内閣総務官
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沿革
位置づけ
内閣総務官は法律より一段下の政令(内閣官房組織令)を設置根拠とする「政令職」たる一般職国家公務員であり、内閣官房の庶務的な事項を処理することを主な職務とする。宮中への上奏、国会との連絡調整などもつかさどる。そのため、解散詔書が内閣官房長官を通じて衆議院議長に伝達される際に内閣官房長官に手渡す立場となり、国会中継などでもその姿が映される。
上記のとおり、内閣総務官は政令を根拠に置かれており、なおかつ「内閣総務官室」の中に(室長級として)「内閣総務官」が置かれる、という整理がなされていることから、官報に掲載される正式な官職名は「内閣官房内閣総務官室内閣総務官」となっている。
なお、同じく内閣官房の役職である内閣広報官については、政令よりも上位規範である法律(内閣法)を根拠として置かれており、下部組織である内閣広報室は政令(内閣官房組織令)に基づき設置されていることから、正式な官職名は単に「内閣広報官」であって、「内閣広報室内閣広報官」とはならない。
歴代の内閣総務官
首席内閣参事官から改称後の歴代内閣総務官一覧(改称前最後の首席内閣参事官は元内閣府事務次官、厚生労働事務次官、人事院総裁の江利川毅)。
| 任期 | 氏名 | 出身 | 前職 | 後職 |
|---|---|---|---|---|
| 2001年1月-2003年7月 | 内田俊一 | 建設省 | 内閣官房内閣参事官 | 内閣広報官、内閣府事務次官など |
| 2003年7月-2006年7月 | 柴田雅人 | 厚生省 | 内閣官房内閣審議官 | 内閣府政策統括官、内閣府審議官など |
| 2006年7月-2010年8月 | 千代幹也 | 運輸省 | 内閣広報官(から退官) | |
| 2010年8月-2012年 | 原勝則 | 厚生省 | 厚生労働省老健局長、厚生労働審議官など | |
| 2012年9月-2015年9月 | 河内隆 | 自治省 | 内閣府大臣官房長、内閣府事務次官など | |
| 2015年9月-2017年7月 | 山﨑重孝 | 自治省 | 総務省自治行政局長、内閣府事務次官など | |
| 2017年7月-2018年7月 | 土生栄二 | 厚生省 | 内閣官房内閣審議官(兼厚生労働省大臣官房総括審議官)、 厚生労働省老健局長など | |
| 2018年7月-2020年7月 | 原邦彰 | 自治省 | 総務省大臣官房長、消防庁長官など、総務事務次官 | |
| 2020年7月-2022年6月 | 大西証史 | 厚生省 | 厚生労働省老健局長(から辞職) | |
| 2022年6月-2024年7月 | 松田浩樹 | 自治省 | 内閣府大臣官房長、内閣府審議官 | |
| 2024年7月-2026年8月 | 須藤明夫 | 建設省 | 国土交通省不動産・建設経済局長[3] | |
| 2026年8月- | 風早正毅 | 自治省[4] |