八丁原発電所
大分県玖珠郡九重町に所在する地熱発電所
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概要
出力11万kWで、発電所全体の出力としては、一般家庭約3万7千軒の需要を担う能力を持つ日本最大の地熱発電所である。事業用としては九州で2番目(全国で5番目)に完成した[2]。
活火山である九重連山に近い標高1,100メートルの高原に位置し、九重連山の地熱地帯の地熱によって加熱された高温の蒸気を利用して発電を行う[2]。
発電所は無人で運転されており、運転・監視は約2km離れた大岳発電所からオペレーターによる遠隔操作で行われている[2][3]。発電所には展示館が併設されており、見学が可能である[4]。
深さ760mから3,000mの井戸(蒸気井)が31本あり(うち生産井は計21本[5])、そこから合計で1時間あたり890トンの蒸気を得ている[2]。発電に利用された後の熱水は計10本の還元井で地下に戻される[5]他、一部は第三セクターによる温泉供給会社である筋湯温泉供給株式会社を介して、砒素脱却装置を通した上で近隣の温泉地へ供給されている[6]。2004年に温泉偽装問題が起きた際に、週刊ポストが、当発電所が供給する熱水を温泉として利用していた筋湯温泉を「工業廃水を温泉と偽装」と報じたが、直ちに九州電力や大分県、九重町が、一連の偽装とは異なり温泉そのものに問題はないことを反論した[7][8]。
発電設備
沿革
見学・学習
展示館が併設されており、展示館での地熱発電の学習や発電所内の見学が可能である[4]。また、周辺には阿蘇くじゅう国立公園の長者原ビジターセンターがあり、環境学習などができる[11]。