和歌山県立新宮高等学校
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| 和歌山県立新宮高等学校 | |
|---|---|
![]() 全景(2011年) 出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)』 | |
北緯33度43分12.4秒 東経135度59分6.1秒 / 北緯33.720111度 東経135.985028度 | |
| 過去の名称 |
和歌山縣立第二中學校新宮分校 和歌山縣立新宮中學校 |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 |
|
| 学区 |
和歌山県内全域 全国募集[注釈 1] |
| 併合学校 |
和歌山県立新宮工業学校 和歌山県立新宮高等女学校 和歌山県立新翔高等学校 |
| 理念 | 文武両道[1] |
| 校訓 | 質実剛健[1] |
| 設立年月日 | 1901年4月27日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 課程 |
全日制課程 定時制課程 通信制課程 |
| 単位制・学年制 |
学年制 単位制(総合学科および通信制課程) |
| 設置学科 |
普通科 学際探究科(全日制課程) 総合学科(全日制課程) |
| 学期 | 3学期制 |
| 学校コード | D130210000288 |
| 高校コード | 30134F |
| 所在地 |
〒647-0044 和歌山県新宮市神倉三丁目2番39号 |
| 外部リンク | 公式ウェブサイト |
和歌山県立新宮高等学校(わかやまけんりつ しんぐうこうとうがっこう、英: Wakayama Prefectural Shingu High School)は、和歌山県新宮市神倉三丁目にある公立の高等学校で、複数課程および複数学科併置校。略称および通称は
教育理念
全日制課程および定時制課程を併置し、両課程ともに普通科のみを設置している。建設工学科は2007年度より募集停止した。
全日制課程では大学進学を希望する生徒に対応し、進路希望に応じたカリキュラムが組まれている。2006年度(平成18年度)には和歌山県教育委員会から「ハイスクール学力アップ支援プラン研究指定校」に指定され、学力向上の取り組みをすすめている。また文部科学省からサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト (SPP) 事業の実施校に指定され、大学教員による出張授業なども実施している。
また定時制課程は、学校所在地周辺の新宮市・東牟婁郡では唯一のものである。定時制課程は4年制であるが、特別授業や通信教育など所定の授業を併履修することにより3年での卒業も可能となっている。
新宮高校の前身・旧制和歌山県立新宮中学校の卒業生は政治家・軍人になる者はあまりおらず、学者・文化人・医師になる者が多かったことで知られている[2]。
校是
校訓
教育方針
- 確かな学力の向上による進路実現
- 健康の増進、体力の強化
- グローバル人材の育成
- 豊かな心の育成と規範意識の涵養[1]
教育目標
- 知・徳・体バランスのとれた人間形成
- 次世代に活躍できるリーダーの育成
- 不易流行 ー 良き伝統の継承と新しい伝統の創造[1]
めざす学校像
「地域から信頼され選ばれる学校づくり」
- 学びを大切にする学校
- 生徒と向き合う学校
- 開かれた学校[1]。
めざす生徒像
「知・徳・体」を磨き人間形成を図るとともに、自らの進路を切り拓き、将来、郷土に貢献し、日本社会・国際社会のリーダーとなる生徒[1]
スクール・ポリシー
アドミッション・ポリシー
【全日制課程 普通科】
- 本校での学びを通して、自身の個性や能力を伸ばし、自らの可能性を広げたいという強い意志を持った生徒を求める。
- 高い志をもって学習を進め、部活動や学校行事に積極的に取り組む生徒を求める。
- 興味・関心の幅が広く、資格取得や地域での活動、ボランティア活動等に前向きに挑戦しようとする生徒を求める。
- いじめや差別を許さない、思いやりの心を持った生徒を求める[1]。
- 学力の基礎を固め、身につけた幅広い知識を活用して社会の担い手として活躍したいという希望を持ち、その目標に向けて学ぶことのできる生徒を求める。
- 自ら課題を設定し解決していく力、他者と協働する力を身につけたいという意欲を持ち、主体的に探究的な学びに取り組むことのできる生徒を求める。
