大沼 (七飯町)
北海道の湖
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概要
歴史
北海道駒ヶ岳の5万年から3万年前の大噴火により山体の上部が大崩落を起こし、現在に近い姿となった[8]。この時、崩落した泥流が裾野の河川を堰き止めて大きな湖水を形成した[8]。その後、数度の噴火活動によって湖水が分断されて大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼などを形成したが[8]、一説によると1640年(寛永17年)の大噴火によって流出した溶岩で河川が堰き止められてできたとしている[3][8]。大沼は堰止湖であるが、小沼と蓴菜沼は陥没湖である[2]。
水質保全の取り組みを行っており、1995年(平成7年)に北海道の湖沼環境保全基本指針に基づく「重点対策湖沼」指定となり[9]、1996年(平成8年)に「大沼環境保全計画」を策定し[10]、2007年(平成19年)に計画の見直しを行った[11]。2012年(平成24年)に「ラムサール条約」登録湿地となった[12][13]。
自然
春から秋にかけて湖面にはヒツジグサやコウホネなどの水草類の花が咲く[14]。植生は落葉広葉樹林(ダケカンバ、シナノキ、ミズナラなど)や水性・湿地性植生(ネムロコウホネ(コウホネ)、ヨシ、ガマなど)を見ることができる[15]。白鳥台セバットは大沼と小沼が繋がる場所(狭戸)にあり、水の流れによって冬でも結氷することがないためオオハクチョウやマガモ、カルガモなど渡り鳥の休憩ポイントになっている[16]。
生息魚類は、ヒメマスやワカサギ、コイやフナ、モロコなどといった種となるが、多くは移入種となる。一時は特定外来生物のブラックバス類やブルーギルの放流が問題となったが、現在はほぼ駆除されている。
昆虫類ではオオルリボシヤンマのようなトンボ類、ミヤマクワガタのような甲虫類が生息しているが、北海道ではいないとされていたカブトムシの養殖場がかつてあり、それが閉鎖された後に野生化したとおぼしきカブトムシが定着している。水生昆虫ではミズカマキリやオオミズスマシなどが生息しているが、近年は見られなくなった。
漁業
選定
- 日本新三景(1915年)
- 日本二十五勝(1927年)
- 新日本観光地100選(1987年)
- 日本の重要湿地500(2001年)
- 日本紅葉の名所100選(2010年)
- 北の造園遺産(2011年)[18]
- 新日本歩く道紀行シリーズ「水辺の道100選」(2015年)[19]
- 生物多様性の観点から重要度の高い湿地(2016年)


