国分層群
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国分平野西側のシラス台地(十三塚原)、および姶良平野を囲む丘陵の下層部を構成する。「国分」と名付けられているものの、かつての国分市内で露出する場所はない。
姶良平野の西に聳える赤崩山塊の中腹、海抜200メートル以上の場所にも露出しており、この地域で急速な隆起があったことを示している[2]。
- 加治木層(かじきそう)
- 国分層群の最下層部にあたる。姶良平野の東端部から北部にかけて露出する。泥や砂からなり、最大厚さは100メートル以上。海に棲む貝類や軟体動物、有孔虫、大型植物、魚類、昆虫類などの化石を含む。
- 小浜層(おばまそう)
- 国分平野と姶良平野に挟まれた霧島市隼人町小浜付近にわずかに露出する。厚さ12メートル程度の火砕流堆積物と最大厚さ25メートルの軽石を含む砂礫層からなる。
- 朝日層(あさひそう)
- 国分平野西側から隼人町小浜にかけての十三塚原南側斜面に露出する。砂や泥を含み、最大厚さは40メートル。
- 小田層(おだそう)
- 国分平野南西端付近と姶良平野北東部付近に露出する。最大厚さ60メートルの凝灰角礫岩を含む火砕流堆積物(小田火砕流堆積物)と砂礫層からなる。
- 隼人層(はやとそう)
- 国分平野西側から姶良平野西端部にかけて広く分布する。最大厚さは40メートルあり、砂、泥、礫からなる。姶良平野西部には火砕流堆積物が挟まれている場所がある。
- 麓層(ふもとそう)
- 姶良平野西部に露出する。最大厚さは25メートルあり、礫や泥の層を含む。植物や海に棲む貝類の化石が含まれる。国分層群の最上層部にあたる。
