新井素子
日本の作家
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新井 素子(あらい もとこ、1960年〈昭和35年〉8月8日[1] - )は、日本の小説家。
ライトノベル作家の草分け的存在として知られている(久美沙織による解説(#外部リンク)を参照)。夫は、書評や文庫解説などを手がけている手嶋政明。結婚後の本名は手嶋素子[2]。日本SF作家クラブ元会長。日本推理作家協会会員。
略歴
東京都練馬区生まれ[1]。両祖父、両親が共に講談社に勤めており、実家には常に大量の本があったため、幼い頃から多くの本に接して育った。
1977年、東京都立井草高等学校2年生のときに、第1回奇想天外SF新人賞に応募した『あたしの中の……』が佳作入選した[3]。審査員の星新一が絶賛し最優秀作に推したが、小松左京や筒井康隆らが目新しい文体に違和感を覚え反対したため佳作となった。星は入選決定後に、新井素子の父が東京大学農学部での同級生だったことを知った。また、新井も星のファンであり、初めて読んだSFが星の『妖精配給会社』であった(星の著書「未来いそっぷ」の解説文も書いている)。
高校2年生という若さでの受賞及びデビューは文学界にも衝撃を与え、『ふぁんろーど』の特集などで「SF界のプリンセス」と称された。北野勇作や久美沙織ら同世代の作家に強い影響を与えたといわれている。
立教大学文学部ドイツ文学科に在籍しながら作家活動を続け、1981年『グリーン・レクイエム』で第12回星雲賞日本短編部門を受賞[3]、1982年『ネプチューン』で第13回星雲賞日本短編部門を受賞した[3]。1999年には『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞した[3]。
2003年ごろから夫とともに囲碁をはじめ[4][注釈 1]、日本棋院囲碁大使をつとめる[6]。2009年から2011年まで日本SF作家クラブ会長。
文体と作品傾向
デビューがSF誌『奇想天外』だったこともあり、しばらくはSFを中心に執筆していたが、1980年には高校生向け雑誌『高一コース』誌上で『星へ行く船』を連載した。また集英社文庫コバルトシリーズ(コバルト文庫)から『いつか猫になる日まで』を上梓するなど、活動の場をジュニア小説へも広げた。
同時代の口語表現を積極的に取り入れ、一段落を「が。」の2文字で終わらせて改行するなど規範を大きく逸脱した文体を高橋源一郎は『ラカンのぬいぐるみ』で「新口語文」と評価した。当時の口語表現を文体に反映した端的な例として、一人称「あたし」、二人称「おたく」という砕けた人称代名詞を多用したことなどが挙げられる。
デビュー直後の『毎日新聞』インタビューで「マンガ『ルパン三世』の活字版を書きたかったんです」と述べたことから、当初その文体は漫画やアニメとの関係で論じられることが多かったが、この発言自体は記事を書いた記者の曲解によって発生したもので、本人の発言意図と乖離したものであることが判明している[7]。その後の本人の発言では、アニメや漫画の影響下で出来上がった文体でないことが語られている。本人によれば、影響を受けたのは小林信彦の、女の子の主人公の一人称口語文体の小説『オヨヨ島の冒険』であり、自分の文体を作ろうと思い立った中学1年生の時、『オヨヨシリーズ』を読んで感じた「会話の妙」と「間」を手本としている[8]。
新しい世代の言語感覚による「文章で書いた漫画」であると指摘されており[要出典]、後の作家に対する影響力は無視できない[9]。新井素子の文体は後のライトノベル文体に少なからず影響を与え、元祖的もしくは雛形的存在と称されることもある。
作品傾向としては、20代前半までは同年代の女性を主人公とするSF小説が主だった。25歳で結婚した後は、自らの結婚体験を元にした『結婚物語』などのコメディや、『おしまいの日』などのサイコホラー小説のような新たなジャンルにも挑戦した。また、自身の不妊体験を下敷きにしたかのような「産むということ」や「不妊ということ」「女性というもの」について独特の視点に基づいた小説を発表するなど、執筆活動の幅を拡げていった。そして、それらの文体はジャンルや読者層に合わせ、デビュー当時のものとは大きく変えている。
