの、ヒロイン役であり、本人によると「この映画は死んだ父に今の私ができるたった一つのプレゼント」との思いで撮影に臨んでいたという[3]。この映画で数々の新人賞を受賞した[2]。早稲田大学は一部から二部へ転部し、日本文学科を卒業した[要出典]

1982年、『あゝ野麦峠 新緑篇』(東宝)、『制覇』(東映)で第6回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞[2]。以後、映画やテレビドラマ・CMに出演し、同年公開の映画『人生劇場』(東映)にてヌードを披露した。

1987年の結婚を機に女優業を休業[4]。夫は早稲田大学の同窓で土木建設コンサルタント技術者。その後、夫の勤務地であるアメリカニューハンプシャー州に移り、帰国後は札幌に居住していた[2]。現在は東京在住。2女の母。

1998年から、絵本朗読を行う「大人と子供のための読みきかせの会」の活動を続けている[4]。なお、「大人と子供のための読みきかせの会」は本名の「中沢貴恵子」併記で活動している。2009年からは、小津映画を音楽家とのコラボレーションで朗読公演にした「音語り」を行っている[4][5]。「晩春」をはじめ、「秋日和」「東京物語」「お早よう」「秋刀魚の味」「麥秋」の全6作品のシリーズを、小津安二郎記念蓼科高原映画祭[6]などで演じている。

主な出演作品

映画

テレビドラマ

ラジオドラマ

バラエティ・情報番組・アニメ

CM

書籍

  • 「貴恵のニューイングランド物語」文化出版局1990年ISBN 978-4579303175
  • 「娘から娘へ」文化出版局(1994年ISBN 978-4579303557
  • 「父の贈りもの」角川書店角川文庫〉(1997年ISBN 978-4043411023
  • 「ピリカコタン~北の大地からのラブレター」角川書店(2000年ISBN 978-4043411047
  • 「赤毛のアンを探して」角川書店(2002年ISBN 978-4043411054
  • 「手話ボランティア入門」旬報社2003年ISBN 978-4845108077
  • 「大人と子供のための読みきかせの会―「5年間の物語」」ブロンズ新社(2003年)ISBN 978-4893092878
  • 「ラブレターズ」「小津安二郎 大全朝日新聞出版(2019年)に収録ISBN 978-4022515995

絵本

エピソード

  • 父である佐田と親しくしていた小津安二郎1963年12月12日に亡くなる約1ヶ月前の11月14日、当時5歳だった貴惠は、病床の小津を見舞い、一緒に「スーダラ節」「幸福を売る男」を歌っている[9]
  • 27歳で夭折した夏目雅子とは、共演こそ少なかったが、プライベートでは親交が深かった(2010年3月放送の『もう一度会いたい素顔の夏目雅子 〜親友・中井貴惠が時を訪ね行く… 〜』(BS朝日)ではナビゲーターを務めている)。

脚注

外部リンク

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