広島県立広島叡智学園中学校・高等学校
広島県豊田郡大崎上島町にある県立中学校・高等学校
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概要
広島県立の全寮制中高一貫校として2019年に開校した。1学年40人(授業は1クラス20人程度)の少人数教育を実施し、2019年に第1期生として男女各20人が入学した。2024年4月現在、全校が6学年となり、生徒数は200人を突破した。レポートの提出やプレゼンの評価制を多く取り入れている。中学入試の倍率は毎年5倍を超え、高い人気を誇る。また、2025年に初めて1期生の大学合格実績が発表され、世界ランク9位のUniversity College London(イギリス), 11位のUniversity of Pennsylvania(アメリカ)、13位のUniversity of Melbourne(オーストラリア)、25位のUniversity of Tronto(カナダ)などへの複数合格や奨学金付き合格などが反響を呼ぶ。国内大学では、京都大学(世界ランク61位)、北海道大学、九州大学、筑波大学、広島大学、岡山大学、東京外国語大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などの合格実績がある。
理念
- Mission
- 学びを通じて平和な社会づくりを実現し続ける存在となることを目指す
- Vision
- 社会の持続的な平和と発展に向け世界中のどこにおいても地域や世界の「より良い未来」を創造できるリーダーを育成する
- 「学びの変革」の目指すべきモデルとなる
- Values
- 「グローバルな視野」と、「地域に根差した心」の双方を大切にし、主体的に学び続ける「ラーニングコミュニティ」を形成する
重点的に育成する力
人数
1学年40人の少人数教育を導入している。高等学校段階からは留学生を約20名迎え入れ1学年60人でのIBの教育に取り組む。
英語教育
未来創造科
変動性,不確実性の高い時代,どのようにすれば豊かに生きていくことができるのか。未来創造科では,「Well-being(幸せ)」「Environment(環境)」「Peace(平和)」というテーマについて,仲間,家族,地域や専門家の方々と対話を重ね,プロジェクトの社会実装を目指す。
また,「Self Discovery Project」では,自分自身のドキュメンタリー映像を撮影する活動を通して,「自分とは何か。」「今の時代をどのように生きていくのか。」という正解の無い問いを探究する。
ICTを用いた教育
生徒は入学する際に、個人のMacBook AirもしくはMacBook Proを持参し、学校が基本設定を行なって学習用端末として利用する。この時、学校側がフィルタリングをかけるため、基本的に学校が設定しているICTガイドラインに反する使い方ができないようになっている。生徒は主にMicrosoft Office365のWordやExcel、PowerPointなどを使いながらレポートなどの成果物を製作し、教師からの連絡、生徒同士での学級的連絡をTeamsを使って管理している。前述の成果物はManageBac(IB校に向けた課題管理アプリ)に提出をすることが多い。
施設
寮生活
Unitと呼ばれるシェアハウスで中学校1〜3年と高等学校1〜3年がそれぞれ縦割りで共同生活を送っている。1つのUnitで約10人が生活する。部屋は個室、半個室、2人部屋があり半個室はドアで部屋を仕切ることができる。男子寮ではアルファベットで、女子寮では数字で、Unitがナンバリングされ、Unit AとUnit 1など対になるUnitはペアUnitと呼ばれる。また、半年に一度Unit替えが行われ、共同生活をするメンバー、生活するUnitなどがシャッフルされる。Unitのメンバーは各学年3~4人で学年が片寄ることがないようになっている。現在、男子寮、女子寮それぞれ15のUnitが寮の敷地内に建てられおり、中学生は男子がUnitA~G(Fは保健室Unit)、女子がUnit1~7(6は保健室Unit)に住んでいる。
洗濯などは、ランドリーと呼ばれる場所に洗濯機と乾燥機が設置されており、それらを使うことができる。男子寮、女子寮にそれぞれ1つずつある。またランドリーは大浴場、シャワールームの入り口にもなっている。入浴時間は夜の19:00〜21:30で中学生は男女3つのユニットが19:00~19:30、残りの3つのユニットが21:00~21:30に入浴し、その他の時間は高校生が入浴をする。
寮全体の入り口である寮管理棟は寮の管理を主な仕事としている。ハウスマスター、ハウスサポーターと呼ばれる寮スタッフ、日直及び宿直の学校教師が交代で寮管理棟に勤務する。入って左側に男子寮入口、右側に女子寮入口がある。寮管理棟にはICカードリーダーがあり、生徒が持っているICカードをこれに読み取らせることで、生徒の在寮確認を行えるようになっている。帰省届け、外出届け、帰寮届け、荷物受け取り届け、物品貸し出し届け、談話室利用届けなど、様々な届けも寮管理棟に出すことができる。
沿革
- 2016年 - 基本構想発表
- 2018年 - 初代校長に林史氏が就任
- 2019年4月 - 開校式、第1回中学校入学式[2]
- 2020年4月 - 第2代校長に福嶋一彦氏が就任
- 2020年9月 - 広島叡智学園独自の教科である「未来創造科」のwell-beingの学習で慶應義塾大学の前野隆司氏が来校[3]
- 2020年10月 - IB・MYP認定
- 2021年2月 - 校章・校歌制定
- 2021年5月 - IB・DP認定
- 2022年3月 - 第1回中学校卒業式
- 2022年4月 - 第1回高等学校入学式、第4回中学校入学式
- 2022年9月 - ハワイ州訪問団としてイゲ州知事(当時の州知事)が湯崎県知事と共に来校[4]
- 2022年11月 - 広島県交響楽団が来校[5]
- 2023年2月 - FLL全国大会に出場[6]
- 2023年3月 - 科学の甲子園全国大会に出場[7]
- 2023年4月 - 広島のG7サミットに合わせて平和記念公園でAIとともにビル・ウィザーズの「Lean on Me」を撮影する[8]
- 2023年7月 - 韓国訪問団として林始興[9](イム・シフン[10])氏(駐広島大韓民国総領事)が来校[11]
- 2023年9月 - A4Lc器楽アンサンブルが第13回"Steller Jam"国際ジャズフェスティバルに参加[12]
- 2023年11月 - 南迫勝彦教諭が南極観測隊に同行する[13]
- 2024年1月 - 南極の南迫勝彦教諭が昭和基地からオンライン授業を行う[14]
- 2024年11月 - 陸上部が中国中学校駅伝競走大会に出場
- 2024年11月 - 本校初となるfinal examを実施
