熱(陽)とは、生命反応が比較的亢進した状態[1]で、体内の陽気の偏盛、陰気の偏衰によって起こる。熱邪を感受したり、陽盛、陰虚のために身体の機能活動が亢進して現れる。温熱の邪を感受するか、あるいは臓腑の陽気亢盛によって、生じる人体の機能亢進を現す証候。自覚的に熱感があるもの、他覚的に熱い感じのもの。主な症状として顔が赤くほてる、冷やすものを好む、発熱、煩燥、口渇、冷たい飲み物を好む、小便は赤濁し透明で量が少ない、肌・目が赤い、大便秘結、舌質が紅、舌苔が黄、脈は数がある。
温めると症状が増悪し、冷やすと症状が緩解する。治療的には「冷やす」薬を使用する(黄連・柴胡・麻黄など)[1]。