大阪府立泉大津高等学校

大阪府泉大津市にある公立高校 From Wikipedia, the free encyclopedia

大阪府立泉大津高等学校(おおさかふりつ いずみおおつこうとうがっこう、: Osaka Prefectural Izumiohtsu High School)は、大阪府泉大津市北豊中町一丁目にある公立全日制普通科高等学校。略称は大津高または大高、通称は大津おおつ

過去の名称 大阪府立大津高等女學校
大阪府立大津高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 大阪府の旗 大阪府
学区 大阪府内全域
概要 大阪府立泉大津高等学校, 過去の名称 ...
大阪府立泉大津高等学校
北緯34度29分54.2秒 東経135度25分21.1秒
過去の名称 大阪府立大津高等女學校
大阪府立大津高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 大阪府の旗 大阪府
学区 大阪府内全域
理念 どんな社会でも揺るがない土台「心幹」を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら、自分の人生を、社会を豊かにできる一人前になろう
設立年月日 1941年4月19日 (85年前) (1941-04-19)
創立記念日 4月19日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード D127210000390 ウィキデータを編集
高校コード 27180C
所在地 595-0012
大阪府泉大津市北豊中町一丁目1番1号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要

大阪府内で48校目、府立校で15校目の高等女学校であった大阪府立大津高等女学校を前身校とする。学制改革に伴って新制高等学校に改組されて以降、暫く全日制および定時制を並置する複数課程併置校であったが、定時制の閉課程に伴い、1951年度より全日制普通科高校となる。

校舎内には「考古資料室」が設置され[1]、地歴部の生徒らが発掘した七ノ坪遺跡の遺物などが収蔵されている。

スクール・ミッション

泉州地域において、昭和16年(1941年)創立の歴史と伝統ある普通科高校として、どんな社会でも揺るがない土台「心幹」を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら、自分の人生や、社会を豊かにできる人物を育成する[2]

めざす学校像

創立80年を超える歴史を持つ泉州地域の伝統校、普通科高校として、どんな社会でも揺るがない土台「心幹」を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら、自分の人生を、社会を豊かにできる一人前を育成する。

  1. 他者とより良い関係を築きながら、責任を持って役割を果たす自律・自立できる「人間力」を育成する。
  2. 基礎となる幅広い教養を身につけ、日常場面で活用できる「教養力」を育成する。
  3. 自己と向き合い、他者と協働しながら、粘り強く課題解決を図ることができる「協働的探究力」を育成する[3]

スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー

  • 他者とより良い関係を築きながら、責任を持って役割を果たす自律・自立できる力「人間力」を育む。
  • 基礎となる幅広い教養を身につけ、日常場面で活用できる力「教養力」を育む。
  • 自己と向き合い、他者と協働しながら、粘り強く課題解決を図ることができる力「協働的探究力」を育む[4]

カリキュラム・ポリシー

  • 泉大津高校のねがい「どんな社会でも揺るがない土台「心幹」を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら、自分の人生を、社会を豊かにできる一人前になろう」に基づき、すべての教育活動を実践する。
  • 泉大津市をはじめとした地域に根差し、地域課題を題材とした「総合的な探究の時間」をコアカリキュラムに、他者との繋がりの中で「人間力」「教養力」「協働的探究力」の3つの力をバランス良く育む教育を実践する。
  • 進路希望に応じたきめ細かい指導(トータルキャリアプラン)を基に、全体講演会、進路希望に分かれた体験型説明会など、さまざまなガイダンスを企画し、生徒が主体的に進路実現に取り組めるような機会を充実させる。
  • 特別活動生徒会活動への主体的な参画を通じて、 生徒の自己有用感を高め、連帯意識や公共精神を培う[4]

アドミッション・ポリシー

創立80年を超える歴史と伝統のもと、コミュニケーションを重視した学びの中で生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、生徒の「心幹(人間力・教養力・協働的探究力)」を育てることをめざしている。
泉大津高校のねがい「どんな社会でも揺るがない土台「心幹」を持ち、他者とコミュニケーションをとりながら、自分の人生を、社会を豊かにできる一人前になろう」に向けて積極的に取り組む意欲のある生徒の入学を求める。
  1. 他者とより良い関係を築きながら、責任を持って役割を果たそうとする意志のある生徒
  2. 基礎となる幅広い教養を身につけ、日常場面で活用しようとする意欲のある生徒
  3. 自己と向き合い、他者と協働しながら、粘り強く課題解決に向けてチャレンジすることができる生徒[4]

