山口牧生
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1927年福岡県戸畑市生まれ。13歳の頃に兵庫県西宮市に移りその後終戦をむかえる。
大学卒業後は大阪市立美術研究所に入所、美術の道に進む。
団体展への出品や画廊での個展を経て、野外彫刻(公共彫刻)に可能性を見出し、1968年に小林陸一郎、増田正和らと「環境造形Q」を結成[1]。その時に石という素材に出会い、その後は石彫作品を主に制作。
大阪府能勢町に産する能勢黒(のせぐろ)と呼ばれる良質な御影石に惚れ込み、娘の山口さとことともに採掘所の一角や亀岡市西別院町に設けたアトリエで能勢黒を素材に作品制作に励んだ。
制作した石彫作品は京都国立近代美術館や兵庫県立美術館など多くの施設でパブリックコレクションとして収蔵され、現在も日本各地で見ることができる。
西別院町のアトリエの隣りには「ミチ・ガーデン」という野外彫刻の庭があり、多くの作品を見ることが出来る。
令和3年度にかめおか霧の芸術祭で山口牧生を取り上げたことを機に、作品の一部は山口さとこから亀岡市に寄贈され、亀岡市役所内(ロータリー北側、開かれたアトリエ前)や亀岡駅北側のかめきたリバーサイドパークに移設して展示されている[2]。

主な受賞歴
- 1974年 - 第4回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で京都国立近代美術館賞(『股間の鳥』)[3]
- 1975年 - 第6回現代日本彫刻展で兵庫県立近代美術館賞(『日の鞍』)[4]
- 1976年 - 第5回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で神奈川県立近代美術館賞(『棒状の石あるいはCosmic Nucleus』)[5]
- 1979年 - 第8回現代日本彫刻展で北九州市立美術館賞(『四角い石』)[6]
- 1980年 - 第7回須磨離宮公園現代彫刻展で神戸市教育委員会賞
- 1982年 - 第8回須磨離宮公園現代彫刻展で国立国際美術館賞(『15°』)
- 1983年 - 第14回中原悌二郎賞(『15°』[注釈 1])[7]
- 1984年 - 名古屋市都市景観大賞(環境造形Q『水の城』)
- 1985年 - 第2回本郷新賞(環境造形Q『水の城』)
- 1987年 - 第12回現代日本彫刻展で大賞(『SUN SADDLE ‘87』)[8]