身近に起こった出来事を明るく軽妙に綴るエッセイでも知られる。
ぬいぐるみ
新井素子は、ぬいぐるみ好きとしても知られ、4000体以上のぬいぐるみとともに生活している[10][11]。「ぬいぐるみは呼吸も新陳代謝もしないが、ぬいぐるみパワーとでも呼ぶべき未知のものによって生きており、一種の精神生命体である」と常々主張している[要出典]。死後の処理については子がないので夫婦亡き後には姪か甥に引き継いでもらうしかないとしている[3]。
ぬいぐるみ関連の著書として次のようなものがある。
- 『わにわに物語』『わにわに物語II』
- 白いワニのぬいぐるみ「わにわに」が語ったエッセイを新井素子が口述筆記したとされるもの。 ISBN 4-06-263022-2, ISBN 4-06-263371-X
- 『くますけと一緒に』
- 「ぬいぐるみホラー」を目指して書かれたとされる小説。両親を亡くしぬいぐるみと話す少女の、ぬいぐるみ「くますけ」との交流や内面を描く。 ISBN 4-19-905077-9
- 『ぬいぐるみさんとの暮らし方』(グレン・ネイプ著)
- ぬいぐるみの生態や接し方について述べた本を新井素子が邦訳したもの(共訳:土屋裕)。ISBN 4-10-522001-2
- 『テディベアに会えた日』
- テディベアの写真集に新井素子が短い物語を付けたもの。 ISBN 4-537-02437-2
1995年、第34回日本SF大会「HAMANACON」において、「一緒に来ていたぬいさんの”たこくん”」とともに、暗黒星雲賞ゲスト部門を受賞。
著作
小説
- 『あたしの中の……』 奇想天外社、1978年12月 000001415520 / 集英社文庫コバルトシリーズ(以下コバルト文庫と表記)、1981年9月 000001534286 ・ 2006年1月 ISBN 4-08-600715-0
- 「ずれ」「大きな壁の中と外」併録。集英社刊行版は「チューリップさん物語」を追加併録
- 『いつか猫になる日まで』 コバルト文庫、1980年7月 000001464148 ・ 2005年5月 ISBN 4-08-600595-6
- 『星へ行く船』シリーズ
- 『星へ行く船』 コバルト文庫、1981年3月 / 出版芸術社、2016年9月
- 『通りすがりのレイディ』 コバルト文庫、1982年1月 / 出版芸術社、2016年9月
- 『カレンダー・ガール』 コバルト文庫、1983年1月 / 出版芸術社、2016年11月
- 『逆恨みのネメシス』 コバルト文庫、1986年9月 / 出版芸術社、2017年1月
- 『そして、星へ行く船』 コバルト文庫、1987年5月 / 出版芸術社、2017年3月
- 『星から来た船』 コバルト文庫、1992年4月 上巻 ・ 1992年5月 中巻 ・ 1992年6月 下巻 / 出版芸術社、2019年5月 上巻 ・ 2019年6月 中巻 ・ 2019年7月 下巻
- 『グリーン・レクイエム』シリーズ
- 『ひとめあなたに…』 フタバノベルス、1981年10月 000001522493 / 角川文庫、1985年1月 ISBN 4-04-160001-4 / 創元SF文庫、2008年5月 ISBN 978-4-488-72802-1
- 『ラビリンス―迷宮―』 徳間書店、1982年8月 ISBN 4-19-122576-6 / トクマノベルス、1984年8月 ISBN 4-19-152964-1 / 徳間文庫、1987年12月 ISBN 4-19-578417-4 / 徳間デュエル文庫、2000年8月 ISBN 4-19-905001-9
- 『扉を開けて』 CBSソニー、1982年9月 / コバルト文庫、1985年6月
- 『二分割幽霊綺譚』 講談社、1983年3月 ISBN 4-06-200224-8 / 講談社文庫、1986年3月 ISBN 4-06-183693-5