沿革

略歴

当時の泉北郡で、旧制鳳中学校に対応する高等女学校として開校が計画され[5][6]1941年(昭和16年)2月に文部省より設立が認可された[5][6]。当初は大阪府立第十五高等女学校の名称での認可であったが、開校直前に大阪府立大津高等女学校へ改称している。

1941年4月15日、泉北郡大津町中央国民学校を仮校舎として開校した[6]。翌1942年9月に泉北郡大津町大字豊中479番地[注釈 1]の現在地に校舎が竣工し、移転した[5][6]

5年制の高等女学校であったが、戦時体制により、1941年入学の1期生は4年修了時の1945年2月に繰り上げ卒業となった[6]

学制改革により1947年には併設中学校(新制中学校)を一時的に設置し、同年度2・3年の生徒を併設中学校に移行した。1948年には新制高等学校の大阪府立大津高等学校に改組され、大阪府立鳳高等学校(旧制大阪府立鳳中学校)との間で高校1年および併設中学校3年の生徒の交流をおこなって男女共学となった[5][6]。一時期定時制課程を併置していたが、2年6か月で閉課程された。

1950年、野球部が第32回全国高等学校野球選手権大会に出場した際に「泉大津」の名称を使用した[5]ことがきっかけとなり、大阪府立泉大津高等学校に改称された。

2012年(平成24年)、進路実現のための資格習得・活用を図るために[7]、情報活用専門コースが設置され[8]、翌2013年にはビジネス情報コースに改称された[9]。その後、ビジネス情報コースは、泉大津市と結ぶシティープロモーション協定を最大限に活用し、泉大津市のキャラクターである「おづみん」とともに将来のキャリアについて学ぶコースに発展していったが、2019年(令和元年)度入学生を以て閉コースとなった[10]

希望者を対象に、ベトナムカンボジアでの海外ボランティア活動を実施していた。ホームステイや現地の高校との交流、孤児院へのボールペン寄付、日本語学校での講師体験などを行っていた。

情報の選択科目では、考古資料室の収蔵品が生徒により整理の上、データベース化されて、ウェブ上で公開される取り組みが行われていた。また、大阪府立弥生文化博物館と連携した博学連携の取り組みも行われていた[7]

年表

  • 1940年昭和16年)- 高等女学校の開設計画が持ち上がる。
  • 1941年
    • 2月18日 - 昭和16年文部省告示第118号において、大阪府大阪市天王寺区大阪府立第十五高等女学校を設置し、同年4月より開校の件認可の告示。
    • 3月31日 - 昭和16年文部省告示第426号において、位置を同府泉北郡大津町に変更し、大阪府立大津高等女学校と改称の件認可の告示。
    • 4月15日 - 泉北郡大津町中央国民学校[注釈 2]の一部を仮校舎として、同校に一時併設される形で開校。泉北郡大津町役場(公会堂)にて開校式および第1回入学式を挙行。310名入学、6学級編成。
  • 1942年
  • 1946年10月25日 - 第二期校舎建築工事竣工。
  • 1948年
    • 4月1日 - 大阪府立大津高等学校設置開校。
    • 4月15日 - 大阪府立鳳高等学校との交流で男女共学を実施開始。
    • 9月 - 校章制定。
    • 10月 - 夜間において授業を行う課程(夜間課程)を併置。
  • 1949年
    • 3月31日 - 大阪府立大津高等女学校閉校廃止、新制高等学校に転換。
    • 4月1日 - 通常の課程に普通科、家庭科ならびに商業科を併置。
  • 1950年
  • 1951年3月31日 - 定時制の課程を閉課程。
  • 1953年6月 - 本館新築工事竣工。校舎の鉄筋化が始まる。
  • 1961年9月 - 第2室戸台風により校舎被災。
  • 1967年2月25日 - 第19回卒業式において、高校生運動史上初の「反戦答辞」。
  • 1983年3月 - 本館南側に体育館竣工。
  • 1996年平成8年)1月 - 特別教室棟LANシステム工事竣工。
  • 2009年4月 - PTA、後援会、同窓会の協力の下、英語力を身につけるため予備校の協力を得て、土曜塾で土曜英語講習を実施開始。
  • 2011年
    • 4月1日 - 制服のデザインを変更。
    • 8月 - 第二LAN教室の整備完了。
  • 2012年4月 - 情報活用専門コース設置。
  • 2013年4月 - ビジネス情報コース併置。
  • 2014年3月 - 情報活用専門コース閉鎖廃止。
  • 2021年令和3年)9月 - 生徒一人一台端末の配備[11]
  • 2022年3月 - ビジネス情報コース閉鎖廃止。

