山中湖情報創造館

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専門分野 総合
事業主体 山中湖村
管理運営 指定管理者シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社
建物設計 大宇根建築設計事務所[1]
山中湖情報創造館
YAMANAKAKO Public Library for The People's Creativity.
2015年4月25日撮影。
施設情報
専門分野 総合
事業主体 山中湖村
管理運営 指定管理者シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社
建物設計 大宇根建築設計事務所[1]
延床面積 498.99[2] m2
開館 2004年(平成16年)4月25日
所在地 401-0502
山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
位置 北緯35度24分26秒 東経138度52分8秒 / 北緯35.40722度 東経138.86889度 / 35.40722; 138.86889座標: 北緯35度24分26秒 東経138度52分8秒 / 北緯35.40722度 東経138.86889度 / 35.40722; 138.86889
ISIL JP-1001632
統計情報
貸出数 56,278冊(2015年度[3]
条例 山中湖情報創造館の設置及び管理条例(平成16年3月1日山中湖村条例第1号)
公式サイト https://lib-yamanakako.com/
地図
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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山中湖情報創造館の位置(山梨県内)
山中湖情報創造館
山中湖情報創造館
山中湖情報創造館の位置

山中湖情報創造館(やまなかこじょうほうそうぞうかん)は、山梨県南都留郡山中湖村にある公共図書館山中湖文学の森公園の中にある[4]。管理運営はシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が行っている[5]。「ここへ来れば村のことがすべて分かる施設」を目標とし[5]図書館機能を含めた地域の情報拠点施設・情報活動支援施設とするために「情報創造館」と命名された[2]。「富士の麓の知の書斎」を標榜する[6]

図書館「情報創造館」

建物は大宇根建築設計事務所の設計で、木造平屋建て[7]、敷地面積は98,047.1 m2、建築面積は1,647.3 m2、延床面積は1,569.8 m2である[1]。地元産の木材を多用し、暖かみのある建築物である[2]

観光地である山中湖に立地することから、村民だけでなく観光客や別荘の住人の利用も多い[8]。村の人口が約6,000人と少ないため、図書館側も観光客・別荘の住人を利用者として意識しており、更に周辺市町村の住民や広報活動を通して集まる遠方からの参加者なども利用者と想定して行事等を開催している[9]

床面積は498m2[7]。山中湖尋常高等小学校と渡り廊下で結ばれている[7]

事前に申し込めば、専用ロッカーを介して24時間いつでも図書を借りることができるサービスを行っている[5][8]

貸出料
無料
利用時間
午前9時30分 - 午後7時00分[5]
休館日[5]
毎月月末の平日[5]
毎週水曜日(7月~9月を除く)[5]
12月29日~1月3日[5]
2月の蔵書点検期間中[5]
貸出制限
居住地の制限はなく、本人確認書類を提示すれば誰でも利用者カードを作成できる[11]
貸出可能点数
図書:制限なし
雑誌:3冊
CDDVD:3点
貸出可能期間
図書・雑誌:3週間
CD・DVD:1週間
その他サービス
予約
リクエスト
公衆無線LAN
充電
磁気タグを利用した自動貸出・返却システム[5][8]

研修室「山中湖尋常高等小学校」

研修室『山中湖尋常高等小学校』

情報創造館の付属施設で、山中湖尋常高等小学校を移築したものである[7]。延床面積は273 m2[7]

  • 研修室1・2
  • 有料で予約・利用ができる。
  • 1教室1時間 1,650円(村民利用 1,100円)
  • AV機器 3,300円/回(研修室1、あるいは研修室1+2での使用)
  • 特定の宗教活動、特定の政治活動および公序良俗に反する使用はできない。

歴史

開館準備期(2002-2004)

山中湖情報創造館の開館前は、公民館図書室が毎週水曜日の午後だけ図書館としての役割を果たしていた[5]。当時の山中湖村では「この村に図書館利用者などいないだろう」という考えがあり、1998年(平成10年)頃まで図書館を設立しようという機運すらなかった[12]

2002年(平成14年)になり特定防衛施設周辺整備調整交付金を利用して図書館建設が検討されると、2003年(平成15年)2月に山中湖村のボランティア団体「図書館を育てる会」がアドバイザーとして小林是綱を招き、勉強会を開催した[13]。この勉強会に教育委員会の社会教育主任がおり、小林の発言を聞いて図書館準備室のメンバーに招聘(しょうへい)、2003年(平成15年)4月1日に初代館長として小林に辞令を発した[14]。時を同じくして地方自治法の改正により指定管理者制度が導入され、山中湖村では開館と同時に笛吹市に拠点を置くNPO法人地域資料デジタル化研究会[注 1]に運営を委託することを決定した[5]。小林はNPO法人の理事長を務めるとともに、山梨県立図書館職員や石和町立図書館(現・笛吹市石和図書館)館長の経験を持つ人物であった[5]。2002年(平成14年)9月に着工した[4]

民間人」として館長に就任した小林は、公務員でないことを最大限に生かした図書館運営を行うため、休館日を最小限に抑え、開館時間を長くし、24時間貸出可能なシステムを作ることにした[15]。この方針は2003年(平成15年)4月中に固められた[4]。一方で図書館職員には公務員以上に厳しい守秘義務を課すことを村長に宣誓した[16]。開館前の2004年(平成16年)3月4日には『未来をつくる地域図書館』と題して菅谷明子の講演会を開催、菅谷が紹介したニューヨーク公共図書館や菅谷からの助言・提案を図書館運営の目標に据えた[6]

開館後(2004-)

2004年(平成16年)4月21日に完成式を挙行し[7]、同年4月25日午前9時30分に[7] 日本初の指定管理者制度導入図書館として開館した[5]。建設費は331,019,976円であった[2]。開館当時の職員は館長を含めて8人で、うち司書資格保持者が5人、デジタルライブラリアン資格保持者1人であった[17][18]指定管理期間が3年であったため、職員は全員契約職員で、1 - 3年の契約であった[19]

開館1年目の実績は、開館日数347日、蔵書数29,161冊、貸出冊数42,373冊で村民1人当たり7.2冊借りている計算になった[20]2005年(平成17年)8月5日には指定管理者制度を考えるフォーラムを地域資料デジタル化研究会と山梨学院大学生涯学習センターの共同で開催した[21]。不明本は6冊であったが、指定管理者が弁償したため不明率は0%だった[20]。2007年(平成19年)度には開館日数348日、蔵書数42,310冊、貸出冊数58,389冊で村民1人当たり9.85冊借りている計算になった[20]

2014年(平成26年)10月からは日本電子図書館サービスによる実証実験として電子図書館サービスの提供を開始した[22]2015年(平成27年)6月からガイスターカルカソンヌなどボードゲームの貸し出しを開始し、月に1度の「ボードゲームの日」も始めた[23]。同年8月14日には日本国内の公共図書館で2番目に3Dプリンターを導入[24]8月22日にはロボットPepperが「職員」になった[25]。来館者の対応や図書館でのイベントへの参加を行った[25]

指定管理者交代(2024.04〜)

指定管理者による運営

情報創造館は指定管理者としてシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が運営している。

交通

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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