妖女ブロンディ

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リリース
録音 プラザ・サウンド (ニューヨーク市)
1976年8月-9月
ジャンル
時間
『妖女ブロンディ』
ブロンディスタジオ・アルバム
リリース
録音 プラザ・サウンド (ニューヨーク市)
1976年8月-9月
ジャンル
時間
レーベル プライベート・ストック英語版
プロデュース
ブロンディ アルバム 年表
妖女ブロンディ
(1976年)
囁きのブロンディ英語版
(1978年)
『妖女ブロンディ』収録のシングル
  1. Xオフェンダー英語版
    リリース: 1976年6月17日
  2. 愛してほしい英語版
    リリース: 1976年10月
  3. 汚れた天使英語版
    リリース: 1977年11月
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妖女ブロンディ』(ようじょブロンディ、原題: Blondie)は、1976年12月にプライベート・ストック・レコード英語版より発売された、アメリカ合衆国のロック・バンドのブロンディのデビュー・スタジオ・アルバムである。

最初のシングル「Xオフェンダー英語版」("X Offender")は、 元々は「Sex Offender」という題であったが、ラジオ局がこのような挑発的な題の曲の放送を見送ったため、ブロンディは変更した。売り上げ不振と宣伝不足に失望したブロンディはプライベート・ストックとの契約を終了し、1977年半ばに新たにクリサリス・レコードと契約した。このアルバムは1977年9月にクリサリスより再販売された。オーストラリアでは14位に達したが[1]、この国では既に「愛してほしい英語版」がトップ3入りを果たしていた。また1979年初頭にはイギリスのチャートで75位まで達した。

1950年代から1960年代にエンジェルスなどのアーティストと働いていたプロデューサーのリチャード・ゴッテラー英語版のプロダクションにより、楽曲の多くには当時のガール・グループ・サウンドが色濃く反映されている。 デボラ・ハリーは1978年のインタビューで、バンドがレトロを意図したつもりはなく、ジャーナリストからそのように評されたときは「かなりの衝撃」であったと語っている[2]。また彼女は音楽をポップと称する試みを拒否し、ブロンディはニュー・ウェイヴ・ミュージックを披露しているのだと主張した[3]

『妖女ブロンディ』は1994年にクリサリス・レコードUKによって初めてデジタルリマスターされた。2001年には再度リマスターされ、この際には新たに5つのボーナス・トラックが追加されて再発売された。5曲のうち、「アウト・イン・ザ・ストリーツ英語版」(シャングリラスのカバー)、「ザ・シン・ライン」、「プラチナム・ブロンド」の3曲はアラン・ベットロック 英語版が1975年に録音したデモ5曲のうちの3曲であり、その5曲すべてが1994年のコンピレーション『プラチナ・コレクション英語版』で初めて公開された。また、「プラチナム・ブロンド」はハリーが初めて書いた曲でもある[4]。「Xオフェンダー」と「イン・ザ・サン」のオリジナル・シングル・バージョンは、プライベート・ストックで発表されたブロンディの初シングルの両面であり、アルバム・バージョンとはミックスが異なっている。2曲共にアナログレコードからリマスターされている。

批評家の反応

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
オールミュージック4.5/5stars[5]
エンサイクロペディア・オブ・ポピュラー・ミュージック英語版3/5stars[6]
エンターテインメント・ウィークリーB+[7]
Q4/5stars[8]
ローリング・ストーン4/5stars[9]
ローリング・ストーン・アルバム・ガイド英語版4/5stars[10]
サウンズ英語版2/5stars[11]
スピン・オルタナティブ・レコード・ガイド英語版7/10[12]
ヴィレッジ・ヴォイスB+[13]

1977年の『ローリング・ストーン』誌上にて、ケン・タッカー英語版はこのアルバムを「60年代ポップスの遊び心のある探究と流行のニヒリズムを織り交ぜたもの」と評し、すべての曲が「少なくとも2つのレベルで機能している。元気一杯だが荒々しいポップスとしてと、どこか遠く離れた、芸術性のないアヴァン・ロックとしてだ」と論じた。タッカーはまた、ハリーのパフォーマンスが「終始、完全な自信と没入感に満ちていた。彼女が極めて嫌悪感を抱かせ、ぼんやりとしたキャラクターを演じているときでさえ、心地よく、面白く、それでいて決して見下した態度を取らない、自覚の鱗片が感じられる」と評した。彼はさらに、ハリーを「同じ曲の中で、夢見るように魅力的でありながら、木偶人形のようにマンソン的な響きを放つ爆弾級のゾンビの声を持つ者」と評した[14][15]

サウンズ英語版』誌のジョヴァンニ・ダドモはこのアルバムに2ツ星評価を下し、「かなりつまらない作品」であり、「誰も真剣に取り組んでいるようには思えない」と評した[11]。ダドモはさらに、プロダクションには「深みと色彩がほとんどなく、味気ない」と評し、最大の見所は「ファルフィサ英語版の音が豊富に使われており、時折、ブロンディがジム・モリソンのように聞える瞬間がある」ことであると指摘した[11]

2020年、『ローリング・ストーン』誌は『妖女ブロンディ』をオールタイム・ベストアルバム500で401位に選出した[16]

トラックリスト

Side one
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.Xオフェンダー英語版
2.「リトル・ガール・ライズ」ハリーハリー
3.愛してほしい英語版
4.「ブルーな気持ちで」ジミー・デストリ英語版ジミー・デストリ英語版
5.「イン・ザ・サン」シュタインシュタイン
6.「暗闇のスリル」デストリデストリ
Side two
#タイトル作詞作曲・編曲時間
7.「マン・オーバーボード」ハリーハリー
8.汚れた天使英語版
  • ハリー
  • シュタイン
  • ハリー
  • シュタイン
9.「射撃場の出来事」
  • シュタイン
  • ロニー・トースト
  • シュタイン
  • ロニー・トースト
10.「戦え、カン・フー・ガールズ」
  • ハリー
  • バレンタイン
  • デストリ
  • ハリー
  • バレンタイン
  • デストリ
11.「恐怖のアリ軍団」シュタインシュタイン
2001年の再販CDのボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
12.アウト・イン・ザ・ストリーツ英語版(オリジナル・デモ)
13.「ザ・シン・ライン」(オリジナル・デモ)
  • ハリー
  • シュタイン
  • ハリー
  • シュタイン
14.「プラチナム・ブロンド」(オリジナル・デモ)ハリーハリー
15.「Xオフェンダー」(オリジナル・シングル・ヴァージョン)
  • ハリー
  • バレンタイン
  • ハリー
  • バレンタイン
16.「イン・ザ・サン」(オリジナル・シングル・ヴァージョン)シュタインシュタイン

パーソネル

クレジットは『妖女ブロンディ』のライナーノートより[17][18]

ブロンディ

その他

チャート

認定

参考文献

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