山田辰雄 (政治学者)
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中華民国政治史研究[2]、日中関係史研究の第一人者として知られる[3]。石川忠雄の門下生で、学部2年時に法律学科から政治学科に転科、3年時に石川ゼミに入った[4]。石川門下の大半が中国共産党を研究する中、孫文や中国国民党に興味を持ち、国民党史の研究を始めた[5]。中国共産党を中心とした中国現代史観に異論を唱え、政治勢力の相互関係を見ていく、それぞれの政策や路線を相対化して見ていくとする「中華民国史観」(民国史観)を提起した[2][5]。この観点から国民党左派を研究し、『中国国民党左派の研究』(慶應通信、1980年)を刊行した。改革開放後は中華民国と中華人民共和国の「歴史的連続性」の問題を提起した[2][5]。
門下生に国分良成(慶應義塾大学名誉教授、元防衛大学校校長)などがいる[2]。「新しい日中関係を考える研究者の会」呼びかけ人、幹事(2013年9月〜2015年3月)[6]。
経歴
- 1938年1月7日、東京都生まれ。
- 1963年8月、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
- 1965年3月、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。
- 1965年4月、慶應義塾大学法学部助手。
- 1969年3月、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。
- 1969年4月、慶應義塾大学法学部専任講師。
- 1972年4月、慶應義塾大学法学部助教授。
- 1977年4月、慶應義塾大学法学部教授[7]。
- 1979年9月、「中国国民党左派の研究」で法学博士(慶應義塾大学)[8]。
- 2002年3月、慶應義塾大学を選択定年により退職[9]。
- 2002年4月、慶應義塾大学名誉教授[10]。放送大学教授[2]。
- 2008年3月、放送大学を退職[10]。