基礎データ

所在地

大阪府立泉大津高等学校の位置(大阪府内)
大阪府立泉大津高等学校

通学区域

  • 大阪府内全域

アクセス

バス

  • 南海バス 泉大津光明池線(320・321・321V系統)・父鬼線(332・335系統)・春木川線(344系統)
「我孫子」停留所より北東へ約1.0km(徒歩約13分)

鉄道

JR- R36 信太山駅」より約1.2km[注釈 4]
JR- R37 和泉府中駅」より約1.6km[注釈 5]
NK19松ノ浜駅」より約1.7km[注釈 6]
NK20泉大津駅」より約2.2km[注釈 7]

象徴

校章

1948年昭和23年)9月に、奥野晃史教諭考案の校章が制定された。デザインは、金色に燻した千鳥を逆にして大津の「大」の字を表し、その上に白色の「高」の字を配したものである。

校歌

1989年平成元年)、1948年5月に制定され長年親しまれていた生徒歌を、校歌として再度制定した。作詞は元教頭の辻野勍による作詞、元教諭の和田松彦による作曲。3番まであり、校名は登場しないが「学園大津」が各番に登場する。

制服

2010年に制服がブレザー型に改定され、翌2011年度入学生より着用が開始された。また、2024年令和6年)には夏服にポロシャツを追加する改定がなされ、2025年度より着用が開始された。

設置する課程、学科、コースならびに定員

入学者選抜

「一般入学者選抜(全日制の課程)」が実施され、また、合格者数が募集人員に満たない場合は「二次入学者選抜」が実施される。入学者は、学力検査の成績に調査書評定を加えた総合点により選抜された者が、校長により決定される。

総合点を算出するにあたって、「学力検査問題の種類並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ」はⅡであり、学力検査の満点は540点、 調査書の満点は360点とし、総合点の満点は900点となる。

また、学力検査における問題の種類については、国語、英語、ならびに数学は「標準的問題(B)」が選択されており、英語のリスニングテストの配点は約20%(5分の1)とされる。

特別活動

学校行事

宿泊を伴うオリエンテーションは無い。水泳大会や水泳合宿といった夏季の体育行事も無い。また冬季の体育行事としては、耐寒登山やマラソン大会は無いが、球技大会は行われている。文化行事としては、芸術選択科目の作品展示会・発表会や百人一首大会、合唱コンクール予餞会は無いが、芸術鑑賞会は行われている。

1学期
2学期
  • 8月 - 始業式、実力テスト(1・2年)
  • 9月 - 第3回就職面接練習(3年)、文化祭
  • 10月 - 中間考査、修学旅行(2年)、避難訓練生徒会選挙
  • 11月 - 芸術鑑賞(1年)、人権講演会、第1回学校説明会
  • 12月 - 期末考査、終業式
3学期
  • 1月 - 始業式、第2回学校説明会、合格者の話を聴く会、学年末考査(3年)
  • 2月 - 球技大会、進路パート説明会(2年)、探究成果発表会(1・2年)、学年末考査(1・2年)、卒業式
  • 3月 - 終業式

部活動

運動部は11、文化部は11あり、クラブ数は22である。

野球部は1950年に大阪府代表として第32回全国高等学校野球選手権大会に出場した。地歴部は、1948年に創部されて、1950年代から1960年代にかけて池上・曽根遺跡陶邑古窯跡群等の大阪府南部の遺跡発掘調査に携わって実績をあげ、マスメディアでも度々取り上げられた。

運動部
文化部

高校関係者と組織

高校関係者組織

  • 大阪府立泉大津高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
  • 大阪府立泉大津高等学校PTA - 生徒保護者教員による父母と教師の会(PTA)組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
  • 大阪府立高等学校PTA協議会 - 大阪府教育庁に近接する大阪市中央区糸屋町に事務局を置くPTA協議会。大阪府立泉大津高等学校PTAの会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。
  • 大阪府立泉大津高等学校同窓会 - 前身学校を含む卒業生による同窓会組織。事務局を校地内に所在する同窓会館に置く。

高校関係者一覧

著名な出身者

政治(立法・行政)
舞台芸術・芸能
スポーツ

著名な教職員

対外関係

海外姉妹校

  • オーストラリアの旗 ノース・ジローン・セカンダリー・カレッジ - 2019年2月19日、姉妹校提携締結。オーストラリアヴィクトリア州ジーロングベルパークにある公立の中等教育学校。奇数年の9月毎に同校を迎え入れ、偶数年の3月毎に同校を訪問し、国際交流活動を実施する。2025年度より交流活動を再開した。

脚注

関連項目

外部リンク

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