千代紙
和紙で作られた正方形の紙
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呼称
作品
- 柴田是真 「千代紙(花くらべ)」 聚玉文庫所蔵
- 河鍋暁斎 「千代紙(菊花)」 聚玉文庫、紙の博物館所蔵
- 清輝(きよてる) 「新板千代紙(淀の川瀬の水車と千鳥)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 樋口銀太郎 「千代紙(麻の葉)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(花丸文)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(霞に桜と紅葉)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「御好友禅紙」2種 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「しんかた千代紙(桜)」 多色木版 明治20年(1887年)ころ 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「新板熨斗包」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(雲鶴)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(小菊)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(楓)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(南天)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
- 作者不詳 「千代紙(紅葉に桜)」 多色木版 明治 紙の博物館所蔵
特徴
起源
京千代紙と江戸千代紙
京都で作られた千代紙を京千代紙、江戸で作られた千代紙を江戸千代紙と言う。
京千代紙は、町人文化が隆盛となる江戸中期以前には平安時代以来の公家伝統の有職文様が主流であったが、町人の需要増に伴って京の風土や年中行事にちなむ文様が新たに考案されていったとされる。京千代紙は江戸千代紙に比して意匠と色使いの渋さを特徴とする。
一方、江戸では町人文化の隆盛が京を凌ぐものとなり、加えて、浮世絵版画の多色摺りの技術が発達したため、やがて京を上回る多様性を持つに至ったという。江戸千代紙には「粋(いき)」に代表される江戸特有の風土に根ざした意匠が多く、その種類は1,000を超える[1]。歌舞伎など芝居をモチーフとした、歌舞伎十八番、隈取、役者紋づくし、定引縞など、美麗な色使いのものが多い。和紙店榛原からは、河鍋暁斎や柴田是真らの下絵による千代紙や団扇が販売された。
