北四国に対し、徳島県と高知県を南四国と呼ぶ。ただし地理的には、徳島県と愛媛県は緯度的には重なっており、むしろ徳島県がやや北に位置している。おおむね瀬戸内海に面した北四国に対し、南四国は太平洋に面している割合が高い。北四国の2県は瀬戸内工業地域の一部であり、太平洋ベルトの一部でもある。
1975年(昭和50年)までは、夏の高校野球の予選として北四国大会が行われるなど、一般にもなじんだ呼び名だったが、現在では各県ごとの予選(夏の場合)となっている。また、四国各地を結ぶ「四国横断自動車道」の開通など交通の便が改善されたこともあり、現在では「北四国」の名称ばかりか、四国を南北2つにブロック分けすることも少なくなっている。むしろ近年は、徳島県と香川県で「東四国」、高知県と愛媛県で「西四国」と呼ばれることの方が多くなっている。
なお、北四国と南四国の境界は四国山地と誤解されることがあるが、四国山地は高知県と愛媛県・徳島県とを隔てている。また、徳島県と香川県は比較的標高の低い讃岐山脈で隔てられている。
因みに気象庁における予報用語では香川県・愛媛県東予・中予地方に徳島県北部を加えた地域を「四国の瀬戸内海側」と定義していて、概ね北四国のエリアと一致する。
北四国における交通路はJR予讃線・JR高徳線・高松自動車道・松山自動車道・国道11号などがある。