名無しの権兵衛
「名前が分からない人」や「名前が明らかにされていない人」を指して使われる俗語
From Wikipedia, the free encyclopedia
由来
英語
英語では、「ジョン・ドウ(John Doe)」が「名無しの権兵衛」に相当する[2]。ジョンは、ありふれた男性の名前であり、女性の場合は同様の理由でジェーンが用いられ、「ジェーン・ドウ(Jane Doe)」となる[3]。複数の「名無しの権兵衛たち」を表す場合はそれぞれ「ジョン・ドウズ(John Does)」、「ジェーン・ドウズ(Jane Does)」となる。
これは「名無しの権兵衛」と同じく、名前不明の人物を指して名づけられる場合もあるが[2]、「名無しの権兵衛」が俗語の域を出ないのに対して、「ジョン・ドウ」は訴訟において仮名として用いられることもある[2]。同例としてリチャード・ロウ (Richard Roe) がある。身元不明の死体に「ジョン(ジェーン)・ドウ」が使用されることもあり[2][3]、アニー・マエ・アクアッシュは、死亡時に身元が不明だったため、「ジェーン・ドウ」という名札を付けられた。キングズベリー・ランの屠殺者事件では、複数の死体が出たため、身元不明の被害者はジョン・ドウ1、ジョン・ドウ2と番号付きで呼ばれた。
クラスアクション裁判(集団訴訟)の原告欄に「DOES 1-500」と記載されていると、「氏名不詳の1人ないし500人」の意味となる。
同様の語として、ジョン・スミスやジェーン・スミス(John Smith, Jane Smith)がある。この場合のスミスはありふれた姓として用いられており、日本語では山田太郎や山田花子にあたる。また、映画においては「アラン・スミシー(Alan Smithee)」、平均的な男性を指す語としては「ジョン・パブリック(John Q. Public)」がある。
張三李四
各文化圏における同様な表現
世界各文化圏における同様の匿名表現は仮名、若しくは英語版の List of terms related to an average person を参照のこと。