台湾におけるパイナップル生産
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品種
台湾では90種類以上の品種が栽培されているが、生産量の84%以上を「ゴールデンダイアモンド」(金鑚)というブランド名でも呼ばれる「台農17号」が占めており、輸出の主力となっている。次いで人気なのが台農20号「ミルキーパイン」(牛奶)であり、台農13号「ウインターハニー」(冬蜜)、台農4号「シュガーパイン」(釋迦)、台農11号「パフューム」(香水)などが知られている。日本統治時代に缶詰用としてハワイのスムース‧カイエン品種とシンガポールの品種をかけ合わせたスムース‧カイエン種は、実が大きく繊維が荒く、酸味の強いのが特徴であり、現在でも栽培が行われている[6]。ゴールデンダイアモンドは、缶詰向けの生産が衰退して以降、生食用として品種改良を重ねて誕生したものであり、甘く果肉がジューシーであることから中国大陸での人気が高まり、価格が上昇したため支配的な地位を占めるようになった。中国以外にも販路を分散させる必要性が高まっており、さまざまな特徴を有した品種の生産が行われている[7]。
2019年に誕生した台農23号「マンゴーパイン」 (芒果)はマンゴーのような香りを持ち、長期間の輸送・貯蔵に耐えられるのが特徴であり、2022年に日本で品種登録を行なった[8]。2023年、台湾の農業委員会は中国において無断でマンゴーパインが栽培されていることを確認したとして非難した[9]。種苗が不正に流出したことの対応として、違法に種苗を輸出した業者への罰則強化を盛り込んだ関連法の改正が行われた[10]。


