厚木バスセンター
From Wikipedia, the free encyclopedia
神奈川県厚木市泉町にある小田急小田原線本厚木駅では神奈川中央交通厚木営業所が路線網の大多数を所管しており、本厚木駅周辺から東京工芸大学・神奈川工科大学・神奈川県立厚木東高等学校・神奈川県立厚木商業高等学校への通学路線、宮ヶ瀬湖・丹沢などの観光地などへ向けて多くの路線が乗り入れる。さらに鉄道駅が存在しない愛川町・清川村や平塚市北部から路線バスを利用して本厚木駅周辺へ向かう乗客も多く、これらは本厚木駅の乗降者数を増加させる要因となっている。
そこで1984年10月15日に、本厚木駅北口から徒歩3分の厚木市中町に「厚木バスセンター」を開設し、加えて北側に「本厚木駅」、南側に「本厚木駅南口」、東側に「本厚木駅東口」の各停留所を設置することとなった。これらの停留所および全ての乗り場は平面移動が可能である。
歴史

厚木バスセンターの開設以前は、右記の図のように本厚木駅周辺の各所に同一名称の「本厚木駅」停留所が分散していた。番線と行先は以下の通りである。なお、この表にある「現在の乗り場」とは「本厚木駅(北口)」停留所を指すが、当時の停留所の位置が現在ではどの位置にあたるかの比較で掲載しており、2022年現在の運行路線とは異なるので注意が必要である。現在の乗り場についてはページ下部の「発着路線」を参照されたい。
| 旧乗り場 | 現在の乗り場 | 主な系統番号 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1番線 | 現在の「あつぎ大通り」 | 厚01他 | 荻野新宿方面 | 本厚木駅北口から200mほど離れた現在の「あつぎ大通り」停留所 |
| 2-1番線 | 北口3番線 | 厚25 | 緑ヶ丘循環 | |
| 2-2番線 | - | 厚26 | 東京工芸大学方面 | 現在の3番線に向かう途中の道路上に存在していた |
| 3番線 | 北口5番線 | 厚20他 | 清川村方面 | |
| 4番線 | 北口6番線 | 厚33他 | 七沢・広沢寺方面 | |
| 5番線 | 北口1番線 | 厚45 | 愛甲石田駅方面 | 1993年4月5日に愛24(愛甲石田駅 - 松蓮寺)へ代替廃止 |
| 6番線 | 北口2番線 | 厚30・48他 | 毛利台・上古沢方面 | |
| 7番線 | - | 厚75他 | 上依知方面 | 本厚木駅北口から100mほど離れた旧丸井前 |
| 8番線 | 南口13番線 | 平53 | 平塚方面 | |
| 9番線 | 南口農協前 | 茅33・長13 | 茅ヶ崎・長後方面 | 茅ヶ崎方面は1992年、長後方面は2000年に廃止されている |
| 10番線 | 東口高架下タクシー乗り場付近 | 厚27・65他 | 東高校・商業高校・神奈川工科大学方面 |
これらの路線を集約する必要性が出たことから、厚木市中町にバスターミナルを整備した。これが「厚木バスセンター」で、1984年10月15日より供用開始となった。同時に厚木市内の路線も大幅に経路が変更されたが、通学用に設定されて学生から「学バス」と呼ばれた各路線群も「本厚木駅10番線」から厚木バスセンター発へ変更された。しかし、早朝時間帯は停留所の占有時間が長くなるため、最も運行本数が多い荻野新宿方面に限って午前10時までを本厚木駅北口始発へ変更させ、厚木バスセンター内の占有時間を確保した。1990年代までは現在の「ミロード2」の場所に操車場が存在していたが、操車場の廃止後は折返し時間の長い便については厚木バスセンター付近に留まることが出来ないため、厚木営業所最寄り停留所である「松蓮寺」まで回送された。その回送便も当初は出入庫とも営業運転していたため、厚08(厚木バスセンター - 松蓮寺)の便数が大幅に増加する現象が見られた。現在は国道412号(バイパス)が開通したことで、半数以上が回送へ変更されている。
厚木バスセンター供用開始後の本厚木駅東口には乗降場が存在しなかったが、2008年2月4日に「本厚木駅東口」停留所が降車専用として新設された。厚105(厚木バスセンター - 本厚木駅南口 - 厚木アクスト)において、厚木バスセンター発着に限定されて運行される連節バス「ツインライナー」に対応するもので、厚木アクストからの便のみ停車する。


