城戸小左衛門は、織田信長に近侍した側近家臣で、信長が定めた「六人衆」の一人に数えられる人物である。六人衆は、信長に随行する最側近層であり、特に鷹狩などに同行したとされる。『信長公記』には、武田信玄と天沢和尚の対話の場面に関連して、城戸が信長の近臣として登場する記述がある。
それによれば、信長は家中から武芸に秀でた者を選び出し、「弓三張の人数」と「槍三本の人数」と呼ばれる計6人の精鋭集団を編成したと伝えられる。城戸小左衛門は、このうち伊藤長久(清蔵)、堀田左内とともに「槍三本の人数」として選抜されている。