井上玲
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幼い頃からフランス・ブリュッヘンやデイヴィッド・マンロウらによる中世・ルネサンス・バロック時代の楽器を用いた録音に触れ、古楽および古楽器に関心を抱いた[1]。同時期に、リコーダー奏者・庄野龍夫の手ほどきのもと、8歳より本格的な木製リコーダーを、11歳よりフラウト・トラヴェルソの演奏を始めることとなる。
灘中学校・高等学校を経て、2020年に東京大学文学部で美術史を専攻して卒業[1]。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程(音楽文化学専攻)を修了。最優秀の成績を表彰する大学院アカンサス音楽賞を受賞し、修了式において同賞の総代を務めた。修士論文のタイトルは『17世紀後半から18世紀前半にかけてのリコーダーとフルートの編曲文化──パリとロンドンの音楽愛好家の活動を中心に──』。学内で高い評価を受け、2023年3月の学内論文発表会、および同年5月の日本音楽学会東日本支部定例会で発表を行なった[2]。
リコーダーを山岡重治、庄野龍夫、フラウト・トラヴェルソを前田りり子、庄野龍夫に師事。東京藝術大学大学院においては音楽学を大角欣矢、室内楽を大塚直哉、野々下由香里、鈴木秀美、福澤宏、若松夏美より学んだ。また定期的に渡欧し、現地の第一線の音楽家から指導を受けている。
2025年現在、大阪府に拠点を置く。大阪と東京を中心とした演奏活動、教育活動、および曲目解説・CDレビュー等の執筆活動に従事している。
受賞歴
- 2012年 第17回KOBE国際音楽コンクール奨励賞
- 2014年 第2回兵庫県リコーダーコンテスト金賞・兵庫県教育長賞
- 2014年 第35回全日本リコーダーコンテスト金賞
- 2019年 第32回国際古楽コンクール〈山梨〉旋律楽器部門で第3位(第1位なし)
- 2021年 第11回テレマン国際古楽コンクール(ドイツ・マクデブルク)第2位および聴衆賞
- 2025年 第34回青山音楽賞「新人賞」
- 2025年 令和6年度「大阪文化祭奨励賞」