- 『……絶句』 早川書房、1983年10月 上・下巻 000001649315 / ハヤカワ文庫、1987年4月 上・下巻 ISBN 4-15-030237-5 / 新装版 ハヤカワ文庫、2010年9月 上巻 ISBN 978-4-15-031011-0 ・ 下巻 ISBN 978-4-15-031012-7
- 『ブラック・キャット』シリーズ コバルト文庫
- 『ブラック・キャット1』1984年1月
- 『ナイト・フォーク ブラック・キャット(2)』1985年9月
- 『キャスリング ブラック・キャット(3)』 1994年12月 前・後編
- 『チェックメイト ブラック・キャット(4)』 2004年1月 前・後編
- 『あなたにここにいて欲しい』 文化出版局、1984年7月 000001690047 / 講談社文庫、1987年8月 ISBN 4-06-184036-3
- 『ディアナ・ディア・ディアス』 徳間書店、1986年6月 ISBN 4-19-123275-4 / トクマ・ノベルズ、1989年3月 ISBN 4-19-153903-5 / 徳間文庫、1993年6月 ISBN 4-19-577592-2 / 徳間デュアル文庫、2001年3月 ISBN 4-19-905042-6
- 結婚物語シリーズ
- 『結婚物語』 角川文庫、上・中巻 1986年8月 ・ 下巻 1986年9月 / 中公文庫、2011年10月 上・下巻
- 『新婚物語』 角川文庫、1988年 全3巻
- 『銀婚式物語』 中央公論新社、2011年10月 / 中公文庫、2014年10月
- 『ダイエット物語……ただし猫』 中央公論新社、2016年7月 / 中公文庫、2019年8月
- 『定年物語』 中央公論新社 2024年3月
- 『今はもういないあたしへ…』 大陸書房、1988年9月 ISBN 4-8033-1561-2 / ハヤカワ文庫、1990年1月 ISBN 4-15-030314-2 「ネプチューン」併録。 / 中公文庫、2026年3月 ISBN 978-4-12-207765-2
- 『ふたりのかつみ』 カドカワノベルス、1991年5月 ISBN 4-04-782801-7 / 角川文庫、1996年5月 ISBN 4-04-160009-X
- 3話は単行本未収録
- 『くますけと一緒に』 大陸書房、1991年12月 ISBN 4-8033-3769-1 / 新潮文庫、1993年3月 ISBN 4-10-142602-3 / 徳間デュアル文庫、2001年10月 ISBN 4-19-905077-9 / 新装版 中公文庫、2025年1月 ISBN 978-4-12-207599-3
- 『おしまいの日』 新潮社、1992年5月 / 新潮文庫、1995年5月 / 新装版 中公文庫、2025年6月
- 『わにわに物語』 講談社、1992年 - 1993年 全2巻 / 講談社文庫(1995年 - 1996年)
- 1巻 1992年9月 ISBN 4-06-205977-0 / 1995年8月 ISBN 4-06-263022-2
- 2巻 1993年9月 ISBN 4-06-206577-0 / 1996年11月 ISBN 4-06-263371-X
- 『チグリスとユーフラテス』 集英社、1999年2月 / 集英社文庫、22002年5月 上・下巻
- 『ハッピー・バースディ』 角川書店、2002年9月 ISBN 4-04-873396-6 / 角川文庫、2005年9月 ISBN 4-04-160012-X
- 『窓のあちら側』 出版芸術社、2007年2月 ISBN 978-4-88293-314-4 (自選作品集)
- 『ちいさなおはなし』 集英社、2007年10月 ISBN 978-4-08-774895-6
- 『もいちどあなたにあいたいな』 新潮社、2010年1月 ISBN 978-4-10-385802-7 / 新潮文庫、2013年3月 ISBN 978-4-10-142604-4
- 『イン・ザ・ヘブン』 新潮社、2013年10月 ISBN 978-4-10-385803-4 / 新潮文庫、2016年5月 ISBN 978-4-10-142605-1
