崇高
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スイス・アルプスの巨大な山塊。17世紀・18世紀には多くのイギリス人がグランド・ツアーでアルプスを越え、荒々しい風景を目の当たりにした。山塊は、当時の自然の美の観念からはかけ離れた存在であり、むしろ恐ろしいものであった。しかし安全な場所から見ている限り、巨大な山や雲から感じる恐怖は、むしろそれに対する抵抗心を起こしたり精神を高揚させたりするものだった。これにより感じる「崇高」は、当初は「美」とは異なる観念だった
崇高(すうこう)とは美的範疇であり、巨大なもの、勇壮なものに対したとき対象に対して抱く感情また心的イメージをいう美学上の概念である。計算、測定、模倣の不可能な、何にも比較できない偉大さを指し、自然やその広大さについていわれることが多い。