任氏伝
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あらすじ
鄭六は武術の心得があったが、今は身を持ち崩していた。あるとき、任氏という美人に誘惑されて一夜の契りを結んだ。翌日、町の人から彼女は狐だと知らされたが、美人だったのであきらめきれず、次に町で見かけたとき言い寄った。任氏は正体がばれているので逃げようとしたが、鄭六がそれでも構わないというので妻になった。その後、任氏は未来予知の能力を発揮し、鄭六を金持ちにした。やがて、鄭六は武術の力を買われ、西方の地方官庁に任官することになった。任氏は方角が悪いといって辞退したが、鄭六は何とか説得して旅に出た。その途中、猟犬を見た任氏は狐の正体を現し、猟犬に追いかけられて食い殺されてしまったのである[5]。