奈良県立添上高等学校

奈良県天理市にある高等学校 From Wikipedia, the free encyclopedia

奈良県立添上高等学校(ならけんりつ そえかみこうとうがっこう、: Nara Prefectural Soekami High School)は、奈良県天理市櫟本町にある公立全日制高等学校で、複数学科併置校。略称および通称は添高そえこう

過去の名称 奈良縣添上郡立農林學校
奈良縣添上郡立第一農林學校
添上郡立奈良県添上農學校
奈良県立添上農學校
奈良県立添上農業高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 奈良県の旗 奈良県
学区 奈良県内全域
概要 奈良県立添上高等学校, 過去の名称 ...
奈良県立添上高等学校
北緯34度37分16.4秒 東経135度49分23.7秒
過去の名称 奈良縣添上郡立農林學校
奈良縣添上郡立第一農林學校
添上郡立奈良県添上農學校
奈良県立添上農學校
奈良県立添上農業高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 奈良県の旗 奈良県
学区 奈良県内全域
併合学校 奈良縣添上郡立第二農林學校
理念 伝統と新しい息吹を備えた魅力ある学校、「行きたい 行かせたい」と思う学校[1]
校訓
設立年月日 1906年3月23日 (120年前) (1906-03-23)
創立記念日 5月30日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
スポーツサイエンス科
学科内専門コース 普通科人文探究コース
学期 3学期制
学校コード D129210000021 ウィキデータを編集
高校コード 29109K
所在地 632-0004
奈良県天理市櫟本町1532-2
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示
閉じる

概要

実業学校令施行に伴い、奈良県内では4校目の実業学校として開設された添上郡立農林学校を前身校とする。校地は竜王山前山帯の西側、奈良盆地東縁に広がる複合扇状地の末端に位置し、高瀬川の右岸・北側に位置している。県内の公立高校では3番目に、鉄道駅に近接する校地である。

体育に関する学科としてスポーツサイエンス科が設置されており、奈良県における体育学習およびスポーツ活動の中核となる学校でもある。インターハイ奈良県選手団においては、最大の参加人数を例年輩出している。また、人文探究コースが普通科に設置されており、探究活動を軸に、反転授業により英語力の育成をする特色ある教育課程が設定されている。

2024年(令和6年)度より、陸上競技部、バレーボール部および卓球部が、奈良県教育委員会より、部活動等に力を入れている学校を重点的に支援する「スポーツ・文化活動推進校」の指定を受け、それぞれの部活動に詳しい専門性の高い教員が顧問等として継続的に配置されている[3]

スクール・ミッション

伝統と新しい息吹を備えた魅力ある学校、「行きたい 行かせたい」と思う学校[1]

校訓

校訓は、「」「力」「」である[2]

スクール・ポリシー(教育方針)

グラデュエーション・ポリシー

未来に「夢と志」をもち、その実現に向けて勇気と剛直な精神で挑む、活力と自信に満ちた生徒を育成する[1]

カリキュラム・ポリシー

  • 確かな学力の育成 - 授業の質を高め、生徒一人一人に応じた指導方法や評価方法を導入する。
  • けじめある生活の確立 - 基本的な生活習慣を身に付けさせ、規範意識の向上や遵守する姿勢を醸成する。
  • 進路希望の実現 - 進路補習の充実や効果的な模試の活用により、3年間を見据えたキャリア教育を行い、進路実現を図る。
  • 特色ある学校づくり - 部活動活性化やスポーツを通した地域貢献、ICTの活用による学力伸長などを進める[1]

アドミッション・ポリシー

本校では、入学者選抜を経て、以下のような生徒を受け入れる。 添上高校は、明るい笑い声と元気な挨拶が校舎に響き渡り、活気あふれる学校である。

誠 - 『素直で、真面目な心』、『世のため、他人のために尽くす心』
力 - 『諦めない心』、『道を究めるために、努力を怠らない心』
愛 - 『人を敬う心』、『他人の喜びを、自分の喜びとできる心』

様々な活動を通して、生徒一人一人が自分の夢を見つけ、追いかけ、お互いに夢について語り合い、励まし合って、大きな夢を持ち続け、日々成長することができる学校である。共に成長できる皆さんを待っている[1]

