在日韓人歴史資料館
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資料館入口(2010年) | |
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| 施設情報 | |
| 専門分野 | 歴史資料館 |
| オーナー | 在日本大韓民国民団 |
| 開館 | 2005年11月24日 |
| 所在地 | 東京都港区南麻布1丁目7番32号 韓国中央会館別館 |
| 位置 | 北緯35度39分06秒 東経139度44分13秒 / 北緯35.65154度 東経139.73703度座標: 北緯35度39分06秒 東経139度44分13秒 / 北緯35.65154度 東経139.73703度 |
| アクセス | 麻布十番駅2番出口から徒歩3分 |
| 外部リンク |
www |
| プロジェクト:GLAM | |
在日韓人歴史資料館(ざいにちかんじんれきししりょうかん、朝鮮語: 재일한인역사자료관)は、東京都港区南麻布にある、在日韓国・朝鮮人の歴史と生活に関する歴史資料館である[1][2]。在日本大韓民国民団が所管する機関で、2005年11月24日に開館した[1][3]。
同館の開設は、朴慶植が唱えた「在日同胞歴史資料館」構想を背景として進められた[4][1]。
2002年に在日本大韓民国民団が財政支援を約束したことで具体化し、2003年7月には姜徳相を委員長とする「(仮称)在日コリアン歴史資料館調査委員会」が発足した[4][3]。資料館の建設は民団が事業主体となって進められ、在日韓国人のメンバーと日本側研究者ら計13人の委員が情報・資料収集などにあたった[1]。
各民団県本部、在日の学者・研究者、大阪国際理解教育センター、コリアボランティア協会、国立民族学博物館、国立歴史民俗博物館などの協力により、2005年8月末までに寄贈図書約3300冊、写真約260点、旅行鞄、弁当箱、協和会手帳、足踏みミシンなど約160点が集められた[1]。
同館は2005年11月24日に開館した[1][3]。初代館長は姜徳相で、開館年は第二次日韓協約(乙巳条約)締結から100年に当たる年でもあった[1][5]。小規模館ではあるが、韓国政府の支援も受けて設立された[5][4]。
2007年6月と2015年には、寄贈資料の増加に伴って展示内容が大きく拡充された[3]。2017年3月には2代目館長に李成市が就任した[3][6]。
展示
常設展示は、大きく「解放前の在日韓人」「解放後の在日韓人」「在日韓人の生活と文化」に分けられる[3]。第1展示室では、日本への渡航、留学生の独立宣言、関東大震災時の朝鮮人虐殺、戦時期の強制労働、皇国臣民化政策などを扱う[3][5]。第2展示室では、解放と帰国、残留、民族教育、民族差別撤廃運動、指紋押捺拒否運動、各分野で活躍した在日韓人などを紹介している[3][5]。第3展示室では、在日韓人の生活と文化に関する展示が行われている[3]。
テラスには1930年代の大阪の朝鮮市場や、1960年代の古物商の再現展示がある[3]。また、開館当初の展示資料には、柳行李、渡航証明書、朝鮮飴売りの飴切り用ハサミ、解放直後の新聞・雑誌、バラック小屋の再現などがあった[1]。本名を二重線で消して日本名に書き換えた通信簿や、関東大震災時の朝鮮人虐殺を描いた絵画も展示資料に含まれる[5][7]。
企画展は年1、2回程度開かれ、各地の在日韓人社会を対象とした特別展も不定期に開催されている[3]。大阪では2008年、名古屋では2009年、福岡では2010年に特別展が開催され、2012年にはソウル歴史博物館で特別展「열도 속의 아리랑」が開催された[3][8]。2023年、関東大震災から100年にあたり、企画展「1923-2023 歴史の証言者たち」を開催した[9]。
収蔵資料
所蔵資料は文書、ポスター、写真、映像、生活用具など数千点に及び、図書も2010年時点で6000冊を超えていた[7]。BC級戦犯として収監された朝鮮人から寄贈された約40箱分の戦犯関係資料も所蔵している[7]。また、2017年時点で600人以上の寄贈者から1500点以上の資料と1000点以上の写真データが寄贈されていた[3]。
図書・映像資料室には、在日韓人の歴史、文化、民族教育、芸術、文学、自伝などに関する図書や雑誌、会報、論文集など1万冊以上が備えられ、在日韓人を描いた映画、ドラマ、記録映像、ドキュメンタリーなどの映像資料も700点以上所蔵している[3]。2024年時点では、総資料点数は3万点以上、常設展示室展示・保管資料は1500点以上、蔵書は2万冊以上、映像・音楽資料は1000点以上、白黒写真関係は500冊以上である[8]。
2021年からは所蔵資料のデジタルアーカイブ化が進められ、各種紙資料、出版物、生活資料など最大7万点規模のデジタル化が計画された[10][8]。