- 向上心を持って部活動や学校行事に積極的に取り組み、また地域での活動やボランティア活動、外部コンテストへの参加等、主体的に課外活動にも取り組むことのできる生徒を求める。
- 思いやりの心を持ち、いじめや差別を許さない生徒を求める。
【全日制課程 学彩探究科】
- 地域社会や国内外でリーダー・イノベーター*として活躍したいという希望を持ち、その目標に向けて学ぶことのできる生徒を求める。
- 自ら社会や自己の課題を発見し、その課題を解決する力を身につけたいという意欲を持ち、教科や分野の枠を越えた探究学習に取り組むことのできる生徒を求める。
- 向上心を持って部活動や学校行事に積極的に取り組み、また地域での活動やボランティア活動、外部コンテストへの参加等、主体的に課外活動にも取り組むことのできる生徒を求める。
- 思いやりの心を持ち、いじめや差別を許さない生徒を求める。
【全日制課程 総合学科】
- ふるさとを愛し、多様な他者と協働しながら、地域の活性化や発展に貢献したいという希望を持ち、その目標に向けて学ぶことのできる生徒を求める。
- 基礎的・基本的な内容の確実な習得に意欲的に取り組むとともに、専門的な学びを主体的に選択し、資格取得等をとおして自らの進路実現を目指せる生徒を求める。
- 向上心を持って部活動や学校行事に積極的に取り組み、また地域での活動やボランティア活動への参加等、主体的に課外活動にも取り組むことのできる生徒を求める。
- 思いやりの心を持ち、いじめや差別を許さない生徒を求める。
【通信制課程 普通科】
- 新宮、東牟婁地方で唯一の通信制での学びを希望し、自らの夢や目標の実現に向けて、自主的・自律的に学習に取り組む強い意志を持った生徒を求める。
- 通信制課程の自主学習を主とした学習形態を理解し、自主的・計画的に学習に取り組むことができる生徒を求める。
- 社会で必要となる力を身につけて、自分の可能性を広げ、地域社会の発展に貢献したいと願う生徒を求める。
- 「高校卒業資格取得」に対する強い意志をもった生徒を求める。
【定時制課程 普通科】
- 新宮、東牟婁地方で唯一の本校定時制での学びを希望し、落ち着いてじっくり学習に取り組む意志を持つ生徒を募集する。
- 働きながら学ぶ強い意志を持ち、地域の発展に貢献したいと願う生徒を募集する。
- 思いやりを持って他人と接することができ、共に高め合える生徒を募集する。
- 社会で必要となる力を身につけて、自分の可能性を広げたい生徒を募集する。
- 「高校卒業」に対する強い意志をもった生徒を募集する[1]。
カリキュラム・ポリシー
【全日制課程 普通科】
- 学ぶ楽しさや知る喜びを実感できるような専門性の高い教育を行う。対話や発表等を重視した共に学びを深められる授業、1人1台端末の活用等で学力の伸長を図る。
- 自ら課題を見出し解決していく力、物事をよく考え判断し、新たな価値を創造・提案できる力を育む探究型・課題解決型の教育を展開する。
- 教科横断的な科目を体系的に編成し、多様な進路に対応できる授業を展開する。
- 豊かな人間性や社会性を育み、互いを認め合いながら他者と協働する力を高められるよう、地域や専門機関との連携、幅広い年齢層との交流、生徒主体の諸活動の充実を図る。
- 外国語によるコミュニケーション能力を高め、異文化理解を深められるよう、姉妹校との交流やさまざまな国際交流企画への積極的な参加、語学に関する資格取得などを推奨する。
- 部活動や生徒会活動、地域ボランティア活動を推奨し、地域社会の担い手として必要なコミュニケーション能力や倫理観を養う[1]。
- 基礎的・基本的な学びを充実させ、確かな学力の伸長を図りながら、「理解できた」を実感できるわかりやすく丁寧な授業を行う。
- 主体的で対話的な深い学び、個別最適な学び、ICTの利活用など創意工夫を凝らし、学力の基礎を固める授業を行う。
- 自ら課題を設定し解決していく力、他者と協働する力を養うため、各教科・科目の授業に加えて、「総合的な探究の時間」において、探究的な学習を行う。
- 豊かな人間性や社会性を育むため、地域や専門機関と連携しながら、幅広い年齢層や多様な分野で活躍する人々との交流や、生徒主体の諸活動の充実を図る。
- 多様な他者と協働し、お互いを認め合える姿勢を育成するため、部活動や生徒会活動、地域ボランティア活動への参加を推奨する。
【全日制課程 学彩探究科】
- 分野横断的・探究的な学びを充実させ、確かな学力の伸長を図りながら、生徒の主体性を尊重した「もっと知りたい」をかき立てる授業を行う。
- 主体的で対話的な深い学び、個別最適な学び、ICTの利活用、教科・科目横断型授業など創意工夫を凝らした授業を行いう。
