地震発生物理学(じしんはっせいぶつりがく)または地震物理学とは、地震(断層破壊)を物理的現象として詳細に分析し、そのメカニズムを解明する学問である。地震学の一分野。
地震発生物理学の命題として、「不均質な地殻内で起こる不均質な断層運動(せん断破壊過程)を説明するための、物理法則を確立させること」が挙げられる。主なテーマとして以下のようなものが挙げられる。
- 実際の地中で想定される高圧高温の環境下において、地殻を構成する岩石の特性からその破壊の過程を研究し、断層の形成や破壊(=地震)がどのように生じるか。
- 地震波の伝播や地質構造を研究し、地中や地表においてどのような地震動が生じるか。また、地震動の特性と被害状況の関係にはどのようなものがあるか。
- 上記研究の結果を反映して、精度が高く定量的な震源モデルや地殻モデルを開発する。