儀典長
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日本国外務省の儀典長
日本の外務省の役職の一つとして大臣官房に置かれる。命を受けて、儀典その他の外交上の儀礼に関する事務を総括整理する局長級の総括整理職である。同時に大使の名称を付与される(ただし、これは正式の特命全権大使ではなくいわゆる名称大使である)。
儀典長を補佐する組織として大臣官房儀典官室があり、儀典総括官(室長相当)、儀典調整官、儀典官(企画官相当)、首席事務官以下、スタッフが配属されている。
- 1957年(昭和32年)8月1日にそれまでの外務大臣官房儀典課を廃して外務大臣官房儀典長として新設。
- 1965年(昭和40年)5月4日に外務大臣官房儀典官(定数3人でうち1人を儀典長とする。辞令上の表記は「外務大臣官房儀典官儀典長」)へ改組。
- 1969年(昭和44年)4月1日に(省名を冠さない)「儀典長」(法律職、次官級)へ格上げされてからは中央省庁再編をも乗り越え長く存続。
- 2004年(平成16年)8月1日に約35年ぶりに大臣官房に属する現在のポスト(局長級)へと改組(政令職へ格下げ)され「外務省大臣官房儀典長」となった。これは領事局を新設するため、組織の新設にはそれに見合う組織の廃止縮小が求められる、いわゆるスクラップ・アンド・ビルドの原則に制約されたためである。政令職への格下げは行われたが、外交儀礼上、儀典長の職を軽視していないことを示すため、引き続き大使の称号が付与されている(名称大使)。