塩化ジルコニウム(III)

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塩化ジルコニウム(III)
識別情報
CAS登録番号 10241-03-9
特性
化学式 ZrCl3
モル質量 197.583 g/mol
外観 暗青色結晶
密度 2.20- 3.05 g/cm3
沸点

330 ℃

への溶解度 加水分解
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

塩化ジルコニウム(III)(えんかジルコニウム、Zirconium(III) chlorideまたはZirconium trichloride)は化学式ZrCl3であらわされる無機化合物である。空気には非常に敏感に反応する暗青色固体である。

塩化ジルコニウム(III)は1923年にオットー・ラフ(en:Otto Ruff)とウォールスタインの手で、アルミニウムを用いた塩化ジルコニウム(IV)の還元によって初めて得られた[1]。しかしながら、アルミニウムを還元剤として用いると、[Zr(Cl2AlCl2)2(ClAlCl3)2]やZr(Cl2AlCl2)3などの塩化アルミニウム複塩が混在してしまう[2]。ラーセンとレディは還元剤にジルコニウムを用いることでアルミニウムによる汚染を防いだ[3]

また塩化ジルコニウム(III)は比較的不揮発性なため、水素のようなガス状の還元剤を用いることでも汚染を防ぐことができる[4]

構造

塩化ジルコニウム(III)はフッ化アルミニウム臭化アルミニウムに似た、ジルコニウムが八面体の穴の1/3を埋めるような立方最密充填構造を取る。Zr-Clの結合距離は2.64 Å、Zr-Zrの強い金属結合の距離は303および342 pmである[5]

特性

反応

出典

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