- 『未来へ……』 角川春樹事務所、2014年11月 ISBN 978-4-7584-1247-6 / ハルキ文庫、2017年4月 上巻 ISBN 978-4-7584-4080-6 ・ 下巻 ISBN 978-4-7584-4081-3
- 『ゆっくり十まで』 キノブックス、2018年9月 ISBN 978-4-909689-11-5 / 角川文庫、2021年9月 ISBN 978-4-04-111874-0
- 『この橋をわたって』 新潮社、2019年4月 ISBN 978-4-10-385804-1 / 新潮文庫、2022年1月 ISBN 978-4-10-142606-8
- 『新井素子SF&ファンタジーコレクション』 日下三蔵編、柏書房
- 『いつか猫になる日まで グリーン・レクイエム』(「緑幻想 グリーン・レクイエムII」併録) 2019年8月 ISBN 978-4-7601-5156-1
- 『扉を開けて 二分割幽霊綺譚』(「斉木杳の憂鬱」併録) 2019年10月 ISBN 978-4-7601-5157-8
- 『ラビリンス〈迷宮〉 ディアナ・ディア・ディアス』(「週に一度のお食事を」「宇宙魚顛末記」併録) 2019年12月 ISBN 978-4-7601-5158-5
- 『絶対猫から動かない』 KADOKAWA、2020年3月 / 角川文庫、2022年10月 上・下巻
- 『影絵の街にて』 日下三蔵編、竹書房文庫、2022年1月 ISBN 978-4-8019-2929-6 SF・ファンタジー短篇集
- 『南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生』 角川春樹事務所、2022年12月 ISBN 978-4-7584-1432-6 / ハルキ文庫、2024年1月 ISBN 978-4-7584-4610-5
エッセイ
- 『ひでおと素子の愛の交換日記』 吾妻ひでおとの共著、角川書店、1984年 - 1987年 全3巻 / 角川文庫、1987年 - 1988年 全4巻
- 『ひでおと素子の愛の交換日記』 角川書店、1984年7月 000001705600
- 『ひでおと素子の愛の交換日記 続』 角川書店、1985年2月 ISBN 4-04-705007-5
- 『ひでおと素子の愛の交換日記 新』 角川書店、1986年7月 ISBN 4-04-705008-3
- 『ひでおと素子の愛の交換日記』 角川文庫、 1987年1月 ISBN 4-04-160051-0 / 改版 2008年8月 ISBN 978-4-04-160055-9
- 『ひでおと素子の愛の交換日記 2』 角川文庫、1987年2月 ISBN 4-04-160052-9
- 『ひでおと素子の愛の交換日記 3』 角川文庫、1987年6月 ISBN 4-04-160053-7
- 『ひでおと素子の愛の交換日記 4』 角川文庫 1988年6月 ISBN 4-04-160054-5
- 『新井素子の未知との遭遇』 講談社、1990年8月 ISBN 4-06-205020-X / 講談社文庫、1993年8月 ISBN 4-06-185452-6
- 『とり散らかしておりますが』 講談社文庫、1994年4月 ISBN 4-06-185635-9
- 『近頃、気になりません?』 廣済堂出版、1994年8月 ISBN 4-331-50447-6 / 講談社文庫、1999年11月 ISBN 4-06-264733-8
- 『もとちゃんの夢日記』 角川文庫、1995年3月 ISBN 4-04-160008-1
- 『もとちゃんの痛い話』 角川文庫、1997年4月 ISBN 4-04-160010-3
- 『素子の読書あらかると』 中央公論新社、2000年11月 ISBN 4-12-003078-4 / 中公文庫、2005年1月 ISBN 4-12-204472-3
- 『明日も元気にいきましょう』 角川文庫、2004年2月 ISBN 4-04-160011-1
