Wikiwand AI

奈羅訳語氏

From Wikipedia, the free encyclopedia

奈羅訳語氏(ならのおさし)は古代の渡来氏族秦氏の一族。己智(こち。己知、巨智、許知、許智)を祖とする(『新撰姓氏録』)。楢曰佐奈良訳語とも表記する。

己智は百済の出身で欽明天皇元年(540年)2月に帰化大和国添上郡山村(楢中郷等)に住み、以後子孫が周辺に分布した。奈羅訳語氏はそのうちの一つである。「訳語(おさ)」とは通訳のことである。

推古天皇16年(608年)および推古17年(609年)、使・裴世清の帰国に随行した第3回遣隋使の留学生のなかに、高向玄理南淵請安と並んで「奈羅訳語・恵明(ならのおさ・えみょう)」の名が見える(『日本書紀』。また宝亀8年(777年)7月には、楢曰佐河内ら3名が長岡忌寸(ながおかのいみき)に改姓した(『続日本紀』)。

己智を祖とする氏族には他に三林(みつはやしのきみ)、山村忌寸(やまむらのいみき、旧姓は山村許智)、山村宿祢、桜田(さくらだのむらじ)などがある。

参考文献

  • 『姓氏家系大辞典 第3巻』(太田亮/編、角川書店 、1976年)
  • 『新撰姓氏録の研究 考証編 第五』 (佐伯有清/著、吉川弘文館 、1983年) ISBN 978-4-642-02115-9
  • 『新編姓氏家系辞書』(太田亮/著 丹羽基二/編、秋田書店、1979年 )ISBN 978-4-253-00263-9

関連項目

外部リンク

朝鮮日報〈渡来文化 その美と造形 44〉 金石文③ 道薬師の墓誌

奈良県立図書館 平城京の役人住居

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks