周祖謨
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研究内容・業績
- 『漢魏晋南北朝韻部演変研究』(羅常培と共著、科学出版社1958)は漢代から南北朝に至る音韻の変化を押韻資料によってあとづける研究で、全4分冊の予定だったが、第1分冊(漢代の部)のみが出版された。
- 『広韻校本』および『広韻校勘記』(商務印書館1938)[1]は沢存堂本『広韻』を元に誤りを正した著作であり、現在市販されている『広韻』は通常この本をもとにしている。
- 『唐五代韻書集存』(2冊, 中華書局1984)は、敦煌などで発見された切韻系韻書諸本30種をまとめて解説つきで影印出版した著作で、この種の著作の集大成であるが、印刷の質が非常に悪い。
- 『方言校箋』(巴黎大学北京漢学研究所1951、のち科学出版社1956)は伝統的な『方言』研究を集大成し、さらに諸本を集めて校勘を行った重要な著作である。この種の著作にはほかに『爾雅校箋』(1984)、「釈名校箋」(『文史』47期、1998)、『洛陽伽藍記校釈』(1956)などがある。
- 周祖謨の主要な論文のうち15本が『漢語音韻論文集』(商務印書館1957)として出版され、後にそれらを含む『問学集』(2冊, 中華書局1966)にまとめられた。『切韻』の成立に関する基本的な論文として有名な「切韻的性質和它的音系基礎」などは『問学集』に含まれている。
論文集にはほかに以下のものがある。
- 『周祖謨語言文史論集』(浙江古籍出版社1988)
- 『周祖謨学術論著自選集』(北京師範学院出版社1993)
- 『周祖謨語言学論文集』(商務印書館2001)
- 『周祖謨文字音韻訓詁講義』(天津古籍出版社2004)
- 『周祖謨文選』(北京大学出版社2010)