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入母屋造

東アジアの伝統的屋根形式 From Wikipedia, the free encyclopedia

入母屋造(いりもやづくり)は、東アジアの伝統的屋根形式のひとつ。上部を切妻造、下部を寄棟造とする形式である[1]。広義には当該形式の屋根をもつ建築物のことを指す。単に入母屋ということもある。

中国語 歇山頂
廈兩頭造
繁体字 歇山頂
廈兩頭造
簡体字 歇山顶
厦两头造
中国語 廈兩頭造
概要 中国語, 繁体字 ...
入母屋造
中国語
中国語 歇山頂
廈兩頭造
繁体字 歇山頂
廈兩頭造
簡体字 歇山顶
厦两头造
発音記号
中国語別表記
中国語 廈兩頭造
繁体字 廈兩頭造
簡体字 厦两头造
発音記号
朝鮮語
ハングル팔작 지붕
漢字八作 지붕
発音記号
RR式paljak jibung
MR式p'alchak chipung
日本語
漢字 入母屋造
ひらがな いりもやづくり
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概要

入母屋造の屋根は、上部においては切妻造(長辺側から見て前後2方向に勾配をもつ)、下部においては寄棟造(前後左右四方向へ勾配をもつ)となる構造をもつ。

日本においては古くから切妻屋根は寄棟屋根より尊ばれ、その組み合わせである入母屋造はもっとも格式が高い形式として重んじられた。瓦葺きの入母屋は、法隆寺の金堂や平安神宮大極殿のほか、各地の城郭建築でも見ることができる。

なお、この形式の屋根は西洋では少なく、木造建築が発展している一部の村でしか見られないが、日本のほか、中国、韓国のほか、ベトナム、タイ、インド、インドネシアなど、東洋の寺院ではよく見られる。中国では歇山頂(けつさんちょう)、歇山式屋頂、または九脊頂とも称される。宋朝では九脊殿、曹殿、廈両頭造などと呼ばれたが、清朝の頃に歇山頂と呼ばれるようになった。

日本で一般の民家に入母屋の屋根が使われているのは、京都付近・甲斐・相模・武蔵にかけての山間地が多い。京都付近では煙出しとしての役割しか果たしていないものがあるが、甲斐では屋根裏に部屋を作り、養蚕に利用している場合があった[2]。

形式

平入と妻入

平入と妻入の区別に従って入母屋造平入と入母屋造妻入に分けられる[3]。

錣屋根(しころやね)

上部の切妻部分と下部の寄棟部分については、段を付けない一流れのものと、段を付けたものとがある[4]。後者の段を付けた形式を錣屋根(しころやね)形式という[4]。

入母屋造のその他代表的な建物

脚注

関連項目

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