- 主体性・協働力・問題発見力・課題解決力・創造力・表現力等の、将来の予測が困難な現代社会を生き抜くための資質・能力を育むために、「総合的な探究の時間」、学校設定科目「くまの学彩」、各教科・科目の授業において、探究的な学びを充実させる。
- 豊かな人間性や社会性を育むため、地域や専門機関と連携しながら、幅広い年齢層や多様な分野で活躍する人々との交流や、生徒主体の諸活動の充実を図る。
- 国際社会で活躍できるよう、海外の姉妹校との交流やさまざまな国際交流企画への積極的な参加、語学に関する資格取得などを推奨する。
- 多様な他者と協働し、お互いを認め合える姿勢を育成するため、部活動や生徒会活動、地域ボランティア活動等への参加を推奨する。
【全日制課程 総合学科】
- 各教科の基礎的・基本的な内容の確実な習得を図るため、習熟度に応じた授業や少人数指導及び補習などを行うことで、「わかる」を実感できる授業を展開する。
- 自らの適性や興味・関心を自覚して生涯を通じて学び続ける意欲と力を育てるため、多様な選択科目を設定する。
- 各教科・科目の授業に加えて、「産業社会と人間」、「総合的な探究の時間」の授業をとおして、自己の将来の生き方や進路について深く考え、社会生活に必要な基本的な能力や職業観を育成する。
- 専門的な知識・技術を身につけ、職業生活に関連した資格・検定の取得を目指する。
- 地域の魅力ある教育資源の活用や地元企業との協働を進め、生徒が自ら学びを深められる活動に力を入れる。
- 多様な他者と協働し、お互いを認め合える姿勢を育成するため、部活動や生徒会活動、地域ボランティア活動等への参加を推奨する。
【通信制課程 普通科】
- 生徒の夢や目標を実現するため、安心して学ぶことができるよう一人一人の事情に合わせた丁寧な添削指導とスクーリングを行い、学び直しを含めた基礎学力の定着を図る。
- 個々の計画に沿った単位修得を支援するため、単位取得のためのガイダンスを積極的に実施する。
- 大学への進学を目標とする生徒にも対応した教育課程を編成する。
- 社会で通用する生きる力とコミュニケーション能力を育み、自己を表現する力を伸ばすため、地域や関係諸機関等と連携し、自己理解、社会理解、職業理解が深められる機会を積極的に設ける。
- 他者と協調し、尊重し合い、互いに高め合えられるよう、生徒会活動や学校行事等で生徒一人一人が主体的に活動できる機会を設ける。また、ボランティアなどの社会貢献活動への積極的な参加を推奨する。
【定時制課程 普通科】
- 学び直しを含め、少人数での丁寧でわかりやすい授業を展開し、わかる喜びと成功体験によって基礎学力を定着することを目指す。
- ゆっくり時間をかけて幅広く学ぶことで、社会で通用する生きる力とコミュニケーション能力を育み、自己を表現する力を伸ばしていく。
- 在学期間は4年間であるが、通信制高校との併修制度利用や資格取得等により、3年間での卒業も可能である。
- 生徒の主体性を育むため、生徒を中心とした校内行事の企画や運営の場を増やしていきます。また、ボランティアなどの社会貢献活動への積極的な参加も推奨していく。
- 就労体験やキャリア教育を通じて自己理解・職業理解を深め、社会的自立に向けて必要な能力・態度を育成する[1]。
グラデュエーション・ポリシー
【全日制課程 普通科】
- 知・徳・体が調和し、地域社会や次世代の日本社会、国際社会におけるさまざまな分野で活躍できる生徒を育成する。
- 幅広い知識と豊富な技能を身に付け、それらを活用できる生徒を育成する。
- 課題を見つけ、その解決に向けた取り組みを主体的に進められる生徒を育成する。
- 素直で真面目な心、強くしなやかで思いやりのある心を持ち、多様な他者とより良い方向を目指してともに活動できる生徒を育成する[1]。
- これからの社会で活躍するための、主体的に行動する力、課題を設定し解決する力、他者と協働する力等が身についている。
- 多様な他者と協働して社会の形成に参画するための、豊かな人間性と社会性が育まれている。
- 基礎学力と、身につけた幅広い知識を活用して、これからの社会で活躍したいという意志を有している。
【全日制課程 学彩探究科】
- 地域社会や国内外でリーダー・イノベーターとして活躍するための、確かな学力を基盤とした、主体性・協働力・問題発見力・課題解決力・創造力・表現力等が身についている。
- 地域社会や国内外の諸課題を仲間とともに解決していくための豊かな人間性と社会性が育まれている。
- リーダー・イノベーターとして、地域社会や次世代の日本社会、国際社会に貢献したいという意志を有している。
【全日制課程 総合学科】