- 『お元気ですか』 廣済堂出版、2004年9月 ISBN 4-331-51061-1
- 『今日もいい天気』 廣済堂出版、2007年10月 ISBN 978-4-331-51260-9
- 『素子の碁 - サルスベリがとまらない』 中央公論新社、2018年3月 ISBN 978-4-12-005063-3 / 中公文庫、2020年10月 ISBN 978-4-12-206970-1
対談集
- 『ネバーランド・パーティ 新井素子と15人の漫画家』 新書館、1985年9月 ISBN 4-403-22025-8
- 『新井素子のサイエンス・オデッセイ』 新潮文庫、1985年10月 ISBN 4-10-142601-5
- 『新井素子の?(ハテナ)教室』 徳間書店、1987年9月 ISBN 4-19-173520-9
- 『新井素子の?(ハテナ)教室 2』 徳間書店、1988年1月 000001900066
- 『ネリマ大好き』 徳間書店、1992年2月 ISBN 4-19-124768-9
その他
- 『ぬいぐるみさんとの暮らし方』 グレン・ネイプ著、新潮社、1989年11月 翻訳書(土屋裕との共訳)
- 『季節のお話』 徳間書店、1990年12月 ISBN 4-19-124411-6 / ブッキング、2005年 絵本(絵:古川タク)
- 『テディベアに会えた日』 日本文芸社、1994年11月 写真と文(撮影:角田正治)
単著未収録作品
- 小説
- 「思い出食堂」 - 『紙魚の手帖』vol.28 APRIL 2026
アンソロジー
「」内が新井の作品
- 『S-Fマガジン・セレクション1981』 ハヤカワ文庫、1983年4月 000001616228 「ネプチューン」
- 『本屋でぼくの本を見た』 角川文庫、1999年10月 ISBN 4-04-130736-8 エッセイ「本物の自分の本」
- 『2001』早川書房、2000年12月 ISBN 4-15-208324-7 「あした」
- 『For ladies by ladies』 ちくま文庫、2003年11月 ISBN 4-480-03889-2 エッセイ「『くますけと一緒に』あとがき」
- 『血と薔薇の誘う夜に―吸血鬼ホラー傑作選』 角川ホラー文庫、2005年9月 ISBN 4-04-380401-6 「週に一度のお食事を」
- 『逆想コンチェルト イラスト先行・競作小説アンソロジー 奏の1』 徳間書店、2010年6月 ISBN 978-4-19-862964-9 「つつがなきよう」
- 『SF宝石』 光文社、2013年8月 ISBN 978-4-334-92888-9「ゲーム」
- 『忘れられない一冊』 朝日新聞出版、2013年9月 ISBN 978-4-02-261758-3 エッセイ「忘れてしまった本」
- 『きまぐれ星からの伝言』 徳間書店、2016年8月 ISBN 978-4-19-864220-4 解説「声の網」
- 『吾輩も猫である』 新潮文庫、2016年12月 ISBN 978-4-10-101050-2 「妾は、猫で御座います」
- 『人工知能の見る夢は AIショートショート集』 文春文庫、2017年5月 ISBN 978-4-16-790850-8 「お片づけロボット」「幻臭」
- 『猫ミス!』 中公文庫、2017年10月 ISBN 978-4-12-206463-8 「黒猫ナイトの冒険」
- 『奇想天外 21世紀版 アンソロジー』 南雲堂、2017年10月 ISBN 978-4-523-26564-1 「階段落ち人生」
- 『謎々 将棋・囲碁』 角川春樹事務所、2018年2月 ISBN 978-4-7584-1319-0 「碁盤事件」
- 『ショートショートドロップス』 新井素子編、キノブックス、2019年1月 ISBN 978-4-909689-25-2 / 角川文庫、2021年1月 ISBN 978-4-04-109667-3 「のっく」
- 『NOVA 2019年春号』 河出文庫、2018年12月 「やおよろず神様承ります」