沿革

略歴

1906年明治39年)創立の添上郡農林学校を前身とする。1948年昭和23年)4月の学制改革で新制農業高等学校に転換し、同年9月に普通課程(普通科)が併置され、総合制の高等学校となる。1960年に農業課程が廃止され、農学校の系譜が途絶えた。1970年に現・スポーツサイエンス科の前身である体育科が併置された。2016年平成28年)には創立110周年を迎えた。

年表

添上農林学校・添上農学校

  • 1906年明治39年)3月24日 - 同年文部省告示第62号において、奈良県添上郡東市村[注釈 1]に農業學校規程乙種程度により奈良県添上郡立農林学校を、同郡柳生村[注釈 2]に奈良県添上郡立農林学校分校を設置し、いずれも同年4月より開校の件認可の告示。
  • 1909年4月1日 - 明治42年文部省告示第39号において、同年4月より奈良県添上郡立農林学校を奈良県添上郡立第一農林学校(乙種)と改称し、かつ同校分校を独立となし奈良県添上郡立第二農林学校(乙種)と改称する件認可の告示。
  • 1921年大正10年)
    • 3月19日 - 農業学校規程によリ奈良県添上郡東市村に奈良県添上農学校(甲種)を設置し同年4月より開校の件認可の告示。
    • 3月22日 - 奈良県添上郡立第一農林学校および奈良県添上郡立第二農林学校を同月31日限り廢止の件認可の告示。
    • 7月5日 - 奈良県添上農学校の位置を同郡櫟本町[注釈 3]に変更の件認可の告示。櫟本実業女学校校地へ移転し、同校に一時併設。
  • 1922年7月25日 - 新校舎竣工、移転。
  • 1923年
    • 4月10日 - 大正12年文部省告示第285号において、郡制廃止に伴い、設立者および名称を、奈良県および奈良県立添上農学校に変更の告示。
    • 5月30日 - 第1回創立記念式典を挙行。
  • 1930年昭和5年)7月30日 - 教育ニ関スル勅語渙発40周年記念事業の一環として校訓・校歌を制定。
  • 1932年4月 - 専修科(産業組合科)を設置。
  • 1948年
    • 4月1日 -「奈良県新制高等学校設置要項」(暫定案)に基づき、昭和23年奈良県告示第77号において、新制高等学校奈良県立添上農業高等学校を設置開校の告示。
    • 8月31日 - 奈良県公立新制高校実施要項」に基づき、奈良県立添上農業高等学校を閉校廃止。