- 社会生活に必要な基本的な能力や職業観、専門的な知識・技術が身についている。
- 自分の属する集団を愛する心を持ち、課題を見つけ解決に向けて努力することができる。
- 多様な他者との関わりの中で良好な関係性を築き、様々な状況に適切に対応することができる。
- 身につけた力を生かし、地域社会の発展に寄与したいという意志を有している。
【通信制課程 普通科】
- 地域をはじめ自分の属する集団を大切にし、地域社会に貢献できる能力や態度が身についている。
- 夢の実現に向け、自律性を伸ばし、望ましい職業観・就労観を育て、意欲的にチャレンジすることができる。
- お互いの人権を尊重し合い、他者との協働を通して多様性を認め合うことができる。
- 社会のルールを理解し、マナーを身につけ、自立に向けて努力することができる。
【定時制課程 普通科】
沿革
年表
- 1900年(明治33年)12月11日 - 和歌山県立第二中学新宮分校設置建議案が通常県会の再建議により可決。
- 1901年4月27日 - 県立第二中学校(旧制田辺中学校、1896年〈明治29年〉創立)の第二分校として、第二中学校新宮分校が開校。第三尋常小学校を仮校舎として開校式を行なった。
- 1903年4月1日 - 和歌山県立新宮中学校として創立。
- 1948年(昭和23年)
- 4月1日 - 学制改革により、和歌山県立新宮中学校、和歌山県立新宮工業学校、和歌山県立新宮高等女学校(1906年〈明治39年〉開校)の3校を統合して和歌山県立新宮高等学校を創設。
- 5月10日 - 開校。全日制普通、商業、工業(土木、建築)の諸課程および別課を併置。
- 10月11日 - 定時制課程併置、開課程。
- 1954年 - 第36回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で準決勝進出。
- 1963年4月1日 - 商業科が和歌山県立新宮商業高等学校(現在の和歌山県立新翔高等学校)として独立。同年10月まで新宮高等学校を仮校舎とした。
- 1979年11月3日 - 新宮高校創立80周年記念式及び体育館竣工記念式典。
- 1979年 - 全国高校囲碁選手権大会(団体戦)で優勝
- 1980年7月2日 - 校歌「日よ照り輝け」廃止決定。
- 1981年2月21日 - 新校歌「黒潮はわが郷を恵み」発表会開催。
- 1981年-1983年 久嶋啓太が3年連続で高校横綱に(インターハイ個人戦3連覇)。
- 1983年 - 久嶋啓太が第三十二回全日本相撲選手権大会で優勝。
- 1993年(平成5年)4月 - 土木科・建築科を改編、建設工業科を新設。
- 2002年 - 2学期制を導入。
- 2005年 - エネルギー教育実践校に指定される。
- 2007年 - 建設工学科を募集停止。同学科は、この年新設された和歌山県立新翔高等学校の総合学科の一部として継承。
- 2026年4月1日 - 再編整備校和歌山県新宮高等学校の開校に伴い、全日制総合学科、定時制普通科昼間部ならびに通信制普通科を併置[3]。
基礎データ
設置する課程、学科、コースならびに定員
全日制普通科は2024年(令和6年)度まで募集定員は200名(5学級)であったが、全日制学彩探究科の新設に伴い、2025年度より80名(2学級)減員での生徒募集となる。また、和歌山県立新翔高等学校との統合に伴い、2026年度より全日制総合学科、定時制普通科昼間部ならびに通信制普通科が併置された。
高校関係者と組織
高校関係者組織
- 和歌山県立新宮高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
- 和歌山県立新宮高等学校育友会 - 生徒保護者による保護者会組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
- 和歌山県高等学校PTA連合会 - 和歌山県立和歌山東高等学校内に事務局を置くPTA連合会。和歌山県立新宮高等学校育友会の会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。
- 和歌山県立新宮高等学校同窓会 - 前身学校を含む卒業生による同窓会組織。事務局を和歌山県立新宮高等学校に置く。
高校関係者一覧
著名な出身者
- 政治(立法・行政)
- 学術
- 岡田章 - 一橋大学名誉教授、元日本経済学会会長、ゲーム理論家(24期)
- 小倉清 - 精神科医、精神分析家、元日本精神分析協会会長(3期)
- 畑中武夫 - 天文学者(新中26期)
- 久木留毅 - 専修大学文学部教授、博士(36期)
- 文芸・芸術