- 『甘美で痛いキス 吸血鬼コンピレーション』 二見書房、2021年3月 ISBN 978-4-576-21017-9 「ここを出たら」
- 『NOVA 2021年夏号』 河出文庫、2021年4月 ISBN 978-4-309-41799-8 「その神様は大腿骨を折ります」
- 『作家と酒』 平凡社、2021年9月 ISBN 978-4-582-74713-3 エッセイ「あたしは御飯が好きなんだ!」
- 『少女小説とSF』 星海社FICTIONS、2024年3月 ISBN 978-4-06-535145-1 「この日、あたしは」
- 『すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー』 集英社オレンジ文庫、2025年4月 ISBN 978-4-08-680617-6 エッセイ「切り株のあちらに」
- 『幻想と怪奇 幻影の街 ショートショート・カーニヴァル』 新紀元社、2025年9月 ISBN 978-4-7753-2237-6 「夢練馬」
- 『こわい話の時間です 左肩のともだち』福音館書店、2026年6月 ISBN 978-4-8340-8931-8 「ぱきぱくぱくぱく」
- 『ショートショートなSF』(日本SF作家クラブ編、ハヤカワ文庫JA、2026年6月 ISBN 978-4-1503-1620-4)「花粉症事始め」
他メディアへの展開
漫画
- 『週に一度のお食事を』 漫画:森脇真末味(1980年)
- 『二分割幽霊綺譚』 漫画:くりた陸(未単行本化)
- 『影絵の街にて』 漫画:田村すみよ(1983年)
- 『ずれ』 漫画:南ちあき(1984年)
- 『大きな壁の中と外』 漫画:木住野七生(1984年)
- 『グリーン・レクイエム』 漫画:文月今日子(講談社、1984年)、春名里日(講談社、2003年)
- 『扉を開けて』 漫画:亜藤潤子(白泉社、1986年)
- 『星へ行く船』 漫画:よしまさこ(「星へ行く船」「雨の降る星 遠い夢」漫画化。週刊マーガレットにて連載、白泉社、1988年)
- 『ヘレテクの穴』漫画:沖田✕華(「二分割幽霊綺譚」漫画化。幻冬舎、3巻、1巻2023年、2巻2024年、3巻2024年)
テレビドラマ
ラジオドラマ
映画
オリジナルビデオ
アニメ
新井素子を題材にした作品
- 『素子姫♡アドベンチャー』 辰巳出版、1987年6月、PC-8801/mkIIシリーズ用アドベンチャーゲーム、5インチフロッピーディスク
出演
- お茶の子博士のHORROR THEATER 第14怪「TERROR T.V.」 - テレビ番組『もんもんドラエティ』の番組内コーナー。手塚眞が監督した短編ホラー映画を放映するコーナーであり、1982年1月28日放映回の「TERROR T.V.」では新井素子が出演している。『お茶の子博士のHORROR THEATER 〜TV「もんもんドラエティ」より〜』(2002年12月、ポニーキャニオン)としてDVD販売された際には「テレビの中の殺人者」と改題[17]。
- ジュニア大全科 - NHK教育テレビジョン。1982年11月22日から同年11月26日まで全5回で「100年前のSF」をテーマとした際に出演した[18]。
- 星くず兄弟の伝説 - 1985年公開の日本映画。プレゼンター役として出演。
- グリーン・レクイエム - 1985年製作、1988年公開の日本映画。通行人としてカメオ出演。
- ぼくらの愛した二十面相 - 1997年9月27日上演の文士劇[19]。
- 世界SF作家会議(フジテレビ)
- その他これは実現には至らなかった(今日でいう妄想)作品であるが、DAICON FILMが企画した特撮パロディー映画『愛國戦隊大日本』の第14話のシナリオ、「重千代じいさんを守れ!!日本の長寿は世界一!!」に、当時長寿世界一の記録保持者だった泉の孫娘の本人役という形で出演したことになっていた[21]。
- 魔改造の夜 第7弾(NHK)
- ネコメンタリー 猫も、杓子も。「新井素子とこすみ」(NHK)2025年1月12日放送[24]