奈良県立添上高等学校

  • 9月1日 -「奈良県公立新制高校実施要項」に基づき、奈良県立添上高等学校を設置開校。学区制施行に伴い、添上学区に所属。通常の課程に普通課程および農業課程を併置し、総合制高校となる。男女共学を開始。
  • 12月1日 - 校章を制定。
  • 1949年3月31日 - 奈良県立添上農学校を閉校廃止し、新制高等学校に転換。
  • 1950年
    • 1月31日 - 校歌を制定。
    • 4月 - 通常の課程を「全日制の課程(通常制)」と改称。
  • 1956年4月1日 - 通常制に女子課程を併置。
  • 1957年12月 - 奈良県立郡山農業高等学校開校に伴い、通常制農業課程を1958年度以降募集停止。
  • 1958年1月1日 -「奈良県立高等学校通学区域規制」施行に伴い、北部学区に所属。小学区制廃止。
  • 1960年
    • 2月20日 - 本館竣工。
    • 3月31日 - 通常制農業課程を閉課程廃止し、奈良県立郡山農業高等学校に統合。
  • 1962年
    • 4月1日 - 奈良県教育委員会規則改正により設置課程の名称を改称。全日制の課程(通常制)を「全日制の課程(全日制)」、普通課程を「普通科」、女子課程を「女子科」に改称。
    • 11月30日 - 北館完成し、新校舎落成祝賀式を挙行。
  • 1964年
  • 1967年
    • 4月1日 - 普通科の教育課程を、1967年度入学生より全員B類型(大学へ進学する類型)へ変更。
    • 11月8日 - 創立60周年記念式典を挙行。記念事業として、運動場が拡張整備され北方へ3,300m²拡張。
  • 1969年
  • 1970年
    • 4月1日 - 体育科を新設。
    • 6月29日 - 運動場を拡張。
  • 1972年3月31日 - 女子科を閉科廃止し、奈良県立北和女子高等学校に統合。
  • 1973年2月15日 - トレーニング教室が完成。
  • 1974年1月25日 - 西館が完成。
  • 1977年
    • 8月 - 創立70周年記念記念事業として、同窓会により中庭庭園竣工。
    • 10月30日 - 創立70周年記念式典を挙行。
  • 1978年4月23日 - 同窓会館が完成。
  • 1979年
    • 6月20日 - 玄関前庭園の改造を行い、築山を新設。
    • 12月 - 体育科創設10周年記念式典を挙行。
  • 1981年
  • 1982年3月30日 - 男子体育クラブ部室改築。
  • 1983年3月31日 - 体操練習場竣工。
  • 1984年3月31日 - カウンセラー室完成。
  • 1985年6月6日 - 一部全天候型トラックを持つ四種公認陸上競技場竣工記念式典を挙行。
  • 1986年
    • 4月1日 - 文部省および奈良県教育委員会指定格技指導推進校・奈良県高等学校開放講座実施校に指定される。
    • 11月11日 - 創立80周年を記念して玄関前に校訓碑を設置。
  • 1987年12月15日 - 温水シャワー設備が完成。
  • 1988年3月31日 - ハンドボール場を整備。トレーニング教室にコンビネーションマシンを設置。
  • 1989年(平成元年)3月31日 - 運動場に照明設備を設置。
  • 1991年2月 - 体育科で分割入試制度を導入(体育科定員の50%)。
  • 1993年2月 - 体育科で分割入試制度を導入(体育料定員の100%)。
  • 1998年5月26日 - 複合体育館が完成。
  • 2004年3月 - 本館玄関の扉を自動ドアに改装。
  • 2005年4月1日 - 体育科をスポーツサイエンス科に改編。
  • 2006年10月29日 - 創立100周年記念式典を挙行。校門に記念モニュメントを建立。
  • 2016年2月29日 - 玄関横に校歌碑建立する。
  • 2016年10月26日 - 創立110周年記念式典を挙行。

基礎データ

所在地

奈良県立添上高等学校の位置(奈良県内)
奈良県立添上高等学校

通学区域

  • 奈良県内全域

アクセス

バス

  • 奈良交通 天理都祁線(18・21系統)・天理シャープ線(52・55・65系統)
「国道櫟本」停留所より北西へ約1.4km(徒歩約18分)

鉄道

象徴

校章

同校の前を流れる高瀬川のほとりに咲き乱れていた「かわらなでしこ」の花の中央に「高」の字を配している。

込められた願いは、以下の通りである。

  1. 強くたくましい野性の「大和なでしこ」のように、常に自分の力の限界にむかって挑む努力と勇気。
  2. 凛ととした気品のある清楚な花であるように、流行に押し流されることのない剛直なる精神。
  3. 大和を代表する植物であることから、郷土を愛する心と奉仕の精神。[2]

校歌

作詞は前川佐美雄、作曲は信時潔による。歌詞は2番まであり、両番に校名の「添上高校」が登場する[2]

設置する課程、学科、コースならびに定員

普通科は、1年次に基礎学力の定着・向上を目指し、2年次以降、幅広く学習し様々な進路に対応する文型と、進学に重点を置く文理型のいずれかの類型を選択。2021年に開設された普通科人文探究コースは、動画による学習と授業での探究的な活動により思考力判断力・表現力を身に付け、学外実習で実践的な力を育成。
  • 普通科
    • 人文探究コース - 120名(募集人員40名;一次選抜)
    • (人文探究コース以外)- 480名(募集人員160名;一次選抜)
体育に関する学科
スポーツサイエンス科は、トップアスリート体育指導者の育成をめざし、指定クラブで継続的な活動と水泳・スキー・野外実習で実践力を育成。

部活動

高校関係者と組織

高校関係者組織

  • 奈良県立添上高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
  • 奈良県立添上高等学校PTA - 生徒保護者教員による父母と教師の会(PTA)組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
  • 奈良県高等学校PTA協議会 - 奈良県立教育研究所内に事務局を置くPTA協議会。奈良県立添上高等学校育友会の会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。
  • 奈良県立添上高等学校同窓会 - 卒業生による同窓会組織。事務局を校地内に所在する同窓会館に置く。

高校関係者一覧

著名な出身者

政治(行政)
文芸・芸術
スポーツ

関連項目

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI